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骸の爪



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【この小説が収録されている参考書籍】
骸の爪
骸の爪 (幻冬舎文庫)

骸の爪の評価: 3.48/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

騙すための小説

ミステリとしての風格や、ホラーとしてのレトリックやうんちくの面白さも、すべては読者を騙すことに主軸が置かれているためか、非常に中途半端。おそらく読者を混乱させるためか、すべての登場人物が共感できない叙述をされている。詳しくはふれないが、クライマックスの殺人幇助はひどい。読者の膝を打たせるには、逆にトリックを絞って、そこを強調したほうがよかったのでは。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.7:
(3pt)

ホラーではない

ホラー風味のミステリーです。
ホラーを期待してるとがっかりします。
素人探偵(もどき)が、小さな伏線(わかりやすい)を最後に全部回収して真相を関係者全員の前で露にするという王道パターン。
なるほどという点もたくさんあり感心しますけど、よくまとめました以上のものがなかったです。
過去の恨み、復讐ものというのもありきたりですし。トリックも細かいというか小さいというか・・・あっと驚くような大胆なものではないし。
最後のアレも、警察って証拠の凶器をあんな簡単に持ち主に返すものなのか!?という疑問が出てきて・・・
(実際どうなんでしょうか・・)
殺人に使われた凶器をそのまま受け取るのもおかしいし・・・なんか興ざめしました。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.6:
(3pt)

冗長の長編

著差の作品はこれが初めてで、あらすじに惹かれて買いましたがはっきり言って期待外れでした。
内容も種明かしも違和感たっぷりという訳ではなく頷けるものですが、全体的にダラダラしているなという感想を抱きました。
真備シリーズらしいですが、金田一耕助を期待すると裏切られた感じです。
ホラーでもなくミステリーでもなく・・・といった感じです。
濃い内容を期待している方は駄作に感じてしまうかもしれません。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.5:
(3pt)

あっさりとしたミステリー

著差の作品はこれが初めてで、あらすじに惹かれて買いましたが読んだ感想は少しだけ期待外れでした。
内容も種明かしも違和感たっぷりという訳ではなく頷けるものですが、全体的に「こんなにあっさりしていていいのか?」という感想を抱きました。
人死にが出てうんぬんの場面も非常にあっさりとしていて、どこかライトノベルに似た雰囲気も感じます。
読後に違和感を残して終わりたくないけれど、ミステリーを読みたいという方にはオススメです。
ですので濃い内容を期待している方は駄作に感じてしまうかもしれないので注意が必要です。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.4:
(3pt)

探偵役の真備が魅力

「真備霊現象研究所」の二枚目探偵役がかっこいい。仏像工房という舞台もおどろおどろしくて良かった。 山風を防ぐために高くめぐらせた塀による密室状態とか、最後に生存者全員が一堂に会しての謎解きとか、古典的なミステリーのフォーマットに従った危なげない作品だ。 ちょっと変な死に方も出てきますがね。先天性染色体異常は、もっと何かに生かせるとよかったのにもったいないかも。 でもこの作者は、けっこう雑学っぽく色んなことを知っている。卍は胸毛だったんですか…おもしろいなあ。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.3:
(3pt)

もう一度読む

犯人を知った上でもう一度読むと面白い作品かもしれません
だいたい終盤で犯人がわかるんだけどそれまでに物語がちょっと長過ぎたかも?!
今回の話は仏像に関するミステリーなので
仏像そのものに興味が無かった私には気持ちを入れて読み込む事は少し難しかったかもしれません
でも基本的には最後にきれいにつながり謎もぜーーーんぶ解いてくれるので
読み終わりはすっきりしました
道尾、真備、凛シリーズは大好きなので
第三弾も読んでみます
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.2:
(3pt)

読みどころは冒頭のホラー趣味と結末の論理的解明

第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作『背の眼』の続編に当たる作品。前作に続いて、ホラー作家の道尾、探偵役の「真備霊現象探求所」の真備(まきび)とその助手北見が登場する。
今回の舞台は滋賀県の南端の山間にある仏像工房「瑞祥房(ずいしょうぼう)」。ストーリーは、取材に訪れた道尾がまたしても不可思議な現象に遭遇するところからはじまる。彼は夜中に何かをつぶやく男の声と、仏像たちが動き回る音を聞く。さらに口を開けて笑う千手観音と割れた頭から血を流す仏像も見たのである。彼の話を聞いた真備はさっそく北見と道尾を連れて「瑞祥房」へ赴く。
ひとり、またひとりと姿を消す工房の弟子たち、20年前に失踪したという仏師と工房主の妹、謎めいたことを言う車椅子の先代主、ミステリアスな雰囲気とホラー趣味は前作に引けをとらない。
しかし、やがて真備の推理は20年の歳月を越えて真相に到達する。振り返ってみれば本書は、登場人物たちの言動や表情、仏像たち、そして「瑞祥房」自体のそこかしこに見事な伏線が張り巡らされた本格ミステリーだった。
冒頭でホラー的要素を配し、結末に至ってすべてを合理的・論理的に解明してゆく筆者・道尾秀介の手腕はさすがである。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.1:
(3pt)

すらすらと

読み慣れない設定でしたが、すらすらと読むことができました。
シリーズものの2作目だと思うのですが、先にこちらを読んでしまったので、ちょっと残念でした。
2・3時間、違う世界を旅するには丁度いい本だと思います。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392

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