ノルウェイの森

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評判

ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,951件 1,161〜1,180 59/98ページ
No.791
(5pt)

凄くよかった

普段はまんがばかり読んで居ます。 まんがの中の恋物語が日常的なモノだと感じ取って居ました。今回映画化され注目を集めた事もあって興味本位で買いました。レビューでは途中で止めた、等の酷評もありますが、私は逆に上巻の途中から一気に吸い込まれる様に読んで気が付いたら読み終わって居ました。生(性)と死を取り上げた純愛物語。 酷評された方は何が厭だったのか? 精神的病いや性的描写が理解出来なかったのでしょうか。 私自身、鬱病で通院してます。なので読んで違和感はありませんでした。 セックスだって世界中の誰にも当て嵌まる行為です。この作品にはその描写が美しく表現されていて厭味が無くて本当に純粋な作品だと感じました。 何度も読み返したい。映画は未だ観ていません。 いつか映画の方も観て、原作との違いを確かめてみたいです。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.790
(4pt)

映画を見終わった後に、ビートルズのCD (ラバーソウル)を買いました。

60年代の恋愛小説です。映画を見ました。良い映画でした。映画を見終わった後に、ビートルズのCD (ラバーソウル)を買いました。村上春樹は、なぜ、この歌を小説のタイトルにしたのだろう?この小説で何を伝えたかったのだろう?愛に哀しみはつきものだろうか?恋愛するのは人間だけだろうか?いろいろと考えたくなる小説でした。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.789
(5pt)

好き

映画化されるということで読んでみました。私は好きです。人間の冷たい心と温かい心が丁寧に丁寧に描かれていると思いました。特に印象に残っているのは、直子の姉が自殺したことに対して父親が言った「家系なのかな」という言葉。冷たすぎて泣けました。私にとっては、「心」に何が必要なのかを考えさせてくれる本でした。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.788
(4pt)

映画を見終わった後に、ビートルズのCD (ラバーソウル)を買いました。

60年代の恋愛小説です。映画を見ました。良い映画でした。映画を見終わった後に、ビートルズのCD (ラバーソウル)を買いました。村上春樹は、なぜ、この歌を小説のタイトルにしたのだろう?この小説で何を伝えたかったのだろう?愛に哀しみはつきものだろうか?恋愛するのは人間だけだろうか?いろいろと考えたくなる小説でした。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.787
(5pt)

好き

映画化されるということで読んでみました。私は好きです。人間の冷たい心と温かい心が丁寧に丁寧に描かれていると思いました。特に印象に残っているのは、直子の姉が自殺したことに対して父親が言った「家系なのかな」という言葉。冷たすぎて泣けました。私にとっては、「心」に何が必要なのかを考えさせてくれる本でした。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.786
(4pt)

映画を見終わった後に、ビートルズのCD (ラバーソウル)を買いました。

60年代の恋愛小説です。映画を見ました。良い映画でした。映画を見終わった後に、ビートルズのCD (ラバーソウル)を買いました。村上春樹は、なぜ、この歌を小説のタイトルにしたのだろう?この小説で何を伝えたかったのだろう?愛に哀しみはつきものだろうか?恋愛するのは人間だけだろうか?いろいろと考えたくなる小説でした。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.785
(5pt)

好き

映画化されるということで読んでみました。私は好きです。人間の冷たい心と温かい心が丁寧に丁寧に描かれていると思いました。特に印象に残っているのは、直子の姉が自殺したことに対して父親が言った「家系なのかな」という言葉。冷たすぎて泣けました。私にとっては、「心」に何が必要なのかを考えさせてくれる本でした。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.784
(4pt)

