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(短編集)
4TEEN フォーティーン
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4TEEN フォーティーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全176件 21~40 2/9ページ
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感動的に見えるが、どうもね…。 この4人組、実際にいたとしたら仲間にならないと思う。ひたすら無理がある。 | ||||
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Amazonではなく、近所の書店で購入したんですが、ここのレビューを見て意外に評価が低くて驚きました。私も最初のプレゼントという項から「これはさすがにないだろ!」と読む気が失せ、二ヶ月ほど放置して、思い出したときに最後まで読み終えたのですが、読んでよかったと今では思っています。確かに現実味はない出来事が続きますが、逆に現実味ありすぎても誰も読まないだろうと思いました。私は女子ですが、こういう4人の青春にすごく憧れを持ちました。何でもないつまらないものが、小説の中だとキラキラ輝いてみえたり、美しく映えたりと、日々の物の見方を変えてくれる効果があると思います。特別にオススメするわけではありませんが、暇つぶしにはオススメです。 | ||||
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懐かしい気持ちになりました。 6TEENもぜひ読みたいと思います。 | ||||
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14歳(中学1年生)の少年4人が東京・月島を舞台にした日常を綴る物語。中二病という言葉があるように、この年頃の少年は、体と精神が子供から大人に変わる難しくも面白いとき。その時代(あえて青春時代と呼んでいいと思う)のガキでありながら実はしっかりと物事を考えるようになるまでの成長ぶりが頼もしく見える。この小説を読んだ時、たまたま自分の息子も14歳であった。自分の息子と比較すると、登場人物はかなり大人びているなあと思ってしまうが、実際には自分の息子も同じくらい成長ぶりしてるのかなと、親が気づいていないだけなのではないかと思い始めた。それにしてもこの作品の登場人物は性への関心が半端ない。いや、関心だけでなく行動もすごい。自分の時はどうだったかなと振り返って見たが、関心は大いにあったが行動力はなかったなと。これも時代なのかな。 少年を卒業してしまった大人が読んで、あの頃の甘酸っぱい記憶を呼び戻すきっかけにもなるだろう。からだのあちこちをかゆくしながら読みました。直木賞受賞作品。 | ||||
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肯定のレビューをのせている方々のさわやかだったという意見 さわやかとは便利な言葉である 石田氏は中学生をリサーチしていないのか、石田氏自身がこのような中学生だったか、それとも中学生をなめているのかどれかであろう 初めて石田氏の作品を読んだが、次を読むのが躊躇される | ||||
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スタンドバイミーで子どもが感動できないのと同じ。 そのただ中にいる人間には十四歳の尊さなんて一ミリも理解できない。 それでいいんです。 それが当たり前です。 実際の十四歳を描いている訳ではないけど、十四歳を取りこぼしてしまった大人が読むと泣けます。 もう全部なくしてしまったあの頃を、ほんの少しだけ取り戻せるいいお話。 戻りたいけど戻りたくない。 | ||||
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難病ウェルナー症候群を患っているナオト、クラス一の秀才ジュン、DVの父親を持つ巨体のダイ、物語の語り手にして平凡なテツローの4人の、仲間の支え合い、女性への熱い関心、冒険旅行等の物語です。 先に読んだ妻が、”中学生のこととは思えない凄い話よ、今の男の子はこうなのかしらねぇ”と言うので、それなりの心構えで読み出したのですが、病気のことはともかくとして、女性に関わる話は、ごくフツーとは言わないまでもその延長線の直ぐそこというレベルです。14歳の少年の感じそうな、考えそうな話が展開されていて、でも歯止めのようなものもあって波乱がなく、平穏にするすると読み進めます、かつて少年だったワタシの場合は。 しかし、そのように、”スタンド・バイ・ミー”のような難題もなく終わってしまうので、つまらないという方もいるかもしれません。 | ||||
