世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
評判
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの評価:
4.24/5点 レビュー 267件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全295件 81〜100 5/15ページ
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの評価:
4.24/5点 レビュー 267件。 B ランク
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今まで「海辺のカフカ」以外はエッセイしか読んだことがありませんでしたけれど、最近の小沢征爾との対談などは、非常に良い印象でしたので、「この際、きちんと向き合おう」と思っておりました。
なんせ、ノーベル賞候補の常連ですもんね。
それで選んだのが「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。どの書評でみても「村上春樹のベスト5」に入るとの高い評価なので、「これしかない」と挑んだ次第。
で、結果は????
いや〜、これは想像を絶する駄作ですねー!!!「あいた口がふさがらない」というのが正直な感想です。なにしろ:
・まことしやかなこの「異世界」はカフカ丸出し(「城」読んでください)しかも、二つの世界がどうなるかは、早々と想像がついてしまい、小説の基本構造としても脆弱
・主人公の人物描写は限りなく薄っぺらで一切共感できず。かと言って、何か特別な「深み」があるというわけでもない
・その他登場する「ピンクの娘」「おかしな博士」「図書館の女」等々も、ご都合主義で現れては消え、まったく役割不明。もともと「全体構想」が存在していたのかすら疑問
・音楽や映画などに関する村上春樹の個人的「うんちく」が、特に後半やたらと登場し、うざったいと言ったらない。しかも、それがどうも唯一の「スパイス」でもあるようで尚更寒い
・性描写もあまりにもお粗末で稚拙。村上春樹の貧素な私生活を見せられるようで、かえっていたたまれなくなる
・結局、ここに書かれているのは村上春樹の「孤独」ということでしかない。本人も述べているように、幼い頃からの人格形成が「読書」のみに依存してきたことが如実にみてとれる。とにかく貧弱。
以上、はい、ボロクソであります。
これが日本でノーベル賞と騒がれるのが分かった気がします。これは、日本の小説にしては英語への翻訳が極めて容易で、日本以外にも同様な小説を好む読者がいて(日本人の作品としては)売れているというだけでしょう。しかし、売れているからといって、ノーベル文学賞ってことにはなりませんよね?
ということで、自分の中では、村上春樹について決定的に結論が出てしまいました。もう二度と手に取ることはないと思いますが、「いや、おまえは間違っておる。だったらこれを読め!」というのがありましたら、是非、どうぞご推薦をお願い致します。
(尚、「共感できないものを無理に理解しようとするな!」というご意見があることも分かっているつもりですが、ここまで世の中の「一般的な評判」が高いものについては、何か普遍的な価値があるはずとも思うもので・・・。)