私見

この人はある意味、「本能的」な作家ではないかと私は思う。理屈は語るけれど、どうも頭で理屈を考えながら文章を書いている感じではない。自分がどうしてこんな文章を書いたかわからない、というような不思議な体験はよくあるが、村上小説にはそういう矛盾のようなものがところどころに感じられる。なんだかよくわからないけれど、理屈では触れられるはずのない「何か」に間違えて触れてしまうような感じである。だから、そこに形のあるもの(はっきりとした「言葉」とか、自分の理解の範疇におさまりきるスケールのもの)を見出そうとする読み手には、「何も見つからなくて腹が立つ」というような反応をひき起こすのではないかと思う。よい小説というのは、読み手ひとりひとりに対して違う「効果」を及ぼすものだと私は思う。それは言うなれば、読み手自身の人間的な「深さ」や「世界観」の反映である。(小説が一方的に「深さ」や「世界観」を提供してくれると考える人は、おそらくテレビの観すぎだと思う。)そしておそらく、日本人にしか響かない「日本文学」と、いろんな国の人々に(なぜか)響いているという「村上文学」との違いも、そこにあるのではないかと私は思っている。日本人にしか響かない、ということは、日本人には理解できて他の国の人には理解できない「スケール」に収まっているということだと思う。思考の「枠組み」そのものが、知らず知らずのうちにローカルなカラーに染まっているのだ。それとは逆に、いろんな国の人々に「響く」ということは、そこに我々が普段それと気づかずに採用している「日本人的枠組み」を超えた何かを表現できているということに(理論上)なる。世界には「自分の知らない何か」があるかもしれないと思える人にしか、そういうものを感じとることはできない。(それはたとえば、他人にものを教わることができるかどうか、というようなことと重なる部分が多い。)「自分がいま理解しているもの」が「世界のすべて」だと思っている読み手に見えるのは、ただの空虚な言葉の羅列と、自分自身の世界観の貧困さだけである。というわけで、私はここにあるレビューを見て、村上文学がどうやら「本物」ではないかなという印象を持ちました(笑)
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.783
(4pt)

私見

この人はある意味、「本能的」な作家ではないかと私は思う。理屈は語るけれど、どうも頭で理屈を考えながら文章を書いている感じではない。自分がどうしてこんな文章を書いたかわからない、というような不思議な体験はよくあるが、村上小説にはそういう矛盾のようなものがところどころに感じられる。なんだかよくわからないけれど、理屈では触れられるはずのない「何か」に間違えて触れてしまうような感じである。だから、そこに形のあるもの(はっきりとした「言葉」とか、自分の理解の範疇におさまりきるスケールのもの)を見出そうとする読み手には、「何も見つからなくて腹が立つ」というような反応をひき起こすのではないかと思う。よい小説というのは、読み手ひとりひとりに対して違う「効果」を及ぼすものだと私は思う。それは言うなれば、読み手自身の人間的な「深さ」や「世界観」の反映である。(小説が一方的に「深さ」や「世界観」を提供してくれると考える人は、おそらくテレビの観すぎだと思う。)そしておそらく、日本人にしか響かない「日本文学」と、いろんな国の人々に(なぜか)響いているという「村上文学」との違いも、そこにあるのではないかと私は思っている。日本人にしか響かない、ということは、日本人には理解できて他の国の人には理解できない「スケール」に収まっているということだと思う。思考の「枠組み」そのものが、知らず知らずのうちにローカルなカラーに染まっているのだ。それとは逆に、いろんな国の人々に「響く」ということは、そこに我々が普段それと気づかずに採用している「日本人的枠組み」を超えた何かを表現できているということに(理論上)なる。世界には「自分の知らない何か」があるかもしれないと思える人にしか、そういうものを感じとることはできない。(それはたとえば、他人にものを教わることができるかどうか、というようなことと重なる部分が多い。)「自分がいま理解しているもの」が「世界のすべて」だと思っている読み手に見えるのは、ただの空虚な言葉の羅列と、自分自身の世界観の貧困さだけである。というわけで、私はここにあるレビューを見て、村上文学がどうやら「本物」ではないかなという印象を持ちました(笑)
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.782
(4pt)

