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殺人鬼フジコの衝動



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺人鬼フジコの衝動
殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)

殺人鬼フジコの衝動の評価: 3.11/5点 レビュー 133件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 21~40 2/3ページ
No.32:
(2pt)

後味の悪い作品

一応ホラー小説らしい。極めて非現実的でおどろおどろしく、人間性の悪いところを単純な分析で描こうとするとこういう作品になるという感じ。11歳でどうしようもない両親のもとに育った藤子。11歳の時に親が惨殺され、叔母の家に引き取られるが、その後は不幸の連続、そしてそこがおかしいのだが、当たり前のように変質的な性格の女になっていく。気に入らない人間を所構わず殺して、さらにばらばらにして処理する。この作者の憂さ晴らしのようにここら辺が描写されているのではないかと疑いたくなる。
何となく、あとがきで推理小説っぽい形で終わらせようとするが、所詮非現実的な筋運びで来ているだけにここで急に推理小説にしようとしても無理な話。結局、予想通り後味の悪い作品となった。
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No.31:
(2pt)

あまり面白いと思えなかった。

面白いと思って読むような本ではないのでしょうね。イヤミスとして紹介されていたので、その点ではぴったりだと思います。
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No.30:
(2pt)

勢いだけはある

最初のうちはダークな展開に黒い楽しみが味わえるが、フジコが成長すると一転し、
バカみたいな理由と展開で数ページで人を殺しまくる手抜き殺戮ショーが開催され、
連続殺人はある程度計画犯でないと面白くないということを教えてくれる一冊です

背表紙の解説のせいで叙述ネタが使われてるのは誰でも分かる上ネタ自体もバレバレで、
最後数ページで明かされる本筋とは無関係すぎる犯人探しで、読んでいて何このラストという
気分にさせられました

ゲテモノミステリ好き以外は買う必要がないだろう作品
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No.29:
(2pt)

期待はずれ

書店員さんのおすすめとして、ポップ付きで平積みしてあったので購入してみました。
一言で言うと、後味の悪いとても暗い話です。
面白くないわけではないのですが、ちょっと物足りなかった。
最後にあるというどんでん返しも、暗い心理描写も辻村深月さんの方が上という印象でした。
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No.28:
(2pt)

う〜ん・・・

子供がいる私は子供に対する虐待ほどつらいものがありません・・・
なかったら★3つかな。
この本に出てくる人物は好感が持てる登場人物はいなかったから、
死んでもそこまで不愉快にはならなかったです。
ただ、この本を読むと人が信じられなくなりそうです(汗)
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No.27:
(1pt)

話題性につられて買うと後悔する

面白くはないです。印象として終始捻りの無いドロドロとした展開が続くだけという感じでした。
全体として薄い話なのでそれのスパイス要素として無駄なグロ描写を使ってる感じがあり、不快でした。
主人公に感情移入もクソもないです。
この著者の作品を買うことは今後ないでしょう。
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No.26:
(2pt)

快く薦められない小説

短期間で一気に読みました。はじめから不快な描写、話の展開に辟易しましたが、それは全編をとおしてずっと続いていき、それでも最後まで読むことができた、とても不思議な作品です。話の中身も好き嫌いでいえば嫌いなタイプの話で、著者の文章力もお世辞にも秀でているとはいえませんでした。わたしとは相性の悪いであろう作品なのに、それなのに最後まで読み切らせる不思議な魅力に惹かれ、結局毎日のように読んでいました。ひとに薦めるようなことはまず考えられませんが、なんとなく心に残って(つっかえて)いきそうな、そんな作品です。最後に個人的な趣向、たらればの話になりますが、もし著者にいまの文章力の倍ぐらい素晴らしい文章力があれば、ひと味もふた味もちがう良作になっていたと思います。
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No.25:
(1pt)

フラストレーション小説

多分作者は意識的にやっているので(ウィキペディアでも「イヤミス」作家とあった)これは褒め言葉ですが、読んでいる最中ひたすらにイライラします。
序盤の子供社会の残酷さに関する描写だけは、イライラだけではない迫力があるように感じられましたが、中盤以降は笑えるくらいに同情の余地のない一人称による独白が続くだけなので、この小説を楽しむためにはよほど寛大な精神が必要でしょう。そして私にはそれがなかった。一気に読み終えはしましたが、それは一度読むのをやめたらもう一度読み始めるのがおっくうになりそうな予感がしたからです。

最大のモチーフ(憎むべき母に近づいていく娘、という構図)が何度も何度も繰り返されるので、メインプロットの柱となる仕掛けには早々に気づいてしまいました。
最後、「あとがき」(とその後のページ)の仕掛けについては、そういうこともあるかもね、という感じです。ラストページのそっけない記述にホラー的な怖さは確かに感じましたが、この「種明かし」が物語に「深み」を与えている、という解説の記述には疑問を抱かざるをえません。
正直に白状すれば、良くも悪くも読者にイライラをばらまきながら暴走する一人称トップギアのフラストレーション小説が、最後だけ「まともにミステリしました」という形を取り繕っているわけで(そのやり方も、正直「後出しじゃんけん」にしか思えない)、そんなギアチェンジがすんなりいくわけがなく、ただでさえイライラしていたのに、より一層げんなりしてしまいました。
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No.24:
(2pt)

へルタースケルターの読後感を狙ったのかな?

