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新世界より



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新世界よりの評価: 3.97/5点 レビュー 506件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全364件 161~180 9/19ページ
No.204:
(5pt)

もう一度、少年・少女に還る

貴志氏らしくない少年少女を題材にした壮大なファンタジーですが、面白いですよ、もう十回ぐらい読み返してます。
この作品のキーワードは誰もが幼い頃に感じた懐かしい感情だと思います
例えば都市伝説めいたものに対する恐怖
夏休み明けの友人がやけに遠い存在に感じた切なさ
あるいは調子に乗って虫を殺して後悔したこと
etc
現実には、そういった感情も日々の生活の中でやがてうやむやに薄れていくわけですが、この作品では
それらの感情に対してちゃんと一つ一つ回答が用意されています、主に死や報復といった大人のやりかたで。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
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No.203:
(4pt)

なかなかスリリング。

3冊と長く思えますが、読み終わってみるとそうでもありません。

呪力とかよくわからない単語がいっぱい出てきますが、そうゆうのに抵抗ない人。
想像力が豊かな人(笑)
人間vsバケネズミ。一気に読めます。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.202:
(4pt)

前半が…

正直、前半200ページほどは読むペースがなかなか上がらず、
このまま下巻まで読むのは無理かも…とあきらめそうになりました。

しかし、そこを超えると、一気に読めてしまいます。
どんどん続きが気になり、寝不足になる可能性があるので、時間のある時に
読むことをお勧めします。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.201:
(5pt)

上の半ば以降、止まりません。

色々なところで「新世界より」の評判がよかったために、まとめて購入しましたが、
正直、上の中盤くらいまでは読み進めるペースがなかなか上がりませんでした。

しかし、そこを超えると、続きが気になって一気に読んでしまいます。

アニメ作品も出ているようですが、まずは原作を読んでからの方が良いと思います。
新世界より(中) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(中) (講談社文庫)より
4062768542
No.200:
(5pt)

下巻は一気に読み終わりました。

上巻は前半がややつまらなく感じましたが、それを超えると一気に面白くなりました。
クリムゾンの迷宮にも共通するのですが、未知の生物に対する圧倒的な恐怖が非常に
うまく表現されていると思います。

貴志祐介さんの作品は、外れという外れはないように思います。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.199:
(4pt)

神様はなぜ人間を誕生させたの

人間の身勝手さには、頭にきます。人間が幸福になるたび多くの動物が犠牲となります。この世に人間が誕生して喜んでいる動物は、人間にかわいがられているペットくらいです。
知能こそ、諸悪の根源だと改めて感じました。
スクィーラを無限地獄の刑を求刑する。(スクィーラも人間ですけど)ふざけるな。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.198:
(5pt)

アニメ見てから 原作を

アニメ見て 面白かったので 文章での表現のしかたに興味出て購入しました。

送られてきた 本見て あまりの厚さに 読み切れるか?心配でしたが

読み始めると これが予想外に面白く どんどん読み進め 気がついた時には、もう最終章

良い意味で 読み応えある 作品です。読み終えてからも シーンごとに読み返しております

これは お薦めですね
新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新世界より (講談社ノベルス キJ-) (講談社ノベルズ)より
4061826603
No.197:
(4pt)

難点はあるが、斬新で独特の世界観に惚れる

世界観の描写にかなりの文量が費やされます。
架空の生き物がたくさん出てきますが、学問的な見地からも説明がなされるので、びっしり書いてあるのが好きな人には楽しめる反面、文章がすらすらと頭に入ってくるものを求める人には重たく長すぎに感じると思います。

文章や物語を素直に楽しみたい人にはかなりの良作です。
しかし、深みや倫理観、矛盾の無さを求める人には最後の最後で苦痛になると思います。

具体的に書きますと、「同種を殺せない」という呪力の制約が、回りくどい展開を生み、読み進めるうちに作品の足かせになってきます。
(1)人間が人間を殺せないなら、異種族と連携して倒せばいいのに(狙撃等反応できない攻撃は防げないみたいなので)と考えてしまったり、(2)サイコ・○○○○なんて最初からいらなかったんだと肩透かしを食らった気分になったり、(3)異種族を尊重し仲間として行動を共にしていると思いきや突然捨て駒にしたり、異種族だからと主人公までもが平気で殺す展開に首を傾げてしまう人には、他にも突っ込みどころが多々あります。

また、未来世界ということで、人物たちの恋愛感情のあり方が現代社会とは随分違うため、ここでつまづくと人物に対して感情移入しづらくもなります。

そういう気になる点はさておき、一読の価値のある作品だと思います。
序盤の世界観の描写の仕方(美しさを感じる)、物語の導き方など、すばらしいです。

個人的には、マリアと守の話をもう少し書いて欲しかったところです。
また、男の子が生まれたときに「守」くんの選択肢がないのが可哀そうでした(双子が生まれるかも知れないでしょ?)。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.196:
(5pt)

おもしろい

最初なんだこれはと思いましたが、非常におもしろい
化けネズミ哀愁を感じるのは私でけではないだろう
新世界より(中) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(中) (講談社文庫)より
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No.195:
(5pt)

