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湯殿山麓呪い村
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【この小説が収録されている参考書籍】
湯殿山麓呪い村の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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週間文春1980年 総合5位 出羽三山 即身仏信仰で名高い大師村出身の素封家、淡路家にミイラ化した人の指が送られた。程なくして、当主 剛造が、密室の中で、殺害されているのが発見される。犯人と目されたお遍路姿の人物は、現場から消失していた ・・・ タイトルがとにかく印象的。伝奇ミステリの位置づけらしいが、当初想像していたより、本格ミステリである。即身仏信仰を背景にし、超常現象を想起させる、人間消失や、密室殺人を扱っているが、純粋に謎解きを楽しむことができる。探偵が警察の捜査に介入していく等、現実感はないが、虚構としてわりきれる方にはお薦めである・ 名探偵役 滝廉太郎は、クイズ王にして2メートル大男で、大食漢という設定。滝のひょうひょうとした振る舞いが、本作が不気味さ一辺倒になるのを防いでいる。金田一シリーズを想起させるが、当時の横溝ブームの便乗のように受け取られはしなかのだろうか。 真犯人が判明してからの、ラストは重苦しいため、好き嫌いは分かれると思う。 | ||||
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