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砂の花



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【この小説が収録されている参考書籍】
砂の花 (祥伝社文庫)

砂の花の評価: 2.67/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

リアリティのある恐怖感

著者の小説を読むのは女神に続いて2冊め。サスペンスだが最初は穏やかな流れで恋愛小説かと思わせるが、終盤は恐ろしい展開になる。意外性があって結末が予想できない点では女神と同じでワクワクする面白さがあった。聡明、美貌、奔放な主人公ではあるが虚飾が強すぎるがゆえに陥る罠と恐怖はリアリティがある。また物語の本筋とは別に恋愛格差を感じた。主人公のような恋愛強者は次々と相手を乗り換えていく一方で恋愛の枠外にある男性は金で性を買うか、それもできない時は無関心を装っているしかないようだ。恋愛の自由化が進みすぎた現代日本ではその不適格者はなんとも居心地の悪い時代である。
砂の花 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:砂の花 (祥伝社文庫)より
4396333846

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