シューカツ!
- 青春小説 (221)
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厳しい事をいえば、そんなに現実は甘くないでしょ、と思ってしまう。就職活動の失敗は根強い自己否定に繋がりやすい。その部分はもっと深めて欲しかった。あと、美人は性格も良く不美人はイマイチ、主人公は元気が取り柄っていう、一昔前のテンプレにはガッカリしました。 | ||||
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転職活動を始めたので、参考と息抜きに読みました。 もう9年前の小説なので、ちょっとジェンダー的に問題のある表現とかも散見されましたが、 内容はいまでも十分通じる面白さで、 就活のきびしさに立ち向かう学生たちへの愛情が感じられて、 読後はとても爽やかな気持ちになれました。 | ||||
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順風満帆、挫折知らずで大学生活を終えようとする時に訪れる最初の挫折が就活。 多くの人が七転八倒するわけですが、この小説では、水越千晴ほか仲間7人の七転八倒を描いています。 文系の学部卒としての就活。 時代背景や、就活の実情などは文庫の森健の解説が網羅的に親切でわかりやすいです。 小説は、私立のトップの大学がモデルの様子です。 ですから、公立の大学ではだいぶ様子が異なるでしょうし、 マスター卒や専門性の高い勉強をしている人たちも異なるでしょう。 大学以外の学校の人の場合はもっとだいぶ違うでしょう。 私立理系の僕の場合とも、随分と異なります。 しかし、たいへん面白く拝読しました。 ハイライトは、関東テレビの最終面接で失敗し不合格となるエピソードでした。 挫折をどのように乗り越えるのか。人それぞれの性格が反映されるシーンです。 大別すると二種類いると思います。 ・ 恨みに思い、敵と認識し、戦いを決意する人。 ・ 対象的に、自分の課題として認識し、自分でできる対処法を考える人。 挫折を成功に導けるのは後者のタイプです。 この小説のヒロイン水越千晴も後者のタイプです。 失敗の原因を分析し、いくつか学習し、最終的にはほかのものがうらやむような就職先から内定を二つもゲットします。 挫折の原因を他者に求めて「悪いのは社会。」などと結論する人は、挫折がその後の生き方にいかされません。 不採用を受け取った後、逆転劇までの千晴の変化をどう読むか、がこの小説の味わいになると思います。 今で言えば”少し盛って”「この本読みました。」と書いた、失敗のネタについて。 「ずうずうしく適当な感想でもいっておけば合格だったんだろう」 と言う良弘に対し、 「あんなにつまらない本で見栄を張ったわたしが悪いんだし。」 と、自分の中で整理しています。 こういう人と一緒に仕事をしたいな。と僕は思いました。 全ての不具合の原因を他者に求めて、自らは唯我独尊を装い、ハッタリ、口八丁手八丁でうまく泳ぐ人も、 正直に実力で勝負する人も、 就職した後のそれぞれの人生は、うまくいく場合も、失敗する人もあり、一概にどちらが良いとは言えません。 会社では、ハッタリが効く人が実績評価も高く、出世する傾向にあるようです。 つまり、そこそこ出世した人は皆ハッタリが効く人です。 が、評価されなくてもまじめに仕事に取り組んでいる人もいるはずです。 (はったりが利くのは、実効性のある仕事をしている人がいるからです。) このバランスをどう取るかは、もっとえらい経営者層の手腕次第ですので、 ぼくらにはなんともすることはできません。 それぞれの会社の特徴って、この二種の人間のバランス具合によるところが多いようです。 でも、現場で働く自分としては、千晴のような人と一緒に働けたら気持ちが良いだろうな、と思います。 世の中にはいろんな人がいます。 「外に出れば七人の敵がいる」と言います。 が、正直に実力で勝負する方向に切り替えた、 千晴のような人となら仕事も楽しい、と思いました。 | ||||
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石田衣良さんの就活作品です(^-^*)/ まず僕が石田さんを読み始めたのは2015年の元旦前後で、今作品も読もうとは思ったものの、当時は初の肉体仕事に転職してから半年後で毎日筋肉痛に悩まされており、『いつか仕事に慣れる日が来るのか?この仕事を続けられるのか?』という大きな不安があったため、 新卒就活というテーマの今作品を読めずにいました。 でも去年末に読んだ書店ガールで今作品が紹介されており、『仕事に慣れた今ならワクワクして読めそう!』と読んだ次第です♪ そしたら、流石は石田さん!とばかりに、見事な面白さでした! 就活の状況を見事に描きつつ、友情や恋愛も程よく絡ませ、 結局は『勉強や資質も大切だけど、仕事で最重要なのは人間力』という結びも見事且つ、僕も実感している事ですし、 仲間の引きこもり解決等を盛り込む事で、『新卒就職だけが全てじゃない。生涯賃金だけが全てじゃない』という結びも素晴らしく、 加えてラストは主人公の2種類の選択結果を明かさないまま終わりますが、『明かされなくても大満足!想像する事にワクワク出来る!』という心境にさせてくれまして、 『最後に明かされなくて残念(>_<)』な作品はこの世にたくさんある中、それでも大満足させてくれた事に、改めて石田さん素晴らしいな!と感動したばかりです(^-^*)/ 来週には石田さんが『池袋ウエストゲートパーク・シリーズ』以外で、久しぶりに新刊発売日購入したいと思えた『不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 』が発売で物凄く楽しみですし、今作品も就活&青春作品として是非オススメの名作です(^-^*)/ | ||||
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いっきに読めて面白かった! 就職活動をした事がないから、現実はどうなのかわからないけど、大変さとか不安なんかはうまく伝わった。 主人公千晴の明るく楽天的な性格が読んでいて気持ちがよかった。 最後の終わり方は、読んでからも読み手の中でまだ主人公達ががんばっているように想像ができて面白い。 子供たちがシューカツをするようになったら読ませてあげたい。 | ||||
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