最初のはしがきを読んで何となく想像した本書の構成と、あとがきを読んだあとの感想がほぼ一緒でした。
気づく方は途中で気づくと思います。
それから、岡崎京子のへルタースケルターの編集者記を含めた読後感と同様の読後感を狙ったような気がしました。
岡崎京子の方が圧倒的ですが。
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No.23:
(2pt)

期待はずれ

読みやすくてあっという間に世界に引き込まれます。
ですが、私には物足りなかったです。
もっとグロい小説もあるし、ラストもそれほど驚くほどでは無かったです。
ミステリー小説をよく読んでる人には物足りないかもしれません。
でもあの独特の世界観はいいですね。
今後に期待です。
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No.22:
(1pt)

「おがくず人形」を地で行った極めて薄っぺらな作品 !

"まえがき"、本体、"あとがき"から構成される作品で、"まえがき"中の語り手自身の言葉から書き方に仕掛けがある事が分かってしまう極めて薄っぺらな作品。帯のキャッチ・コピーとは裏腹に、"あとがき"を読んで驚く人など皆無なのではないか。

その本体は殺人鬼をヒロインにしたサスペンスを意図した物らしいが、人物造形、ストーリー展開、文章力、社会的背景の書き込み等、どれを取っても稚拙としか言い様がなく、緊迫感・肉薄感のカケラも無い。B級映画と少女マンガの香りだけが充満している。作中で何度も引用され、作品のテーマでもあるらしい「おがくず人形」を地で行った様な内容で、時間潰し以外の何物でもなかった。
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No.21:
(2pt)

ブスのひがみの殺人鬼 それだけの内容

はっきりいって内容が幼稚、胸くそ悪い内容 
しいいて言えば途中までは読んでて引き込まれる(だから★2個つけた)
後は全く手抜きって感じ 
読んでて内容もわかってしまうようなそんな本。
本屋のPOPよりレビューの方がよっぽど正確に伝えてる。
本屋では過剰に宣伝してたけど。
ただブスがひがんで人殺していく。そんだけ。
そうPOPに書いた方がいいと思う。
本当に胸くそ悪い本だった
古本にだして売ったらまた同じような人がでると困るので
そっこーゴミとして捨てました
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No.20:
(1pt)

雑な文章&ストーリー

読もうか読むまいか悩んだ末に読んだ。悩んだ理由は、この手の本は読後、本当にガックリくることが多いので。期待通り(?)ガックリきました、いえ、読んでる途中からガックリ。前半、フジコが家庭では虐待、学校では苛められているところがしつこく、くどく詳述されているのに後半、フジコが殺人を重ねていくところは雑も雑。フジコの心理描写よりもフジコの独り言でストーリーが展開していく状態。まるで小学生の作文レベル。作者は書くのに面倒になったかのではないかと思うほど。しかも矛盾点満載。小鳥殺しの犯人は○○、本人白状、周囲納得、なのに十何年経って実は○○、根拠も何なにだった、と後で付け足し。もっと深い練りが欲しい。
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No.19:
(2pt)

最初は面白いが…

最初の、おがくず人形の説明から入るところはとても面白い予感がして、結構な勢いで読み進めることができた。主人公の悲惨な幼少期での心理描写は、とても素晴らしいと思った。この作者の売りはここなのだろうと思う。しかしラストに向けて文章が読みにくい場所が目立った。物語の途中で、急に台詞だけになったり、一体いまどんな場面なのか全く意味不明になったあたりから急につまらなくなった。あとがきまで読んだが、あれはあとがきじゃなくてあそこまでが物語で、しかも本編との相違があり、ごちゃごちゃした。あまり面白かったとは思えない。しかし、印象に残る作品だった。
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No.18:
(2pt)

セオリー通り・・・・・

最後のどんでん返し?????
私のようにひねくれ者は、「あ、やっぱり」・・・・・な展開でしたけど・・・・。
どんでん返しって思う人はすごい素直な人なのかな?
途中までは面白かったんだけど、読み終わってから・・・・
なんだか内容がよく頭に入ってこなかったような・・・・
つまらなかった訳ではないのですが・・・
なんだかびみょ〜〜〜〜〜な感想です。
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No.17:
(2pt)