私見

この人はある意味、「本能的」な作家ではないかと私は思う。理屈は語るけれど、どうも頭で理屈を考えながら文章を書いている感じではない。自分がどうしてこんな文章を書いたかわからない、というような不思議な体験はよくあるが、村上小説にはそういう矛盾のようなものがところどころに感じられる。なんだかよくわからないけれど、理屈では触れられるはずのない「何か」に間違えて触れてしまうような感じである。だから、そこに形のあるもの(はっきりとした「言葉」とか、自分の理解の範疇におさまりきるスケールのもの)を見出そうとする読み手には、「何も見つからなくて腹が立つ」というような反応をひき起こすのではないかと思う。よい小説というのは、読み手ひとりひとりに対して違う「効果」を及ぼすものだと私は思う。それは言うなれば、読み手自身の人間的な「深さ」や「世界観」の反映である。(小説が一方的に「深さ」や「世界観」を提供してくれると考える人は、おそらくテレビの観すぎだと思う。)そしておそらく、日本人にしか響かない「日本文学」と、いろんな国の人々に(なぜか)響いているという「村上文学」との違いも、そこにあるのではないかと私は思っている。日本人にしか響かない、ということは、日本人には理解できて他の国の人には理解できない「スケール」に収まっているということだと思う。思考の「枠組み」そのものが、知らず知らずのうちにローカルなカラーに染まっているのだ。それとは逆に、いろんな国の人々に「響く」ということは、そこに我々が普段それと気づかずに採用している「日本人的枠組み」を超えた何かを表現できているということに(理論上)なる。世界には「自分の知らない何か」があるかもしれないと思える人にしか、そういうものを感じとることはできない。(それはたとえば、他人にものを教わることができるかどうか、というようなことと重なる部分が多い。)「自分がいま理解しているもの」が「世界のすべて」だと思っている読み手に見えるのは、ただの空虚な言葉の羅列と、自分自身の世界観の貧困さだけである。というわけで、私はここにあるレビューを見て、村上文学がどうやら「本物」ではないかなという印象を持ちました(笑)
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.781
(1pt)

何処が良いのかわからない

私は日頃かなりの本を読むのですが、ノルウェイの森を読み始めてから上巻の中間辺りでやめてしまいました。高校生の時、国語便覧を参考に読書しまくっていたのですが、この本だけは読破するまで読みたいとは思えなかった。がっかりしました。ストーリーも、人物も私にとって何の魅力もなかったので、BOOK・OFFに売ってしまった。今後、読み直してみたいとは思わなさそう。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.780
(1pt)

何処が良いのかわからない

私は日頃かなりの本を読むのですが、ノルウェイの森を読み始めてから上巻の中間辺りでやめてしまいました。高校生の時、国語便覧を参考に読書しまくっていたのですが、この本だけは読破するまで読みたいとは思えなかった。がっかりしました。ストーリーも、人物も私にとって何の魅力もなかったので、BOOK・OFFに売ってしまった。今後、読み直してみたいとは思わなさそう。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.779
(1pt)

何処が良いのかわからない

私は日頃かなりの本を読むのですが、ノルウェイの森を読み始めてから上巻の中間辺りでやめてしまいました。高校生の時、国語便覧を参考に読書しまくっていたのですが、この本だけは読破するまで読みたいとは思えなかった。がっかりしました。ストーリーも、人物も私にとって何の魅力もなかったので、BOOK・OFFに売ってしまった。今後、読み直してみたいとは思わなさそう。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.778
(1pt)

