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シューカツ!
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シューカツ!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 1~20 1/4ページ
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厳しい事をいえば、そんなに現実は甘くないでしょ、と思ってしまう。就職活動の失敗は根強い自己否定に繋がりやすい。その部分はもっと深めて欲しかった。あと、美人は性格も良く不美人はイマイチ、主人公は元気が取り柄っていう、一昔前のテンプレにはガッカリしました。 | ||||
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転職活動を始めたので、参考と息抜きに読みました。 もう9年前の小説なので、ちょっとジェンダー的に問題のある表現とかも散見されましたが、 内容はいまでも十分通じる面白さで、 就活のきびしさに立ち向かう学生たちへの愛情が感じられて、 読後はとても爽やかな気持ちになれました。 | ||||
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順風満帆、挫折知らずで大学生活を終えようとする時に訪れる最初の挫折が就活。 多くの人が七転八倒するわけですが、この小説では、水越千晴ほか仲間7人の七転八倒を描いています。 文系の学部卒としての就活。 時代背景や、就活の実情などは文庫の森健の解説が網羅的に親切でわかりやすいです。 小説は、私立のトップの大学がモデルの様子です。 ですから、公立の大学ではだいぶ様子が異なるでしょうし、 マスター卒や専門性の高い勉強をしている人たちも異なるでしょう。 大学以外の学校の人の場合はもっとだいぶ違うでしょう。 私立理系の僕の場合とも、随分と異なります。 しかし、たいへん面白く拝読しました。 ハイライトは、関東テレビの最終面接で失敗し不合格となるエピソードでした。 挫折をどのように乗り越えるのか。人それぞれの性格が反映されるシーンです。 大別すると二種類いると思います。 ・ 恨みに思い、敵と認識し、戦いを決意する人。 ・ 対象的に、自分の課題として認識し、自分でできる対処法を考える人。 挫折を成功に導けるのは後者のタイプです。 この小説のヒロイン水越千晴も後者のタイプです。 失敗の原因を分析し、いくつか学習し、最終的にはほかのものがうらやむような就職先から内定を二つもゲットします。 挫折の原因を他者に求めて「悪いのは社会。」などと結論する人は、挫折がその後の生き方にいかされません。 不採用を受け取った後、逆転劇までの千晴の変化をどう読むか、がこの小説の味わいになると思います。 今で言えば”少し盛って”「この本読みました。」と書いた、失敗のネタについて。 「ずうずうしく適当な感想でもいっておけば合格だったんだろう」 と言う良弘に対し、 「あんなにつまらない本で見栄を張ったわたしが悪いんだし。」 と、自分の中で整理しています。 こういう人と一緒に仕事をしたいな。と僕は思いました。 全ての不具合の原因を他者に求めて、自らは唯我独尊を装い、ハッタリ、口八丁手八丁でうまく泳ぐ人も、 正直に実力で勝負する人も、 就職した後のそれぞれの人生は、うまくいく場合も、失敗する人もあり、一概にどちらが良いとは言えません。 会社では、ハッタリが効く人が実績評価も高く、出世する傾向にあるようです。 つまり、そこそこ出世した人は皆ハッタリが効く人です。 が、評価されなくてもまじめに仕事に取り組んでいる人もいるはずです。 (はったりが利くのは、実効性のある仕事をしている人がいるからです。) このバランスをどう取るかは、もっとえらい経営者層の手腕次第ですので、 ぼくらにはなんともすることはできません。 それぞれの会社の特徴って、この二種の人間のバランス具合によるところが多いようです。 でも、現場で働く自分としては、千晴のような人と一緒に働けたら気持ちが良いだろうな、と思います。 世の中にはいろんな人がいます。 「外に出れば七人の敵がいる」と言います。 が、正直に実力で勝負する方向に切り替えた、 千晴のような人となら仕事も楽しい、と思いました。 | ||||