タイトルに惹かれて買うとガッカリします

結構騙された感がありますね・・・。帯も鵜呑みにしちゃダメって感じ。

グロとかエグイというより、ただ単に「いじめ」を題材にした本です。
それ以外、心に残るものが無いです。

確かに衝動的な殺人は起きてるんだけど、
「死んじゃえ!」って思うところで記述は終わってます。
んで段落後に相手が死んだニュースが流れたり、知ったりって感じなので
怖さも特に無いです。

動機も気薄で(だから衝動なんだろうけど)殺人に至るプロセスも場面も無し。
これで「殺人鬼」って言われてもね・・・。

最後に本当ちょーーーっとした仕掛けがありますが、ビックリするとか無いです。
まぁオチがなきゃな、という内容なのでこうしたのでしょうが
ミステリ読む人は馬鹿にされた気持ちになると思います。その程度。

私は苛めの本とか読みたくないんだよね。
これがきっかけで事件が広がるならまだしも、この本はそうじゃない。
小学生同士の苛めで女児のあそこに物突っ込むとか、それが原因でただれた、とか
こんなの読みたくないんだよ。

苛めで起こる陰湿さは緻密で詳細に書かれてるのに、他の内容は薄っぺら。
ここまで落差がある本ってあんま無いと思う。
買ってまで読むのはお勧めできません。
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No.16:
(2pt)

プロットに仕掛けはあるが、人物の造形が浅い

あとがきまでの全編を通じて、表向きの犯人に加えて、真の犯人の存在が浮かび上がるというプロット上の工夫があり、その点だけは読ませる小説だ。

しかし、アラをあげつらうようになってしまうが、個々の登場人物の描写・造形が表面的で、TVゲームのキャラ的な陰影の浅さを感じた。また、殺人が犯される必然性や主人公が置かれた極限状況が不十分にしか描かれていないため、ただの頭のおかしい奴が連続殺人を犯してゆく、といった風にしか読めなくなってしまう。

最近のホラーやミステリーは、人間存在の本質的な部分、いわば業とでも言うべきものに根差すような背景をストーリーの中に入れ込む作品が多く、それらはやはり評価が高くなっているように思う。そういった意味では、ホラー・ミステリーが純文学化しているとも言えるが、これだけ高いレベルの作品が存在する以上、ただの連続殺人が起こりました、意外なストーリー展開でした、だけの作品では、後々まで読み継がれることは難しいのではないか。
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No.15:
(2pt)

深く考えずに読めば面白い?

気味の悪い描写が続いて気持ち悪くなりながらも一気に読んでしまいました。
そこそこ面白かったのかな・・・。

ただ、最初にフジコが殺人鬼となり死刑になったというのがネタバレしているから、もっと凄い展開が待っているのではないかと期待していただけに、後半はちょっと尻すぼみでした。
特に肝心のフジコが連続殺人を犯すところはざっくりすぎ。
主人公が男性ならまだしも、女の人がスカーフやタオル一枚で簡単にどんどん人を絞殺する描写にリアリティーはゼロです。

彼氏と友達との三角関係のくだりは、だらだら描きすぎてちょっと携帯小説みたいで陳腐だったし、初めから予想できる展開だったので退屈でした。

だれが黒幕かというのも途中でほとんどの人が気づくのでは?とか色々穴が多い作品でしたが、描写の上手さで引き込まれる所はありました。
子供虐待の所とか、本気でつらくなりました。 子供の頭に虫がわいて・・・・・ゾワーっとします。

もうちょっと全体の構成とか、トータルでバランスが取れていれば良かったかな。
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No.14:
(1pt)

子供だまし

帯につられ,平積みにつられ,高度なテクニックやトリックを期待してみたが
読んで、連想させるのは蔓延し過ぎて飽きられた隣人サスペンスとかジャパニーズホラーとかレンタルビデオ屋で投売りされてるワケわからんDVDとかそんな類いのものだ。

いじめとか虐待などの社会問題は殺人者の狂気の元凶にするにはもってこいの題材でよしょうヨ。死や孤独や疎外感に打ちのめされた事もない人でなきゃ読む方も「まぁ人間ってコワイ」で済む。私もホラー映画好きなんでそれを道具に使うのが不謹慎なんて言わない。
でも,それで1冊書いて出版社とタッグ組んであんなに大々的な帯で煽って平積みすんなら「テケテケ都市伝説」みたいなノリで「刺しました血がドバーっとたくさん」なんてんじゃなくこちらの胸が震わせられるような痛みをくれよと言いたい。しかもあの帯にあったドンデン返しのなんともいえぬ薄さ。あんなんどーでもいい。

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No.13:
(1pt)

帯の宣伝に騙されないように

黒い帯の、どこぞの書店員が書いたという宣伝文句に釣られて購入。
結論から言うと、騙された。悪い意味で。
後味の悪さのみで終わりましたよコレ。
こんなことなら折原一のまだ読んでないものでも買っておくべきだった。

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