純文学という名のカモフラージュをした性描写の多い恋愛ライトノベル

上下読みました。何も心に残らない。色々な女性キャラクターとの性描写が豊富なので、男性には青春時代のファンタジーが小説になったようで、楽しめるのかも知れません。私には、登場人物達の浅く見える思考や言動の多くが不可解、時に不快でさえありました。文章は綺麗ですが、それは宝石のカタログの文章みたいなのもので、本質とは全然関係ないけど、読んでいて何となくおしゃれな気分に酔わせてくれるもの、ぐらいの表面的なものしか感じる事ができませんでした。文章として優れた技巧やテクニックや暗喩は理解できますが、ただそれは表面上のもので、そこに本質的な深いメッセージや意味や哲学を感じ取ることができませんでした。主人公の思考があまりにも曖昧で、他人はこんなに曖昧な思考で日常生活を送っているのかと、その点で唯一発見がありました。あまり深い造詣のある本を読んだ事がない人々、もしくは人生で本当の苦悩を経験したことない人々(特に若年層)が、おしゃれな純文学を読んでる自分に酔い知れたい時にはぴったりの小説なんだろう、という印象を受けてしまいました。曖昧模糊とした主人公の一人称形式や、自殺といった要素が純文学の要素なのでしょう。また、性描写やおしゃれな文章も、読者を楽しませる要素でしょう。でも、深さや、哲学や、とにかく心に響くものが何もなかった。思考欠如の曖昧さが文学なのだろうか、という疑問さえ浮かんだ。たぶん、作者と私の感性に接点が一切ないので、共感できる要素を発見できず、とても退屈で浅い小説にしか思えませんでした。男性にとって都合の良い、「純文学という名のカモフラージュをした性描写の多い恋愛ライトノベルって感じです。ファンの人、すいません。大学時代に、当時好きだった男性がこの本を好きだと言っていたので、読んでみました。読んで良かったです。その男性とは感性が合わないことが良くわかったので、それ以来、その男性への興味が薄れました。誰かに「この本の良さを理解できない君は、この文学の深さや哲学、繊細さを持ち合わせていないのだ」と言われれば、喜んで「はい、そういう感性は持ち合わせておりません」と答えたい。そういう感性を持ちたいとも、思えないのです。映画化で再評価されているので、「この本がつまらなかった私の感性は腐っているのだろうか」と疑問に思いアマゾンのレビューを見ました。賛否両論で、私同様につまらないとおっしゃってる方も多く、正直安心しました。アマゾンさん、沢山のレビューを読めるシステムを作ってくれてありがとうございます!話がそれますが、映画「アルマゲドン」もしかり。この映画に感動したという人は、私の中では、思考欠如か、よほど映画を見ていない人、薄っぺらい感動に酔う単純な人、という判断をしてしまいます。それと同じように、この「ノルウェイの森」に感動した人は、私の中では「いい人だろうけど、薄っぺらい感動に流されたり、人の意見に流されたり、物事に対して深い洞察を持たない人」と思わざるを得ない。申し訳ないけど。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.777
(1pt)

