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時計を忘れて森へいこう
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時計を忘れて森へいこうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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娘(小六)が読みたいと言うので買い与えました。面白かったそうです。 | ||||
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…と、がさつなタイトルがそぐわない、 「いい本」だと思います。 長い読書人生です。どんな本に会ってもいい。 ミステリーとしてどうの…と本格度をあげつらう人もいるけれど、 これがどういうタイプの本であり物語かは、装丁にあらわれています。 そば屋に入っておいてステーキがないと騒いでどうするのでしょう。 否定的な人は「優れた作品」ではないと書いています。 肯定的な私は「優れた作品」ですと書きます。 あなたにとって、どちらも見ず知らずの他人の星数になって目の前にあります。 どうしましょう。 どちらも信じないでくださいね(そりゃあ書いている以上は信じてくれたら、正直ハッピー)。 だって!私は、マイベスト本が「アルマゲドンのノベライズです」という、おバカさんかもしれません。 本当はだーーーーーれも、ここでの星数なんて信じていないのかもしれません。 そうだったらどんなにいいだろう、と、本ファンの私は思います。 読んでいる最中、静かに涙、落ちました。 読了後、会えてよかったと、胸に抱きしめたくなりました。 | ||||
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不思議な魅力を持つ森の案内人、護さんと近所に住む高校生の翠。 この2人の周りで起こる日常の出来事を、森の魅力を交えながら描いています。 護さんは、事実から真実という物語を織りあげます。 その美しい物語が、森を訪れる人が抱えている悩みを軽くします。 そんな護さんの魅力も森があってこそです。 自然の楽しみ方と魅力があちこちに散りばめられています。 | ||||
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1998年に出た単行本の文庫化。かなり書き改めたらしい。 3つの短篇が収められている。 ずっと文庫化されなかったことからも伺えるように、あまり優れた作品ではない。ミステリと青春小説を融合させ、さらに人生訓を盛り込んだような小説。 事件というのではなく、人間が生きていく上でぶつかる謎をテーマとしている。人間関係のなかで産まれるちょっとした思い違いや誤解が、主人公によってさらりと解かれていくのだ。 それはそれで面白い試みだと思うのだが、成功しているとは言い難い。ミステリとしてもいまいちだし、純文学として鑑賞に耐えるほどでもない。 | ||||
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文庫になっって登場ですね。高原の風をほほに受けてさわやかになったような 読後に優しくなれるような小説です。光原さんの独特な世界を味わってみては。 | ||||
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光原百合さんの物語(小説というより物語といいたくなってしまいます)はいつも、とてもやさしい。この、初の単行本作品は清里をモデルにした清海という土地の森を舞台に光原さんのやわらかい筆致が読者をしばし厳しい現実から美しい森に誘ってくれます。確かにミステリーとしてはちょっと甘いというか、ミステリーを読みなれた読者には食い足りない面もあるとは思いますが、それ以上に自然描写が素晴らしい。そして主人公の翠と護さんのおおらかで誠実なやさしさがいつの間にか心をほどいてくれます。ちょっと心が疲れたときに読みたい一冊です。ほんとに、シークのプログラムに参加したいなぁ。 | ||||
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光原百合さんの物語(小説というより物語といいたくなってしまいます)はいつも、とてもやさしい。 この、初の単行本作品は清里をモデルにした清海という土地の森を舞台に光原さんのやわらかい筆致が読者をしばし厳しい現実から美しい森に誘ってくれます。確かにミステリーとしてはちょっと甘いというか、ミステリーを読みなれた読者には食い足りない面もあるとは思いますが、それ以上に自然描写が素晴らしい。そして主人公の翠と護さんのおおらかで誠実なやさしさがいつの間にか心をほどいてくれます。ちょっと心が疲れたときに読みたい一冊です。ほんとに、シークのプログラムに参加したいなぁ。 | ||||
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時間の余裕があるときに読みたい本。本を読んでいるだけで、森林浴をしているようだ。自然の描画が心地よい。しかし内容はミステリー。ミステリーだけど、こころがホワンと包まれる。読んだあと不思議な感じがしました。3話分のミステリーがあり、短編のように気軽に読めます。ふっと自然を感じたくなったら読んでください。 | ||||
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自然の力、自然の神秘。森を訪れる人たちは、だれでもそれを感じずにはいられないだろう。自分の生活している環境を一切断ち切って森の中に身を置いたとき、人は本当の自分と向き合うことが出来るし、素直になれる。悲しみを抱えた人たちも、きっと癒されるのではないだろうか。「それぞれの人にそれぞれの、生きていく意味がある。」この作品はそれを静かに語っている。私も森へ行きたくなった。もちろん時計は持たないで。 | ||||
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この本は“加納朋子さんの本が好きな人にはおすすめ”ということですすめてもらった本です。確かに加納さんに似た、優しい雰囲気があると思いました。この作品は、大きな意味でジャンル分けをするとミステリーに当てはまるのでしょうが、ミステリーと呼ぶには物足りないと感じる人もいると思います。その方々にわかってほしいのは、この本の魅力は謎解きの面白さではないということです。シークが管理する美しい森。そこを舞台に描かれる作品自体の雰囲気のよさ・・・これが最大の売りではないでしょうか。生者と死者、人間と自然、すべてを平等に優しく包み込む護さんがとにかく素敵!(身近に護さんがいたら私は確実に惚れます)翠が護さんを大切に思う気持ち、護さんが自然や人に語りかける言葉の数々は、胸が苦しくなるほど美しく素直な言葉で綴られています。その美しい表現の数々を、私は何ヶ所ノートに書き写したのかわかりません。本当の意味での「癒し」、この本にはそれがあると思います。きらきらと輝いていて、美しい心の中から素直に溢れてくる言葉・・。読書をすることの醍醐味を十分に堪能させてくれた作品だと思います。 | ||||
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初めてこの本を読んだ時、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。その不思議さは、至福や爽快感に似たものであり、この本を眺めているだけで、今でもとても心が落ち着きます。この本の魅力は、その不思議な気持ちを何度読んでも失わせないところだと思います。また、表紙の女の子の瞳もとても魅力的で、彼女の表情が物語をすべて語っているような気がします。 | ||||
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高校生の碧が、森のレンジャーさんと、日常的な事件を解決するミステリー。中編と短編の中間くらいの長さの3つの物語が、連作形式で語られます。北村薫さんの「私」シリーズ以上に、ミステリーとしては弱いですが、人の優しさを感じさせてくれる一冊です。「私」シリーズと比べるとストレートなので、「私」の気取った感じが好みじゃない方でも、この作品なら大丈夫だと思います。気軽に、人の殺されないミステリーが読みたい方に、オススメです。あ、でも、この本、ハードカバーなので、コストパフォーマンスで考えると、星4つか3.5というところかもしれません。 | ||||
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北村薫のような、日常の事件をえがく物語。ただ、事件も、主人公の子も、幼くて高校生くらいまでに読んだほうがよさそうです。全ての物語が、とある「森」を中心に展開するのですが、その森の描写がとても美しく、そこで行われている活動に参加したくなります。あとがきを読めば分かるのですが、この森は、実際にある森をベースにして書かれています。私もその森での様々な活動への参加方法を問い合わせました。 | ||||
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