引き込まれる世界観

話題に上ってから結構な時が立ち、ふと書店に寄った時に見つけたのがこの本でした
悪の経典を以前に読んではいましたが他の書籍は一冊も読んでおらず、「この作者の世界にもう少し引き込まれてみよう」と思い購入したのがきっかけです

最初は「?」となってしまう点も多々あり、設定についていくのに精一杯でしたが、それも上巻の巻末に差し当たる頃には消えていました
この本のレビューを見ると、点々と「動物に関してあれほど仔細に書く意味がわからない」と言った旨のコメントをみますが
舞台は遥か1000年後のディストピア化した社会(しかし事情を知らない者にはユートピアのように見える)である以上
動植物の異常な変化という点でその雰囲気を説明する手法も私にはそんな悪いことのようには思えません

漠然とただの風景の変化を淡々と書くよりは、生命に視点を当てて、現代から見たその異常性を書くという手法は読めば読むほど屈折した社会を表している表現として最適なのではないかと思います

さて、レビューに対するレビューはこの辺りにしておいて、肝心の本の内容ですが
様々なテーマが詰め込まれている為、一言で表すのは非常に難しい
最初の「なんだかよくわからないけど何かがおかしい1000年後の日本」という抽象的な印象から「異常性と排他性を内包する事で存続を可能にした1000年後の小さな社会集合体郡」という具体的な印象へと変化していく
その流れに引き込まれるか引き込まれないかでおおよそにしてこの本の評価と言うのは真っ二つに分かれるのではないかと思います
私の場合引き込まれて行った為、巡らせられた物語の糸を辿りながら未知の物を探検していく作業に没頭してしまい、上巻を買った次の日に中、下と購入し、一気に読み終えてしまいました
2日間でこれほどの文章を読んだのは初めての事でした、独特の世界観に基づいた日本を舞台にしたSFという言葉に何かを感じた人は今すぐにでも書店に行って読むことをオススメします
新世界より 上Amazon書評・レビュー:新世界より 上より
4062143232
No.194:
(5pt)

面白い、けど、長い…

解説に、200何ページかまで我慢すれば、後は最後まで一気読みとか何とか書いてありましたが、そんなこと無かった…。読むのに、1週間ぐらいかかってしまいました。
 それでも、話は面白い。アニメが神アニメだと言われていたのも、肯ける話です。人間の、同種を攻撃する抑制が非常に弱い、という性質からこんなに壮大な話を思いつかれるとは…
 1000年後人類が信じている神様の本当の顔とは…
 1000年後の大人たちが隠そうとする罪とは何なのか…
 アニメのキャッチフレーズ『偽りに神に抗え。』
 当に、ピタリとはまっています。悪の教典と同じく最近読んだ本の中では、面白かったと言えるでしょう。
 しかし、題名の通り、長い…
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.193:
(5pt)

リアル

非現実的だけれどでも実にリアルな社会情勢設定、人としての心境のうつろい、恐怖と憎しみの深まり、閉鎖的な場面での攻略・戦略のスリリングさ。どれをとってもすごかった。あってはならないけれど、そうなったらどうするのだろうかと、読み終わった後にもずっしりと重くのしかかる感覚がたまりませんでした。続きも想像してしまう。。。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
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No.192:
(5pt)

もっと読みたい

SFはあまり好きじゃないのですが、貴志さんの作品好きなので読みました。みんな魅力的な登場人物で、読み終えたあと瞬君や奇狼丸やあの子のことが頭から離れませんでした。 ジブリ作品のような美しい不思議な世界観は素晴らしいです。 反対にパンチのきいた残酷な描写は、流石です。 上中下で読むの大変かと思ったら、1週間せずに読み終え、また続きが読みたいです。 彼らの子供の話とか。 これだけ作るのに大変だっただろうから、ないだろうけど。そのくらい印象的な作品でした。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.191:
(5pt)

想像力に圧倒される

ああ、そういえばこの世界は作者の想像の世界だったんだよと、物語というものが一人の人間の頭の中の想像の世界で作られているという事に改めて気づかされ、驚かされてしまった。読んでいくうちに、千年後の情景が脳内に浮かび上がり、地元の神栖がこんなにも美しい世界になっているのかと、ただの設定ではあるが嬉しくおもった。
高1の夏に最初に読んだのだが、読み終えたあとの感動の余韻はその年の年末までつづき、余韻が覚めるまでは、面白いと思える本に出会えなかった。

自分がまだ幼かったというのもあるが、物語の中から、教訓めいたものを得たり、視野が広がったいうのは確かである。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.190:
(5pt)

一気読みしました!