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石田衣良さんの就活作品です(^-^*)/ まず僕が石田さんを読み始めたのは2015年の元旦前後で、今作品も読もうとは思ったものの、当時は初の肉体仕事に転職してから半年後で毎日筋肉痛に悩まされており、『いつか仕事に慣れる日が来るのか?この仕事を続けられるのか?』という大きな不安があったため、 新卒就活というテーマの今作品を読めずにいました。 でも去年末に読んだ書店ガールで今作品が紹介されており、『仕事に慣れた今ならワクワクして読めそう!』と読んだ次第です♪ そしたら、流石は石田さん!とばかりに、見事な面白さでした! 就活の状況を見事に描きつつ、友情や恋愛も程よく絡ませ、 結局は『勉強や資質も大切だけど、仕事で最重要なのは人間力』という結びも見事且つ、僕も実感している事ですし、 仲間の引きこもり解決等を盛り込む事で、『新卒就職だけが全てじゃない。生涯賃金だけが全てじゃない』という結びも素晴らしく、 加えてラストは主人公の2種類の選択結果を明かさないまま終わりますが、『明かされなくても大満足!想像する事にワクワク出来る!』という心境にさせてくれまして、 『最後に明かされなくて残念(>_<)』な作品はこの世にたくさんある中、それでも大満足させてくれた事に、改めて石田さん素晴らしいな!と感動したばかりです(^-^*)/ 来週には石田さんが『池袋ウエストゲートパーク・シリーズ』以外で、久しぶりに新刊発売日購入したいと思えた『不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 』が発売で物凄く楽しみですし、今作品も就活&青春作品として是非オススメの名作です(^-^*)/ | ||||
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いっきに読めて面白かった! 就職活動をした事がないから、現実はどうなのかわからないけど、大変さとか不安なんかはうまく伝わった。 主人公千晴の明るく楽天的な性格が読んでいて気持ちがよかった。 最後の終わり方は、読んでからも読み手の中でまだ主人公達ががんばっているように想像ができて面白い。 子供たちがシューカツをするようになったら読ませてあげたい。 | ||||
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「優秀な私大」の人には現実感があるのかなあ。 自分のベースが「そんな恐れ多い事考えた事もないです」って「志望」だからか、ピンと来なかった感じ。 とびきり優秀な人は頼むから『2社』位に絞ってくれよ。一発勝負は流石に怖いだろうから1社とは言わない。ンでも採用枠全部ひっさってその中から選ぶ、じゃなくていらない枠はゆずってやれよ。と思いました。 楽しむ事は楽しんで読みました | ||||
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池袋ウエストゲートパークなどの作品でお馴染みの著者の作品。 某大学の就活生グループの中のひとりが主人公で、やはり就活を題材にした作品。 就活をネタに書いた小説はいくつもあり、差別化が難しいジャンルであると個人的には感じている。 要は内容もさることながら、表現力とか読みやすさなども十分問われるジャンルである。 そういう意味で、この作品はかなり読みやすい。 複雑な人間関係や就活事情をあまり盛り込まず、それでいて就活生の心労などはきちんと表現されている。 その点のみを評価するのであれば、就活小説としてはかなり上位に来るのではないだろうか。 しかし、この小説を全体で評価するとなると、かなり厳しい評価になった。 まず、この小説の主人公たちは皆マスコミ志望なのである。それでいて試験を受けている数が異様に少ないのである。 そこまでこだわる必要はないのかもしれないが、少し現実味が薄い。 さらに言えば、物語の結末が最悪。 中盤まではとても良い展開で進んでいたのに、最後で一気に冷めた。 こういう展開を望む人もいるのだろうが、なんとも複雑な気分にされる。 就活状況は年々変わっており、就活がうまくいく人もいれば、いかない人もいる。 この主人公の場合、うまく行き過ぎている。 結局自分の志望していたマスコミ業界に2社内定を貰えているのだから、こんな幸せなことはないだろう。 所詮小説なのであって、実体験を基にしたものではないのだから、もう少し何かあっても良かったのではないだろうか。 読んでいて不快とまでは言わないが、あまりしっくりくる終わり方ではなかったのではないだろうか。 | ||||
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・平凡な設定の主人公なのに、最難関に絞った就活がトントン拍子に進みすぎるところに違和感がある ・登場人物が多く、途中、もて余し気味かなと感じる ・ラストで拍子抜けしてしまう この3点で☆-1。 でもこの作者の本はどれも雰囲気が好きです。 自分が受け入れられる感じする。 | ||||