純文学という名のカモフラージュをした性描写の多い恋愛ライトノベル

上下読みました。何も心に残らない。色々な女性キャラクターとの性描写が豊富なので、男性には青春時代のファンタジーが小説になったようで、楽しめるのかも知れません。私には、登場人物達の浅く見える思考や言動の多くが不可解、時に不快でさえありました。文章は綺麗ですが、それは宝石のカタログの文章みたいなのもので、本質とは全然関係ないけど、読んでいて何となくおしゃれな気分に酔わせてくれるもの、ぐらいの表面的なものしか感じる事ができませんでした。文章として優れた技巧やテクニックや暗喩は理解できますが、ただそれは表面上のもので、そこに本質的な深いメッセージや意味や哲学を感じ取ることができませんでした。主人公の思考があまりにも曖昧で、他人はこんなに曖昧な思考で日常生活を送っているのかと、その点で唯一発見がありました。あまり深い造詣のある本を読んだ事がない人々、もしくは人生で本当の苦悩を経験したことない人々(特に若年層)が、おしゃれな純文学を読んでる自分に酔い知れたい時にはぴったりの小説なんだろう、という印象を受けてしまいました。曖昧模糊とした主人公の一人称形式や、自殺といった要素が純文学の要素なのでしょう。また、性描写やおしゃれな文章も、読者を楽しませる要素でしょう。でも、深さや、哲学や、とにかく心に響くものが何もなかった。思考欠如の曖昧さが文学なのだろうか、という疑問さえ浮かんだ。たぶん、作者と私の感性に接点が一切ないので、共感できる要素を発見できず、とても退屈で浅い小説にしか思えませんでした。男性にとって都合の良い、「純文学という名のカモフラージュをした性描写の多い恋愛ライトノベルって感じです。ファンの人、すいません。大学時代に、当時好きだった男性がこの本を好きだと言っていたので、読んでみました。読んで良かったです。その男性とは感性が合わないことが良くわかったので、それ以来、その男性への興味が薄れました。誰かに「この本の良さを理解できない君は、この文学の深さや哲学、繊細さを持ち合わせていないのだ」と言われれば、喜んで「はい、そういう感性は持ち合わせておりません」と答えたい。そういう感性を持ちたいとも、思えないのです。映画化で再評価されているので、「この本がつまらなかった私の感性は腐っているのだろうか」と疑問に思いアマゾンのレビューを見ました。賛否両論で、私同様につまらないとおっしゃってる方も多く、正直安心しました。アマゾンさん、沢山のレビューを読めるシステムを作ってくれてありがとうございます!話がそれますが、映画「アルマゲドン」もしかり。この映画に感動したという人は、私の中では、思考欠如か、よほど映画を見ていない人、薄っぺらい感動に酔う単純な人、という判断をしてしまいます。それと同じように、この「ノルウェイの森」に感動した人は、私の中では「いい人だろうけど、薄っぺらい感動に流されたり、人の意見に流されたり、物事に対して深い洞察を持たない人」と思わざるを得ない。申し訳ないけど。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.776
(1pt)

純文学という名のカモフラージュをした性描写の多い恋愛ライトノベル

上下読みました。何も心に残らない。色々な女性キャラクターとの性描写が豊富なので、男性には青春時代のファンタジーが小説になったようで、楽しめるのかも知れません。私には、登場人物達の浅く見える思考や言動の多くが不可解、時に不快でさえありました。文章は綺麗ですが、それは宝石のカタログの文章みたいなのもので、本質とは全然関係ないけど、読んでいて何となくおしゃれな気分に酔わせてくれるもの、ぐらいの表面的なものしか感じる事ができませんでした。文章として優れた技巧やテクニックや暗喩は理解できますが、ただそれは表面上のもので、そこに本質的な深いメッセージや意味や哲学を感じ取ることができませんでした。主人公の思考があまりにも曖昧で、他人はこんなに曖昧な思考で日常生活を送っているのかと、その点で唯一発見がありました。あまり深い造詣のある本を読んだ事がない人々、もしくは人生で本当の苦悩を経験したことない人々(特に若年層)が、おしゃれな純文学を読んでる自分に酔い知れたい時にはぴったりの小説なんだろう、という印象を受けてしまいました。曖昧模糊とした主人公の一人称形式や、自殺といった要素が純文学の要素なのでしょう。また、性描写やおしゃれな文章も、読者を楽しませる要素でしょう。でも、深さや、哲学や、とにかく心に響くものが何もなかった。思考欠如の曖昧さが文学なのだろうか、という疑問さえ浮かんだ。たぶん、作者と私の感性に接点が一切ないので、共感できる要素を発見できず、とても退屈で浅い小説にしか思えませんでした。男性にとって都合の良い、「純文学という名のカモフラージュをした性描写の多い恋愛ライトノベルって感じです。ファンの人、すいません。大学時代に、当時好きだった男性がこの本を好きだと言っていたので、読んでみました。読んで良かったです。その男性とは感性が合わないことが良くわかったので、それ以来、その男性への興味が薄れました。誰かに「この本の良さを理解できない君は、この文学の深さや哲学、繊細さを持ち合わせていないのだ」と言われれば、喜んで「はい、そういう感性は持ち合わせておりません」と答えたい。そういう感性を持ちたいとも、思えないのです。映画化で再評価されているので、「この本がつまらなかった私の感性は腐っているのだろうか」と疑問に思いアマゾンのレビューを見ました。賛否両論で、私同様につまらないとおっしゃってる方も多く、正直安心しました。アマゾンさん、沢山のレビューを読めるシステムを作ってくれてありがとうございます!話がそれますが、映画「アルマゲドン」もしかり。この映画に感動したという人は、私の中では、思考欠如か、よほど映画を見ていない人、薄っぺらい感動に酔う単純な人、という判断をしてしまいます。それと同じように、この「ノルウェイの森」に感動した人は、私の中では「いい人だろうけど、薄っぺらい感動に流されたり、人の意見に流されたり、物事に対して深い洞察を持たない人」と思わざるを得ない。申し訳ないけど。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.775
(5pt)