三部作でかなり長い作品なのに一気読みしました。魅力的な世界設定と、冒険要素や、恋愛要素、謎が謎を読んで読者を飽きさせない構成がさすがでした。最後の結末も好きです。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.189:
(5pt)

おもしろすぎ

とにかく面白い。

独特の世界が広がっていて、物語はどんでん返しのどんでん返しのどんでん返し。

凄くハマります。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.188:
(5pt)

異世界の構想力に脱帽

もし人間が超能力に目覚めたら、という仮定を出発点にした世界観を極めて緻密に論理的に描写しています。特にバケネズミやミノシロをはじめとする独自の進化を遂げた生物の生態や文化に対する考察は読みやすい上に説得力が高く、それゆえに大長編に拘わらず長さを気にせずにどんどん読み進めます。

一方ストーリーやオチに関しては過去の作品と重なる部分も多く、それほど革新性はありません。人物描写も非常にうまいのですが、著者ならではのメッセージ性は人類側よりむしろバケネズミ側に強く現れていると思います。著者の作品の大きな長所に感じられる論理性の敵対する2匹のバケネズミに強く現れており、物語を魅力的にしています。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.187:
(4pt)

上巻中巻はとても盛り上がったけど

上巻中巻では、この物語世界の隠された仕組みが徐々に明らかにされ、怖さがひしひしと伝わるスリルに満ちた展開でした。下巻では、いままでとは比較にならない大事件が起こります。これが前巻同様のスピード感のある語り口で描かれ、一気に読了してしまう面白さがあります。
ただ、体制側についてしまった主人公とその指導者たちに感情移入しがたく、主人公側が必要以上に暴力をふるっている印象がします。他人の痛みを理解する心と自己犠牲を尊ぶ社会規範とは裏腹に、主人公の社会は、他種族に対して隷属を強いて搾取を行い、従わなければ万単位の大量殺戮をも平然と決行します。この社会が、被支配種族の攻撃を受ける展開において、主人公側に素直に感情移入できないのは自然かと思います。戦争におけるこのような欺瞞と残酷さがこの物語の大きなテーマなのですが、せめて、主人公がこのことに疑問を持って抵抗するようなストーリになっていれば、物語にもっとのめり込めたのではと思います。
一方、物語の設定、特に主人公らに科された制約の設定にほころびが見えてしまうところもあります。たとえば、終盤で唐突な感じで登場する古代の武器が、なぜ主人公らに科せられた制約を克服しているのか、いまいち明白に説明されていません。そもそも他のクリーチャに命じて代行させることで制約を回避できるのなら、その方式を洗練させるべきではと思います。そうすれば非人道的な教育システムも不要になるのではと思いました。また最後の戦闘で主人公がとる行動や作戦も、それまでの経緯や主人公の設定から考えて、軽卒すぎたり、残酷すぎたりして、気になるところがあります。
とはいえ、巻末の後日談で明かされる事実はちょっとした種明かしになっていて、物語をきっちり締めています。この後味の悪いストーリ展開がおそらく作者の真骨頂なのではと思います。重い読了感があって満足していますが、できればアクション部分は爽快に描いて、最後に後味悪く突き落としてくれるともっと良かったかと思っています。
新世界より(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(下) (講談社文庫)より
4062768550
No.186:
(4pt)

不思議

何か不思議な世界。最初は訳がわからなかったけどだんだん引き込まれていった おもしろいです
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534
No.185:
(5pt)

お試しで上巻を買ってみました。

普段活字とはほとんど縁のない生活をしています。読書なんて何年振りでしょう。

いろいろご意見はあるようですが、私はどっぷり嵌ってしまいました。先ほども述べましたが、小説なるものと全く縁のない生活。通勤電車で読書など、マイカー通勤の私には全くの無縁。思い返すと、最後に読んだのは、京極夏彦「魍魎の匣」。もう十年くらい前のことでしょうか。
そんな私が、一念発起、この作品を読んでみようと思ったのは、アニメを見たことがきっかけでした。最初の10話程は、配信期間終了で見逃してしまいましたが、その後は最終話まで一気に見ました。見終わった後、原作ってどんなんだろう?作者は誰?そう。全くの無知な私は、そんなことさえ知らなかったのです。序盤の10話を見逃したことが大きかったですね。絶対読む!と決めて、早速注文しました。実は、上中下3巻あるなんて予想外で、注文するのに少し躊躇いました。皆さんのレビューの中には、おすすめと言う意見の他に、退屈・難しいと言った意見もあって、パソコンの前でしばらく考えました。
でも、買って正解でした。届いたその夜(たまたま土曜日だった)一気に読みきってしまいました。(とりあえず上巻だけですよ)
アニメから入ったせいで、情景を思い浮かべる時にはその影響がもろに出ていました。が、その反面、物語の中にスッと入って行けた気がします。退屈だなんてとんでもないです。細かな設定や、その解説は長いですが、それはある意味仕方のないこと。話の展開に、ワクワク・ドキドキ。ページをめくる手が止まる事はありませんでした。(ごめんなさい。ちょっと誇張してます)
読み終わってすぐ、中・下巻の2冊を注文。今か今かと届くのを待っている、子どもに帰った気分です。
ちなみに、中2になる親に似ず読書の好きな息子もちょっと興味を持ったらしいのですが、解説部分の漢字が難しいようで、まだ読むには至っていません。が、手に取るのは時間の問題でしょう。

ネタバレになっちゃうので、ストーリーについては触れません。
頑張って最後まで読みま〜す。
新世界より(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新世界より(上) (講談社文庫)より
4062768534

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