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って本当にこんなもんなのでしょうか?エロ本見たりはよくあると思いますが、ストリップ小屋に行ったり、誕生日プレゼントに生身の女をプレゼントするとか、超過激。 普通の女子中学生の子が、中二が登場人物とのことで内容を知らずに興味を持ったので買ったのですが、上記のような部分は、よくあることとは思えないので思えて感情移入できなくてつまらないと言ってました。本当に中学生を取材して書いてるのかなあとの疑問は残ります。 でも、それなりに評価されている作品なので、親の私は何とかしまいまで読みましたが、爽快感がある設定の最後なのに爽快感が得られませんでした。 それに主人公の男子四人の仲の良さを見せつけているので、4人組の友だちの居ない人は、うらやましく思うことでしょう。 でも、現実的な部分も、考えさせられる部分もありますので、星二つにしました。 | ||||
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我々は、エンターテインメント全盛の時代をどんどん更新している最中です。 従って、劇には作劇理論があり、小説には小説作法があるのは当然のことです。 その意味で、本作は小説作法の基礎に忠実なプロフェッショナルな作品です。 ジュブナイルという形式をとることをもって、一般の小説より幾分価値の低めな、といったとらえ方をするのは、明らかに誤りです。 初めて作者の作品を読みました。 テレビで視聴する氏の発言にあまり良い印象をもっていませんでしたが、本職では、素晴らしい仕事をなさっていると思います。 | ||||
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4年間単身赴任した経験があり、住まいも月島だったので余計親しみがわき、風景が目の前に浮かび余計楽しく読めた。 文章や小説としての値打ちは素人がひひょうしても仕方ないのでやめて、話の内容が面白くてあっという間に読み終えた。 | ||||
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全然面白くない。 リアリティもなければ、内容もない。 一体どこが評価されているのか理解できなかった。 買わなきゃ良かった。 | ||||
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長男と次男が読みました。 三男は読んでいないようです。 私も読んでいません。 | ||||
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4TEENの単行本が発刊されたとき、私はちょうど14歳だった。 国語の教材で出題されていたのがきっかけ。読書が好きというわけではなかったが、強く興味を引かれ直ぐ書店で購入した。 お分かり頂けるだろうか?俗な中学生がなけなしの小遣いで漫画ではなく小説を買うことの意味が。 本作はあくまでフィクションだ。 しかし将に14歳から15歳へと、中学2年生から中3へと進級せんとする当時の私にとっては、現実と創作とが交錯する読書体験だった。 私は月島の人間ではないが、地元は貧富の差が大きく治安も些か悪く、当時から児童売春に今で言う脱法ハーブ、貧困ビジネスに孤独死等々と隣り合わせだった。 そんな汚い街で思春期を過ごしていた私にとって本作は身近に感じられるし、リアリティがないという批評をみると自分の青春を否定された気になってしまう。 フィクションに過度のリアリティを求めるのは、それこそ幻想では。現実味が無くてもフィクションは読める。 キャッチコピーに迎合しろとは言わないが、過剰反応しすぎでしょう。 ただし当時流行した漫画や歌手を用いた比喩、今では主流ではないプリペイド式携帯、それに自転車のマウンテンバイク人気などなど、いまの中学生には通じないような描写・内容が多数ある。 だから今の子どもたちに勧めることは躊躇われるし、将来私に子供が出来ても読ませることはないだろう。 リアリティが無いのではなく、リアリティを感じさせられる相手があまりに少ないのだ。 共感できるとすれば昭和60年代~平成3,4年生まれぐらいだろう。 そのほかの方は、当時の(ゆとり世代の黎明期の)俗な少年に思いを馳せつつお読み頂きたい。 | ||||