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バイト先であるファミレスでのエピソードは良かったが、読みどころはそこだけ。 シューカツチームのリーダーがどんな点で優れているのか、引きこもりになる男子学生はどんな点で頭いいのか、不明だ。 主人公の周りで、菊田だけが頭悪くって他はマスコミに受かっちゃうような優秀な学生なんでしょ?これが失敗の元。 スーパー学生ばっかじゃん。 リアリティにもエンタメにも欠ける。 まるっきり品性のない小説だ。 | ||||
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就活に突っ込んで物語を展開させているところは独特ではあるが、全体的な展開としてはよくある小説という感じ。 個人的には純粋なハッピーエンドは、あとに残る感情が浅い感じがして好きではないが、この小説もまた例外ではない。 あと、前半を中心に登場人物が多いように感じた。主人公を取り巻く登場人物といった役割なのだろうが、読者としては少し忙しい。バイト先の店長の描写はどこまで重要だったのだろうか。 ただでさえ7人グループの学生を中心に話が進んでいっているのに、話が進むたびに新しい人物が出てくる。 就活を人生になぞらえてとらえているところは良かった。就活を控えた大学生が読む分には充分有益。 | ||||
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非常に面白かった。 自分は手に職をつける学部なのでみんなが大学三年生から始めるシューカツにすごく興味があった。 主人公の千晴にも結構感情移入したし、涙あり笑いあり恋愛ありでストーリー的にもよかった という読後感でした | ||||
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就活の流れを一番最初に知るにはいい本だと思った。 ただ、文系就職の本なので、自分にはあまり参考にはならなかった。 | ||||
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マスコミ人気がまだまだ高かった(今2015年でも高いが)ころの、理想的な「就活」を行う女子学生と仲間たちの物語、というところ。 まあ、著者の実体験を元にした小説ではないし、フィクションなのである程度のご都合主義があるのもいいのだけど、どうも好きになれなかった。 エリート学生(有名大学の中の、かつ上位層)の就活、というところにイマイチ共感を持てなかったのかな。引きこもったままニートになる知人なり、疎遠になる仲間なり、まあ自分の場合はいろいろあったからかな、どうも現実がわかってないんじゃないかな、と苦笑してしまうような話が多かった。 と、結局読む人の個人的な体験というのが、評価に関係してくるのかもしれない。現実はもっと理不尽だと思うが、まあ理想の就活を行う女子学生の「青春」ってことでいいか。 | ||||
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物凄く“リア充”な大学生たちが前向きに就活して上手く行くのを眺める小説。 就活そのものの形態に疑問を持ちながら活動していた私には考えられないくらい爽やかで「あははっ!」って感じの小説でした。就活も恋愛も友情も上手く行って、毒とかグッと胸をえぐるようなものがないので引き込まれずに主人公の楽しそうな就活を見守りました。 ただ主人公がすごく楽観的で、大失敗をしてもすぐに切り替えるのを見ていて「あーこれぐらいでいいんだー」と、楽になれたのでそれだけでもこの小説を読んだ甲斐があったかなと。 就活に疑問なんか持ってないで受け入れてこんな風に全力で頑張れればいいけどね。 とにかく「幸せでよかったね」としか思えなかった私はひねくれてんのかね。 | ||||
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大学3年のマスコミ志望就活生という点と、石田衣良さんの作品でしたので即購入しました。 登場人物一人一人の個性が分かりやすく描写されています。そのなかで働くということに関する考え方を主人公が改めて考える章があるのですが、その場面に共感しました。また、多少の恋愛要素も含まれています。学生が読んだら共感する部分があるのではないでしょうか。 | ||||
