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神州纐纈城



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神州纐纈城の評価: 4.57/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(3pt)

行き当たりばったりに書いた本

未完ですから、物語として不満が残ります。

文章は読ませます、破天荒で面白い、、、本職の作家ではなく趣味人の小説という印象。

この程度の分量で未完というのは、作者の怠慢(逃避)としか考えられませんね。

緻密な設定など最初からないので、小説として刺激的なのではないでしょうか?

現在では、この手の本は実験小説あつかいになってしまうでしょう。

いまなら、出版されることなどありえない作家の小説といえるでしょう。
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.20:
(5pt)

よかった

ずっと読みたいと思って探していました。コンディションも良いです。
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.19:
(5pt)

Please read it. You deserve it!

The story is gripping. That's not to say the plot rockets from one stunning crescendo to another, but instead it routinely keeps the reader on edge, wondering how the characters will respond to the latest development
This book has given me more than I could have asked for.
I downloaded this book this afternoon as a Kindle First Look. I finished it a half hour ago.
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.18:
(5pt)

Very unexpected

This book is incredible and has hanged so much for me in my life.
It was full of details that made a difference. You won't want to miss one word of this beautiful book.
There are so many quotes in this book that need major snaps.
After the first pages, I was HOOKED. Love this author style.
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.17:
(5pt)

Everything about it is beautiful.

I chose this book out of the 6 options for the Kindle First Reads Program. I didn't expect to like it thinking it was a fantasy based book which is not my usual choice but the others did not catch my interests at all
I read this on my Kindle, and I kept checking the % to see how much I had left. When I reached 67% I wanted to slow my reading down because I didn't want this book to end. However, the story was so lovely and gripping that I couldn't stop. I finished the last page with a sigh and then thought about the book the rest of the day
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.16:
(5pt)

A fascinating and all absorbing read

I think lots of people romanticize operating a bed and breakfast and this book lets the reader feel like you are right there. The storyline might br a bit predictable but sometimes that is okay too.
Another great book. I always enjoy her characters. They are so much fun , feisty and even shocking!
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.15:
(5pt)

Easy book to slide into

Excellent Excellent book to read. I would highly recommended it to family and friends. I passed the book on to my sister and she also loved it so much that she passed it on to her daughter.
The character development and description of locations were masterfully done. I was taken there... and didn’t want to leave!
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.14:
(5pt)

とにかく、読みやすい。

わかりやすいです。参考になります。実践で活用します。今後もよろしくお願いします
読みやすくポイントもまとめられているし
たくさんのレビューがついてて、今更この本のいいところを並べるのもあれなので
感動する言葉や名言は数多くあったし真似したいなぁとも思いました。
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.13:
(5pt)

This book can really help guide you to achieve your goals.

This is a must read and I give it a ten out of ten!
What an amazing book. Intimate. Intricate. But author is geographically challenged
I have to say, I loved this book! I read it through in one sitting. I literally could not put it down. I don't do reviews that would be a spoiler
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.12:
(4pt)

山梨県民としてこの大作を知らぬ事は罪悪に等しい

山梨県民は必読。我らが信玄公の世に、本栖湖の湖底に異様な城あり。その城には、人間の血潮によって染められた纐纈を纏う人々あり。更に城主は天刑病であると言う正に世紀末的文学の金字塔。未完であるのがなんとも残念。誰か国枝氏の意思を引き継いで、加筆をする猛者はいないだろうか。私としては土屋のその後が気になってしようがない。
神州纐纈城 (1982年)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (1982年)より
B000J7P3P6
No.11:
(5pt)

これは未完で正解。

異常な世界観とキャラ設定。起承転結の「転」の発端までだが
これ以上は却って評価を下げることになると予想します。
林不忘「丹下左膳」がよい例で、風呂敷を畳みきれなかったゆえの
グダグダの決着となりました。
書いてる途中でそのことを悟り、あえて筆を止める決断をしたのでしょう。
キャラが暴走する(筆が走る)のを制御できなかったことも原因かと。
(その気持ちは実体験としてよくわかります)
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.10:
(2pt)

期待しすぎました

作者が大風呂敷を広げるだけ広げて、収拾がつかなくなって投げ出した感が半端ない。
途中から纐纈城自体が無関係になってるし。場面場面は面白いんだけど、全体の統一感がない。それだけの力量しかなかったんだろうな、この作者は。
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.9:
(5pt)

民話の纐纈の城をモチーフにした作品

子供の頃民話が好きで、当時その流れでこの本を手に取りました。
懐かしいです。
民話の纐纈の城をモチーフにした作品は世に幾つかありますが、この作品は
基本的に民話に沿った作品になります。
文章も読み易く話も面白いのでお勧めですが、読後に若干物足りなく思うかもしれません。
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.8:
(4pt)

まさに読ませる世界

こんなに読者をひきつける作品が
未完で終わっているとは本当に
不運そのものであります。
なのでその先の展開の想像は
私たちがするしかない模様です…

ある血塗られた布から
端を発した事柄…
やがてその情趣は恐ろしい体をなし
疫病を撒き散らしにかかります。
その光景はまさにグロテスクそのもの。

結構その描写は延々と続きますので
苦手な人はこの作品は避けた方がよいかもしれません。
だけれども、面白い、と言うことは
言っておきたいと思います。

人としては歪んだものを持っている
一人の青年に注目すると
面白いことでしょう。
ひときわ異常に映るでしょうから…

グロテスクですが、あっという間に
読むことができた作品です。
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.7:
(5pt)

