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四隅の魔: 死相学探偵2
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四隅の魔: 死相学探偵2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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このシリーズはまだ手を出していなかったのですが、『わざと忌み家を建てて棲む』の作中で、この作品に猫が出てきて、ファンも多いということが紹介されていたので、猫好きとしてすぐに積んであったものを手に取りました。 登場シーンが多いわけではありませんが、重要な役割も果たすし、奔放な猫らしさもあってよかったです。 作品自体は、前半はホラー寄り、後半はミステリ寄りで、他の作品と比べるとちょっとライトで読みやすい印象。 大学の寮で起きる怪異譚を前半で語り、ちょうど半分ほどを過ぎたところで、ようやく出てくる探偵役の弦矢が解決を目指すミステリ編が後半という構成です。 死相が見えるという設定なので、もちろん後半にもホラー色はあるのですが、探偵もの感の方が強いでしょう。 ミステリ部分については、登場人物が少ないこともあり、ある程度予測がついてしまう人もいるかもしれません。 曲矢刑事はもしかして刀城シリーズに出てくる刑事の子孫でしょうか。お遊び的なものでも、世界がつながっているとしたら楽しいです。 以下、ちょっとネタバレかもしれませんが、 作者お得意の、名前を利用したネタが個人的に大好きなので、それがたっぷり味わえて嬉しい作品でした。 | ||||
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舞台はホラーそのものだが、前作よりも更に 心霊よりも「人間」そのものの度合いが強い。 読みやすいけど、ストーリーに隠されるものも「読みやすい」。 ライトノベル化しているというか、そういう企画なのだろうけど。 結構、濃いキャラクターを登場させているので、 次回作は、もう少しそれを生かしてほしいなあと思う。 | ||||
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新装版の商品ページだったのに新装前の表紙の商品だった。違うのならその旨紹介文に書いておいて欲しかったです。 | ||||
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前作が面白かったので読んでみましたが、他のシリーズとは違う「楽観的な雰囲気」は増していると感じました。 ミステリーが好きでオカルトも許せる読者にとっては面白いシリーズだと思いますので、作中の緊張感に欠けるムードを受け入れる事が出来れば楽しく読めると思います。 今回の事件および真相解明も面白かったのですが、あっさり片付いた感じがしましたので、もう少し意外性が欲しかったと思います。 | ||||
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四隅の魔という怪談話を題材にしたホラーミステリ作品。前半はホラー色が強いが後半は謎解きがされ事件の犯人が判明する。 刀城シリーズが好きで、同じ作者だったため読んでみたが、読後の印象は読みやすいのだが、登場人物やストーリーに深みが無く暇つぶしには良いが、わざわざ時間をつぶしてまで読む作品ではないと感じた。真相もそれほど意外では無かった。 刀城シリーズと比べると内容は劣る。中高校生向けのライトな作品である。 | ||||
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『如き』シリーズの著者による新シリーズ『死相学探偵』第二作。 4人が部屋の4隅に立ち、 前の人の肩を順番に叩いていく<四隅の間>の最中に起きた殺人事件に 他人の死相を見ることができる《死相学探偵》弦矢俊一郎が挑みます。 ろくでなしが揃った怪談サークル、 元メンバーの不審死と彼女らしき亡霊、 政界上層部にまで影響力を持つ祖母と喋るネコ そして、主人公を狙う怪しげな闇の集団― ティーン向けっぽい(B級な?)設定が なんとも懐かしいうえ、 謎解きもあまり複雑ではないので、 難しいことを考えずに楽しむことができます☆ ただ事件を解決するだけじゃつまらない でも、社会性とか複雑な人間の内面とかはいらない。 そんな要望をお持ちの方にはもちろんのこと、 推理小説をあまり読んだことがない方への最初の一冊としても 文句なくおススメしたい作品です。 なお、著者の作品をよく読む身としては 同一世界の出来事らしい『如き』シリーズとどこかで交錯するのか? ―が気になるところ。 そうした点も含めて、第3作の出版が待ち遠しいです☆ | ||||
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大学へ編入し、寮生になった転子は、 怪談会をメインとする「百怪倶楽部」へ入部した。 無理やり勧誘された転子だったが、友人もでき、楽しんでいた。 しかし部活動の一貫として行った「四隅の間」の儀式の際、 部員の一人が亡くなり、不気味な黒い女の影が姿を見せ。。。 人の死相が見える弦矢俊一郎は、転子の依頼を受け、事件を追う。 死相学探偵シリーズ、第2作目。 おもに前半は転子の視点で描かれ、 穏やかな大学生活が恐怖へと転じるのが臨場感たっぷりに描かれています。 俊一郎も仕事にも慣れてきたためか、 依頼人の利益をもっと大きな範囲でとらえるようになり 依頼人だけでなく友人たちの身の安全にも気遣うようになっています。 全体の雰囲気も、大学の寮という半公共的スペースが舞台のため 前回よりも世界観が明るく、おどろおどろしさは薄まっています。 とはいえ怪奇な現象もあり、怖さがないわけではないのですが。 前回とはちょっと違った趣向で、おもしろかったです。 | ||||
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