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殺人鬼フジコの衝動
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殺人鬼フジコの衝動の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 41~52 3/3ページ
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帯の「後味悪くて読んで後悔<<<読まないと後悔」という宣伝に、 踊らされて読みました。 つまりこの段階で私の負け(買って読んでしまったし)ですが、つい後味悪いということでジャック・ケッチャムの「隣の家の少女」を連想しましたが、全然たいしたこと無かった、というよりこの帯の煽りに不快感を覚えました。幼少期の不穏感は面白いのですが、殺人という高いハードルを越える部分と、その後の処理などの現実味があまりに薄くて残念なレベル。しかもロンド形式のように物語を円環したように見せるための手段が雑すぎるほど雑。じゃKって誰よ?というツッコミが大きすぎて興醒めしました。また、「あとがき」を読んで〜という帯は完全なミスリードで小説内小説の、メタ構造の「あとがき」なんて作品じゃないいか!詐欺レベルだぞこれ! 作りこんでいるようで、荒も目立つのですが、リーダビリティの高さ、ぐいぐい読める感を求めている方には気にならない部分かも知れません。が、よく考えるとケッチャムの「隣の家の少女」もリーダビリティ高いですね。 「嫌われ松子の一生」が好きな方にオススメしている方も多いようですが、「嫌われ松子の一生」の方がずっと丁寧ですし荒も少ないですし、リーダビリティも高いと思います。 「隣の家の少女」を挫折した方に、「嫌われ松子の一生」を挫折した方にオススメ致します。 | ||||
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この本は知人から頂いたので読んだのですが、正直とても酷い作品でした。 他の作品はどうか分かりませんが、これに関しては駄作と言えます。 もしこれが頂き物でなければ即刻に売り飛ばしていたところです。 帯には大層な事が書いてありましたが…。 読まないと後悔?少なくとも私は読んで後悔しました。 文章が幼稚でまるで中身がない。 読んでいて不愉快でした。 私が今まで読んできた小説でワースト1です。 | ||||
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新聞の広告で興味を持ち、書店の店頭に平積みされて いたので買って読んでみましたが、一言で言って一昔前に 女性週刊誌に連載されていた悪女の一生のようなコミックを そのまま文章化したような作品に感じました。 一応、小説なんでしょうけれどとても小説として語れる ような作品ではないのではと。 | ||||
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奇抜な作品やグロテスクな作品が好きな方は、楽しめると思います。 人間の心理真相をえぐり出すような作品を求めている方には、メッセージ性が弱い、、というか、無い、と思います。 サスペンス好きとしては、イマイチです。ドラマティックな展開や結末は魅力的に見えますが、冷静に検証すると、綺麗にまとまっていません。 2重解釈や3重解釈のできるサスペンスも好きですが、これは、ちょっと終わり方がスッキリしないというか、、広げた風呂敷が畳めずに終わってしまった感が否めません。 他の方のレビューも参考に、読むかどうかを身長に決められた方が良いかと思います。私のように、読んでからモヤモヤに後悔する可能性もありますから。 | ||||
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大量殺人犯の女性の半生を描いた作中作の形式をとったミステリー. いくらなんでも主人公の殺人犯がバカすぎる. 短絡的かつ場当たり的に人を殺していくが, バカすぎてリアリティがまるで感じられない. 異常殺人者の精神世界を描くことをテーマにしているのだとしたら まったく成功していない. 他のレビューワーも書いている通りで猟奇的な「嫌われ松子」である. (蛇足だが,「嫌われ松子」もひどい作品だった) 最後にちょっとしたサプライズが用意されているが, 一部の殺人の黒幕が明かされるだけで, 事件の全体像を覆すようなものではない. こんなとってつけたようなオチならない方がよい. | ||||
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ミステリーじゃないので 何とも言えませんが、 「実はこの人はこういう人だった」 「実はこの人はこういう変質的なところがあった」 と、後で続々情報を出されても、ねえ〜 そういう意味で 、 勢いはあるけど、 細かいこととか矛盾点とか、考えずに ちょっと面白味のある中高生が、 ノリで考え出して教室で披瀝するお話しという イメージです。 ところどころ失笑します。 「嫌われ松子・・」のほうが よほど 完成度高いです。 | ||||
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「精緻に組み立てられた謎のタペストリ」というのは書店側の宣伝文句であり、 実際はただ、人が興味を引くような負の事象が綴られていくのみ。 あとがきを匂わせるような伏線はどこにもないのに、無理矢理あとがきを付けて、 「後からミステリアス」に仕立て上げた、という感じです。 古典になりますが、A・クリスティの「アクロイド殺し」などは、読み返せば 事実に通ずる伏線が巧妙にしかけられており、やられたという気になったものですが、 そういう驚きは一切ない。気持ち悪いだけです。 ぞっともしない。 子供にスキャンダラスな行為を行わせることは、小説の世界ですからありだとは 思いますが、結局ゴシップ週刊誌のねつ造記事とさして変わらないレベルで終わっている。 ですから、プロットに期待するとがっかりします。 「解説」の著者のように負の虚構世界を垣間見たい方にはいいかもしれません。 | ||||
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今年読んだ本の中で、ぶっちぎりのワースト・ワン。 テーマ・筆力・展開・オチ、すべてにおいて「幼稚でありきたり」。 フジコが人生をどのように転落していくかというエピソードを延々と読まされた(しかも非現実的で、何度もツッコミを入れたくなる)挙句に、タイトルにある「フジコが殺人鬼となった」あとの部分は、はっきり言って書き飛ばし。 エグい描写やシーンで誤魔化すのも、あざとい。 今年ワタシが払ったお金の中でも、最大の無駄遣いでした。 | ||||
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私が読んだことのある真梨作品の中では、きれいな(?)作品です。 孤中症や更年期少女みたいにちょっとトラウマになりそうな気持ち悪さはないです。 後半になると、ぎゅっぎゅ人を殺しまくったり雑だな〜と感じ、いつもの様に救われないラストと思いきやまさかの「〇〇オチ」。。。 | ||||
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途中まではぐいぐい読まされましたが、後半、子持ちには辛いですね。かわいそうで。 叙述トリックはよくあるパターンで、「やっぱりそうか」という感想です。(ちゃんとあとがきまで読みましたよ。) 帯には 「後味悪くて読んで後悔<読まないと後悔」 って書いてありましたが、私は読んで後悔しました。後味悪い上に、トリックはたいしたことないし・・・げっそりです。 | ||||
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なんだかなぁ〜 リアル感を出そうとして 前半ですでに失敗してませんか? このような小説を読んでみようと手に取る読者は、 グロテスクでおぞましい内容ならば何でも良い訳ではないと思うのですがね。。。だったら大人しくホラー読むわ この子はなぜ、殺人鬼に至ったか? が、どうもしっくりこない。 こんな小学校 無いやろ〜〜〜 こんな小賢しいクラスメイト すっげえ不自然ー こんなわざとらしいグループ勢力図ww アホかいなー こんな...親?...ねぇ?... 居るかなぁー の連続で、 空っぽの殺人鬼フジコが ただの知恵遅れの娘に思えただけでした。 この作家は いじめられた事あるんでしょうか? | ||||
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エグさ、気持ち悪さ、最悪の読後感は作者の思惑通り出ていると思いましたが、そちらに走りすぎて私は途中で冷めてしまいました。 ただ一気読みできる作品かどうかで言えばできるとは思います。 | ||||
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