大人の童話

村上春樹モノはほぼ完読しているほどのハルキストです。まぁ色々な方が厳しい意見を述べていますが、やはり彼は単純に面白い。そして非常に文章が巧い!これだけは言えますね。そして飲んだあとのラーメンのようにスルスルと入ってしまう独特の世界観、これはまさに文学と言うよりは「大人の童話」なんですね。メルヘンを忘れてしまった現代のお父さんたちに、ぜひ読んでもらいたい。しかし……驚いたのは、放送禁止用語である「女性器の名称」をそのまま伏せ字なしで載せている小説だったなんて、みなさんご存じでした?どんな場面に出てくるのか、それを楽しみに読むだけでも価値があったりして?
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.774
(4pt)

暗闇の連鎖反応

この本を読んだのがいつだったか覚えていないが、確か一連の「羊」作品の後だったように思う。他作品に比べてテーマが恋愛に特化されたのか「純愛小説」と銘打たれたこの作品には正直少々物足りない思いをした記憶があるが、自分なりの問題意識を持って読めば必ず共通のテーマが見えてくるあたりはやはり村上作品だなあという印象が残っている。ぽっかりと空いた心の空洞、喪失感、ふらふらと誘い込まれるようなダンスステップで森の暗闇に迷いこむ感覚。暗闇の連鎖反応。喪失感のロンド。何故何年も前に読んだこの作品のレビューを書く気になったのかというと、このほど映画化されたからではなく、友人が自殺したからだ。頭の中でこのところ、ビートルズの「ノルウェーの森」がリピート状態になっている。(「羊」シリーズやノルウェーの森などこの頃の村上作品での共通の設定として、主人公の友人の自殺というのがある)自分の想像だが村上春樹の小説の起点はここから始まっているのではと感じる。「死」や「暗闇」が、例えば「ダンス・ダンス・ダンス」では古く懐かしい過ぎ去った人や物、彼らのいる「壁」に優しく吸収されはまり込むと抜け出せないような比喩で表わされ、「ノルウェーの森」では「森」という暗喩になっている。「ダンス〜」より若い頃に「ノルウェー〜」が描かれていたのだと思うが、「死」に対する茫漠とした不安が「ダンス〜」ではやや具体的に、そしてより親しみ易い世界になっている。この暗闇への思いを、恋愛という状況に当てはめればこうなる、というのが自分なりに考えた「ノルウェーの森」成立過程だと思った。「喪失感」=「死」ではないが、ある種の弱さを共有した者を亡くす体験が足元を崩されるように引きずり込まれてしまう感覚は、経験したものでないとわからない。そしてこの作品でも、それを乗り越えて「生きる」「再生する」ということは痛い。恋愛状態においてはセックス描写にも「生」と「死」の違いを描き分けていたように思うが、自分なりの解釈でいえば「自分のため」の行為か否かの差のように感じた。評価・好き嫌いの分かれる村上作品だが、サリンジャーやレイモンド・カーヴァーなど寧ろアメリカ現代作家との比較で語られるとそのアウトラインが見えてくるのではないだろうか。最近の村上作品は未読だが、「あり得ない」と言われていた映画化でこの感触は見いだせるのだろうか。 ちなみに、ビートルズの「ノルウェーの森」は、歌詞の前後関係からどうやら「ノルウェー製の家具」とかいった意味の方が正しいそうです。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.773
(5pt)