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そう、月島は下町が残っていますからね。 言ったことはないのですが、どこか東京にしては 不思議な風景がそこには繰り広げられています。 そんな月島に住む4人の少年たちが体験することになる ちょっぴりどころかかなり刺激的な物語です。 まあ、この年のこの男の子の頭の中は大体ムッツリが占めるのです。 正常な成長過程です。 中には今でも社会問題になっているであろう 中学生が春を売る問題もあります。 どこかそういう子たちは、安心できる場所を持っていないのです。 だから、傷つくであろうのに見知らぬ人間に身体を許すのです。 この気持ち、痛いほどわかります。 そして、4人の少年の一人にも 決定的な問題が起きます。 これも社会問題ですよね。 本来は社会が目を向けてあげないといけない弱者なのです。 でも、その地雷はついに爆発してしまった… この子の最後のせりふ、 すごくいいことを言っています。 本当はこういう子を作ってはいけないのです。 でも、えてして出てきてしまうのです。 ただのちゃちい青春小説ではないです。 その所々に現代問題が浮き彫りになってきます。 | ||||
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本作は、直木賞選考会で選考委員10名全員が〇をつけた、高い評価を受けた作品です。 サクサク読み進められ、風俗は決してどぎつくなく、友情もどこか現代離れしており、全体として好感を持ちました。 しかし(ここからはテイストの問題になりますが)、中学生とはいえ少年4人の「ムサ」感は拭えませんでした。それから、花が咲き、風が吹き、少年が走る、ただこれだけのことを書いても面白いものは面白いのかもしれませんが、私にはどうしても物足りない感が否めませんでした。 私にとっての感動作とはほど遠い小説でした。 | ||||
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まずキャラ設定が幼稚とも何とも言い難いお粗末さおぞましさだ。言うならばどぎつい原色の人工甘味料でベトベトの青春ドラマ。小学校の学芸会でも昨今もっとましなものを見せてくれそうだ。 何もかもが観念的で月並み類型的で皮相的で、そんな描写を機械的にくどくど並べてくれるからテンポも遅い、苛立つ。 こんなものを丁寧に読んでもしようがない、どんどん飛ばし読みの末、それさえ第5話『大華火の夜に』までで力尽きて読み収め。 写真で見る顔はもっと感性豊かに見えたが。 比喩センスもお粗末、ユーモアセンスはもっとひどい。 | ||||
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小学校5年生の息子に読ませる本を探して、少年をテーマにした本は色々読んでいるのですが、これは出物でした(さすが直木賞)。少年たちのキャラが個性的だし、起こる出来事もユニーク。ただまあ、当然ですがその年頃の少年たちは「性」に興味しんしんで、そういった話題も山盛りなわけで、うちの息子にはまだ早いかなあ、と。いつかは読んでほしいけど、これを母親が勧める、ていうのも何だか気持ち悪いし、何年かしたらさりげなーく本棚に置いておこうかな。 | ||||
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初めて石田衣良さんの小説を読んだのですが、わたしは面白いと思いませんでした。 他のレビューでもよく言われてることですが、リアルな中学生には見えなかったです。 内容も玉石混交で、なかなか良かったものもありましたが、面白くない話のほうが多すぎました。 感情移入しづらく、「へー、だから?」という感じで終わってしまいました。 たった1冊で見限るのもあれなんで、もう2、3冊、石田衣良さんの小説を読んでみたいと思います。 | ||||
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中古ですが、きれいな本でした。匂いもなく良かった。まだ読んでいないのでこれから。。。 | ||||
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まず上に書いてある通りいまの中学生、高校生、大学生さらには大人が読んだとしても疑問がありまくりな妄想小説です。病気の友人への誕生日プレゼントが売春をしている女子高生とSEXをすることなんて、日本中探してもいないと思いますよw そこでまず読む気を失いましたが、最後まで読み切りました。しかし、頭に残ったことは石田衣良さんはどういうことを幼少時代にやってきたのだろうかなという疑問のみです。まあ4teenではなく「キチガイ4人の冒険」とかでこの内容ならわかりますがね。 石田衣良さんの約束という本はすごく良くできているのですが、この本は駄作です。これで直樹賞が取れるなんて、日本文学もおちたものですね | ||||
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