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石田衣良先生の本を初めて読みました。 NHKの福祉番組を見たのを機に読んでみました。 私は高卒で、社会で土方(七ヶ月)、大工(約一年)、農業(六年間)、リネンのランドリー(三年半)、ホワイト急便(五年以上)、その他・ガテン系…と二十年、働きました。 そういった人生を歩んで来た事もあり、今の時代に就活で苦労されている大卒者をテレビで見た時、(「学歴とか、そんなプライドとかを気にせず若いんだから、肉体労働も経験すれば良いじゃないか…」)と思ってました。 でも、この本を読んで就活されている学生さん達の気持ちも少し理解出来ました。 現実は、この小説以上に過酷とは思いますが、作者は今の時代の厳しさを世の中に伝えたくて、かつ、希望を伝えたかったのでハッピーエンドにしたのでしょう。 それから、物語に登場するキャラクター一人一人への作者の優しさを感じます。 現実は、就活に失敗して自ら命を絶つ人達が多く、ブルーカラーでも幸せな人生を生きてる人も多く、この小説を読んでると、ホワイトカラーの企業にしか心を向けられない人達の気持ちや苦悩を知ると同時に幸せな人生の選択肢は他にもいっぱいあるよ…と言いたいです。 今の若い人達には、せめて、高校時代に夏休みに数日間〜1週間でもいいから、工事現場とかガテン系の仕事(社会勉強)を経験して欲しいです。 | ||||
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普段なら絶対に手に取らないような題材だが、石田氏の著書ということで敢えて読んでみた。 前半は登場人物の多さとキャラの薄さでいまいち楽しめなかった。 特に「3択で、消去法でお前にする」というような傲慢な告白と、 仲間の唐突の引きこもりからのあっけなさすぎる復帰、 この2つは違和感が大きかった。 しかしその後あたりからぐっと面白くなってきた。 確かに石田氏によくある「綺麗事のゴリ押し」「都合よく物事が進む」パターンは鼻につくものの、 現在の就職活動の様子や、難関の就職先がどんな選考方法をしているか等、興味深く読めた。 主人公が明るくひたむきで真面目で好感の持てるキャラクターなのも、ここに来て大きな感情移入の鍵となってきた。 そして、ラスト。 この文庫本にしては厚みのある作品を「最後はどうなるのだろう」という楽しみで読み進めてきたのに、 肝心の結末を書き上げず「読者のご想像におまかせします」とはどういうことだ。 そもそも今までの文章量に対してクライマックスはあまりにも量が足りない感がある。 とてつもない不完全燃焼に陥り、読み終わった後放心状態になった。 その後に怒りが込み上げてきた。 読むのに費やした時間を返してほしい。 自分は本書を絶対に人に勧めたりはしない。 | ||||
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本書を読んで現在の就職活動がどのようなものかが分かった。 自分たちの時代より現在の方がシビアであるということを感じた。 この小説の主人公は非常にまじめな人で、就職活動に真剣に向き合っている。 就職に対する葛藤とかもよく描かれている。 これから就職活動をする人だけでなく、新人を指導する立場の人にもお勧めである。 | ||||
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小説を読んでから、様々な酷評レビューを読ませていただきました。レビューで皆さんが思い思いに述べていることはよく理解できました。 しかし、個人的な意見ですが、雑にドライに書かれている分、おもしろく読めた気がします。 読まれた方はともかく、読んでない方も就活本ではないということは分かるでしょう。どことなくグリーンな日常を描かれた小説であり、どことなく笑っちゃえる小説であるので、正直期待通りといった感じです。 私はぜひとも一読されることをオススメします。 | ||||
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この作品は評価が分かれているようですが、私はなるほど、と納得する個所がありました。 某有名私立大学の生徒の様子がリアルに描かれているなと思いました。 OB訪問がどんどんできてしまうところなど特に。 チームを結成したことについて批判が多いですが、私はこういう大学生も多いと思いますよ。 客観的にお互いを評価できる仲間はいて心強いですし。 また、心理描写に関しても就職活動の様子と細かな心理描写をその都度説明していては、 文章のスピード感がなくなってしまうのではないかなと思ったので、あのくらいがいいのでは。 実際は、もう少しシビアだと思います。 OB訪問したくてもできない、自身の経験をうまく就職活動に盛り込めない、など。 同じ就職活動中の身としては読んでいておもしろかったです。 | ||||
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