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えんじ色心中



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【この小説が収録されている参考書籍】
えんじ色心中
えんじ色心中 (講談社文庫)

えんじ色心中の評価: 2.89/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(1pt)

意味が解らない

彼女の作品はどれも素晴らしいのに、これは 本当にガッカリとしか言えません。 書きたいことを ただダラダラと綴っているという自己満足だけが際立ち また、何の意外性もない取ってつけたような結末。 無理にストーリーを曲げず、こういう深い問題を扱うなら 真っ向う勝負でいって欲しい。
えんじ色心中Amazon書評・レビュー:えんじ色心中より
4062132109
No.2:
(2pt)

ミステリーとしてはこれは無い

真梨幸子 、桐野夏生、そして湊かなえ・・・。この三者は「イヤミス」の性質上よく比較されますが作風は異なります。三人とも様々な視点から話を進めることによって人間の身勝手さやエグさを描いていますが、真梨幸子はサイコパスなど本当の意味で狂っている人を作品の中に出すが、後者二人はそんな事をしません。また、文章スキルという意味では桐野夏生の方が賞を受賞するなど、他の二人よりも「文学」的だと思います(個人的な見解なので悪しからず)。ただ、「ミステリー度」に関しては桐野夏生は他の二人よりも劣っている節はあります。
この作品は他の真梨幸子の作品と違って日本企業の派遣を使い捨てる風潮や女性の就職の大変さ、そして受験戦争の描写などが含まれていて桐野夏生のような社会色が濃い作品となっております。真梨幸子 の他の作品と違い、社会派的でありギミックの少ないこの作品は桐野夏生を彷彿させます。この点は評価に値するのですがミステリーとしてどうかと聞かれたらかなり終わり方が雑で真相も馬鹿馬鹿しいとしか答えようがありません。推理小説として「これは無い」と思いました。これがもし推理小説ではなく、桐野夏生の「メタボラ」みたいなヒューマンドラマだったら良かったのですが、ここで出てくる「真相」はまるで取ってつけたような無意味な物となっております。読んでいて「これは無いやー」と感じました。「終わり良ければ総て良し」と言われますが真梨幸子の作品の中で最も弱いエンディングのある作品では無いのでしょうか?社会的なメッセージ、または職場の人間関係の面倒くささは上手く描かれていた為に残念です。

PS
ちなみに派遣業者がよく著者の作品の中で登場するのですが、以前派遣関係の仕事をしていたのか気になります。また、新興宗教も頻繁に登場しますよね?この作品でも例外では無いのですが、親戚にしつこく布教する人がいたのでは?と勝手に邪推してしまいます(汗)。
えんじ色心中Amazon書評・レビュー:えんじ色心中より
4062132109
No.1:
(1pt)

女性作家の憂鬱

出だしは少しそそられたけど、1章目を読み出したら5分間読み続けることが苦痛になった。桐野夏生にもいえることだけど1人称の心理描写がだらだらと続くばかりでとてもタエラレマセン、女性作家特有の自己満足型小説の典型だね、もう少し物語を語る語り口というものを勉強してから書いてもらいたいです。たとえば坂東真砂子とかね
えんじ色心中Amazon書評・レビュー:えんじ色心中より
4062132109

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