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欲望



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【この小説が収録されている参考書籍】
欲望
欲望 (新潮文庫)

欲望の評価: 4.05/5点 レビュー 38件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(2pt)

読み進めるのがきつかった

「恋」を読んだ後だったので期待が大きすぎたのか。なんとも読み進めるのが苦痛な作品だった。正巳は結局どっちの女性が好きなのか?ああだこうだと理屈ばかりをならべながら両方の女性の間を行ったり来たりし、主人公の類子も肉体的な欲求は他で満たしながら正巳を好きでい続けるという、結局は両方とも自分たちの都合の良いように生きてる感じで親近感を持てない。最後はどうなるのか?という疑問だけは持ち続けるので、それで最後まで読んだものの、読後感もイマイチ。ちょっと残念でした。
欲望 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.3:
(2pt)

比べてしまうと……

小池真理子さんは「恋」「無伴奏」がとてもよかったので、これも読んでみました。うーん、期待が高すぎたのかもしれませんが、これは私にはイマイチでした。必要以上に会話が長く、繰り返しが多くて、読み終えるまでに何度か退屈してしまいました。そして、美のミューズとなる女性、その夫の魅力が今ひとつ私には伝わってきませんでした。読んでいてなんだか、ストーリーにしても、登場人物の魅力についても、文章でひたすら説明して、力ずくで納得させようとしているような、そんな印象を受けました。恋愛小説は、すっと入り込めて、共感していけるのが理想です。「恋」「無伴奏」は登場人物の心情のみならず、空気感などもびしびしと伝わってきて感動できました。その2作が★5だと、これは★2になってしまいます。
欲望 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欲望 (新潮文庫)より
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No.2:
(2pt)

ストーリー性

 作者の書きたかったことは推定できるが、ストーリー性の希薄さが、作品としての完成度を損なっている。阿佐緒、正巳の死がいずれも唐突であり、割いているページも少なすぎる。理由も読者に明確ではない。この部分を簡単に片付けてしまったので、それまでのやりとりが冗長だったのだと判明してしまうのだ。特に阿佐緒の事故の状況を述べている視点が誰なのか不可思議だ。全体の視点が類子なのに、ここは神の目のようだ。
欲望 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欲望 (新潮文庫)より
410144014X
No.1:
(2pt)

三島あっての作品

 作品全体としては読み応えのあるものだけれど... 全体に流れているテーマである性的不能者との恋愛というテーマは「仮面の告白」、全体に流れる空気及び類子と正巳の絡みは「豊饒の海・春の雪」、結末の雰囲気は「豊饒の海・天人五衰」。 オリジナルの箇所があまり目立たなかったような気がする。三島由紀夫あっての作品だと感じた。
欲望 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:欲望 (新潮文庫)より
410144014X

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