大人の童話

村上春樹モノはほぼ完読しているほどのハルキストです。まぁ色々な方が厳しい意見を述べていますが、やはり彼は単純に面白い。そして非常に文章が巧い!これだけは言えますね。そして飲んだあとのラーメンのようにスルスルと入ってしまう独特の世界観、これはまさに文学と言うよりは「大人の童話」なんですね。メルヘンを忘れてしまった現代のお父さんたちに、ぜひ読んでもらいたい。しかし……驚いたのは、放送禁止用語である「女性器の名称」をそのまま伏せ字なしで載せている小説だったなんて、みなさんご存じでした?どんな場面に出てくるのか、それを楽しみに読むだけでも価値があったりして?
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.772
(4pt)

暗闇の連鎖反応

この本を読んだのがいつだったか覚えていないが、確か一連の「羊」作品の後だったように思う。他作品に比べてテーマが恋愛に特化されたのか「純愛小説」と銘打たれたこの作品には正直少々物足りない思いをした記憶があるが、自分なりの問題意識を持って読めば必ず共通のテーマが見えてくるあたりはやはり村上作品だなあという印象が残っている。ぽっかりと空いた心の空洞、喪失感、ふらふらと誘い込まれるようなダンスステップで森の暗闇に迷いこむ感覚。暗闇の連鎖反応。喪失感のロンド。何故何年も前に読んだこの作品のレビューを書く気になったのかというと、このほど映画化されたからではなく、友人が自殺したからだ。頭の中でこのところ、ビートルズの「ノルウェーの森」がリピート状態になっている。(「羊」シリーズやノルウェーの森などこの頃の村上作品での共通の設定として、主人公の友人の自殺というのがある)自分の想像だが村上春樹の小説の起点はここから始まっているのではと感じる。「死」や「暗闇」が、例えば「ダンス・ダンス・ダンス」では古く懐かしい過ぎ去った人や物、彼らのいる「壁」に優しく吸収されはまり込むと抜け出せないような比喩で表わされ、「ノルウェーの森」では「森」という暗喩になっている。「ダンス〜」より若い頃に「ノルウェー〜」が描かれていたのだと思うが、「死」に対する茫漠とした不安が「ダンス〜」ではやや具体的に、そしてより親しみ易い世界になっている。この暗闇への思いを、恋愛という状況に当てはめればこうなる、というのが自分なりに考えた「ノルウェーの森」成立過程だと思った。「喪失感」=「死」ではないが、ある種の弱さを共有した者を亡くす体験が足元を崩されるように引きずり込まれてしまう感覚は、経験したものでないとわからない。そしてこの作品でも、それを乗り越えて「生きる」「再生する」ということは痛い。恋愛状態においてはセックス描写にも「生」と「死」の違いを描き分けていたように思うが、自分なりの解釈でいえば「自分のため」の行為か否かの差のように感じた。評価・好き嫌いの分かれる村上作品だが、サリンジャーやレイモンド・カーヴァーなど寧ろアメリカ現代作家との比較で語られるとそのアウトラインが見えてくるのではないだろうか。最近の村上作品は未読だが、「あり得ない」と言われていた映画化でこの感触は見いだせるのだろうか。 ちなみに、ビートルズの「ノルウェーの森」は、歌詞の前後関係からどうやら「ノルウェー製の家具」とかいった意味の方が正しいそうです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925