無明

富士の本栖湖の霧に包まれた中にあるみずき城の城主は、癩病に犯されて憎悪の権化と化して、人の血を絞って纐纈の赤い布を染めることを、慰めとしている。又、富士山中には、殺人を楽しむ邪剣の主がいる。両者とも妻に裏切られ、その憎悪から悪に浸る。一方、不義の愛に生きる者も、世を追われ荒野を彷徨う。無明の明けることもなく、物語は終わる。
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022
No.6:
(5pt)

麻薬的な魅力の作品である

最初に読んだのは桃源社「大ロマン復活シリーズ」だった。たぶん、シリーズの最初の刊行が本書だったと記憶している。同シリーズは小栗虫太郎、海野十三、橘外男などの当時は入手が難しかった諸作を復活させ、再評価の機会を与える優れたものだった。

 さて、本書である。国枝伝奇の白眉とされているが、その錯綜したストーリーは確かに伝奇物といって間違いはない。背景には父子や兄弟の相克が描かれており、著者はあまり意識してはいなかったのかもしれないが、裏テーマといえるだろう。だから、ある意味では家族物とも分類できないこともない。ただし、もっとこのテーマが深く掘り下げられていたら、という条件がある。
 もし、本作が中絶ではなく完結していたら、はたしてどのような結末になっていたのだろうか。著者のイマジネーションを考えると、とても予想することはできない。

 しかし、本作の読後の余韻は、未完だからこそのものであるのも、また確かなことなのである。これは著者の「蔦葛木曽桟」とは異なり、まったく集束の気配のないままの中絶という本作の状態は、余韻を感じるのとともに、突然空中に放り出されたような、非常に不安定な気分になることは間違いない。

 かなりグロテスクな内容であり、描写もかなりエグい。しかし、大衆文学のある方向に極端にふったという意味では、大衆文学の歴史を知る上でも意味のある作品であり、一読する価値がある。そして、その幻想世界の味をしめると、また再び味わいたくなるという、麻薬のような魅力を持った作品である。
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4062620022
No.5:
(5pt)

原作もいいぞ!

若い人たちは、講談社漫画文庫でこの作品を知ったと思う。さて原作は?と探しても、講談社文庫は入手困難だったはず。頁のめくり心地のよい(?)河出文庫で読めるとは、幸せである。荒唐無稽、おどろおどろしい、尻切れとんぼ、 それでいて妙に現実味のある世界を覗いてみよう!
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4062620022
No.4:
(4pt)

伝奇小説の祖とされるが、評価は分かれるだろう

 伝奇小説の始祖のひとつと言われる作品だ。
 物語は「纐纈布」と言うものの因果をめぐるストーリーを中心に、複数の主人公たちのエピソードが多重に交差するゴシックロマンだ。しかも壮大な物語の緒についたようなところで未完のまま。
 半村良の一連の作品や澁澤龍彦「高丘親王航海記」を彷彿とさせる(というか、原点は本作品だ)シーンがあり、たしかにこのジャンルの源流だという気がする。しかし半村作品のように無駄なく用意周到なわけでもなく、むしろ澁澤作品のように書きたいエピソードを連ねていったような作風で、評価の分かれるところだと思う。
 巻末の夫人による「あとがき」に掲載された遺稿の一部がまた楽しい。本編共々、著者が楽しく筆を進めている感じがする。また、紹介されている日常は荒俣宏の師、平井呈一のような、時代と隔絶した風流人の域に達していると思える。
 もうひとつの著名な作品である「蔦葛木曾桟(つたかずらきそのかけはし)」、さらに宇治拾遺物語にも遡って読まねばなるまいと思わせられた。
神州纐纈城 (1982年)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (1982年)より
B000J7P3P6
No.3:
(4pt)

伝奇小説の祖とされるが、評価は分かれるだろう

伝奇小説の始祖のひとつと言われる作品だ。
 物語は「纐纈布」と言うものの因果をめぐるストーリーを中心に、複数の主人公たちのエピソードが多重に交差するゴシックロマンだ。しかも壮大な物語の緒についたようなところで未完のまま。
 半村良の一連の作品や澁澤龍彦「高丘親王航海記」を彷彿とさせる(というか、原点は本作品だ)シーンがあり、たしかにこのジャンルの源流だという気がする。しかし半村作品のように無駄なく用意周到なわけでもなく、むしろ澁澤作品のように書きたいエピソードを連ねていったような作風で、評価の分かれるところだと思う。
 巻末の夫人による「あとがき」に掲載された遺稿の一部がまた楽しい。本編共々、著者が楽しく筆を進めている感じがする。また、紹介されている日常は荒俣宏の師、平井呈一のような、時代と隔絶した風流人の域に達していると思える。
 もうひとつの著名な作品である「蔦葛木曾桟(つたかずらきそのかけはし)」、さらに宇治拾遺物語にも遡って読まねばなるまいと思わせられた。
神州纐纈城 (1982年)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (1982年)より
B000J7P3P6
No.2:
(5pt)

狂気の世界

 物語は土屋庄三郎が纐纈布なるものを手にすることから始まるのですが、そこから一気に物語は怒涛の如く一直線に突っ走ります。そのスピード感たるや、一気に冥王星まで(最近第10番目の惑星が発見されたらしいが) 6秒フラットで疾駆するかのような心持ちであります。そのあまりのスピードのためか作者自身、途中で筆を置いており、とても気になるところで話が終わっております。起承転結を小説を書く上での規範とするならば完全に破綻を来たしていると言っても過言ではないでしょう。  しか~し、この物語は陳腐で俗物的な描写はなく、そこはかとなく様々な観念論が見事に構築されておるのです。 半村良はこの作品に影響を受け妖星伝を執筆し、永井豪はバイオレンス・ジャックを描きました。
神州纐纈城 (大衆文学館)Amazon書評・レビュー:神州纐纈城 (大衆文学館)より
4062620022

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