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(短編集)
ミサイルマン
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ミサイルマンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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主人公の俺(ツヨシ)のチャリをぺギろう(盗もう)として殴られたシゲは,1週間後に本当にチャリを盗まれた俺は腹いせに他人のチャリの鍵を壊そうとしているところに現れ,成り行きで行動を共にすることになった・・・表題作『ミサイルマン』 表題作も含め7編からなる短編集。前作から読み始めたのであるが,作者の作る独特の世界観には今回も圧倒される。短編としてはもったいないような設定:世界観がいくつもつまっている。ある作者が長編よりも短編の方が手を抜くことが出来ないと後書きで書いてあったが,そのとおり手抜きのない濃度の濃い短編のつまった作品集である。個人的には『テロルの創世』と『枷』が良かった。・・・ただし,前作の『独白するユニバーサル横メルカトル』よりは,少ないと感じたとはいえ,えぐい表現が多いのでそれがダメな人にはお勧めは出来ないと思う。 | ||||
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平山氏の著作を初めて読んだ。理由わからない世界だが、発想に驚かされる。心地良いとはいえないが、自分の世界をしっかり持っていて、それを忠実に本書では再現しているように思う。 誰か映画にしてくれないかな?この不思議な平山ワールド。 きっと「マトリックス」以上の衝撃がある。 | ||||
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相変わらずの平山節全開です。この中では「コード」と「ミサイルマン」がかなり強烈!早く長編書いてくれないかな・・・。 | ||||
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これでもかというくらい続くグロ表現だが、ドライであるがゆえに、読み終わった時に何ともいえない爽快感を味わえる。これは平山氏のみが持ちうる稀有な才能であり、他の人にもぜひ味わっていただきたいと思う。 | ||||
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前作品集『独白するユニバーサル横メルカトル』は表題作が日本推理作家協会賞を受賞したのに加えて、 「このミス」1位をとってしまった(この表現が適切かと)ことで、平山氏の作品を読んだことのない人には ある種の先入観を抱かせることになり、結果的に損をしてしまった気がする。 今回は第二作品集であり、これを手にとる人は正しくその世界を理解している人がほとんどだ思うが、 そうでない人にもぜひ本書を読んでみてほしい。 なぜなら、異形コレクションというテーマありきのホラーアンソロジーという、いわば好事家向けの本に 収められた作品が中心だった前作品集より、本来の平山氏の魅力がより強く出ているように思えるからだ。 氏の作品にいわゆるグロ描写が多いのは事実で、そこが魅力だという人も勿論いるだろうし、それにまず 拒絶反応を抱く人もいるだろう。しかし、是非とも部分だけにとらわれずに独特の世界観や描写を味わい、 更にはその血肉や汚物の向こうに隠れているものを読み取ってほしいと思う。 まぁ、「簡単に泣ける話が読みたい」というような人には全くお勧めできないが。 ちなみに個人的には『枷』が名作だと思う。 狂騒的で筒井康隆風の表題作『ミサイルマン』(これも良作)とは対照的な静謐な作品。 | ||||
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