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新世界より
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【この小説が収録されている参考書籍】
新世界よりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全364件 101~120 6/19ページ
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確かに長い小説ですが、長さが全く苦にならないばかりか何度も読み返してしまいます。これほど壮大な世界観をもつストーリーを、緻密かつ破断なく書いた筆者の力量に驚きました。 | ||||
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アニメの内容と、話してる内容や展開が同じだったので、読んでいて退屈なこともありましたが、アニメでは表現されていない細かい背景情報がたくさん書かれてたので、読んでよかったと思います。 | ||||
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個人的には、物語の最後で、主人公が「猫」を再始動させた点に、 この世界の行き詰まりを強く感じました。 多くの犠牲を繰り返すあの世界で、果たして明るい未来が来る日は来るのか。 世界観に引き込まれ、読み終わった後も、そのことばかりを考えてしまいます。 | ||||
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ファンタジーとしても読みごたえあり、社会問題(差別など)についても考えさせられる。 主人公が間抜けなので若い方が読むとイライラするかもしれませんが、脇を固めるキャラも個性豊かで感情移入して読めると思います。 漫画も読みましたが… 先に小説を読んで漫画を読むと漫画に抵抗感を感じるかと思います。 (私は最初に漫画で途中まで読む機会があり、作者が好きなので小説を買って一気に読みました。その後、漫画も最後まで読みましたが…小説を読んだ後に読んでしまうと目が点でした。バケネズミの絵はアニメより漫画が醜くて好みです。) アニメは小説に近いとのことで見て見たいと思ったのですが、小説の余韻に浸ってしまい… 見る気力が湧きませんでした。 しかし、1ー2話見てみると、小説では描ききれないキャラの表情が見れてそれは面白いと思いました。 個人的には小説を基盤に入って頂きたい。 とても、面白かった。 | ||||
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1000年後の世界を鮮明に違和感なく描き出しており、また念動力という超能力が蔓延している世界観の中で 人々の社会生活の規範とそれに伴って発生する壮絶な事件の展開が惹きつけられる内容。 世界観がすんなり入ってくるのは、描写の細かさとそれを裏付けている理論や学説、歴史をさらりと文中に織り込んでいるところだと思う。例えばカッコウの托卵習性、量子力学の観察者視点、元寇時の神風発生理由、などの著者の博識もさることながら、そこから発展させて1000年後ではこうなった、と描かれると妙にリアルであり納得してしまう。 欲を言えば、良心の呵責などの心理的、精神的観点からも発展させるともっと面白い展開もあり得たのでは、と夢想する。 人からエゴが消えない限り、いくら超能力が備わっても作り出す世界は、やはり奴隷制度や劣等種の排除であり、それに対する革命というこれまでの歴史の繰り返しを続けなくてはならないのか、と考えさせられる。 | ||||
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ハマりました。 読み終わった後、喪失感というか、もの悲しい気持ちになります。 それほど感情移入したということでしょう。 村上春樹さんのノルウェーの森以来です。 アニメも見たくなりました。 | ||||
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本の分厚さに戸惑って埃を被せること一年。 なんとはなしにページをめくったらあれよあれよと、仕事があるのに二日かけて徹夜で読んでしまった。 (本を読むのが遅いのもあるのだが。) 世の中には、まだこんなにも面白い物語があるという事実が嬉しい。 三十過ぎの私でも、没頭できる世界が本の中にはあるんだ。 | ||||
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SFやファンタジーに必要な物として 特に序盤は 心地よさの中にある不自然さというか不気味さ をいかに表現するかという部分が土壌として必要と考えてます。 読んでいく中で、我々の現実から小説の世界へ意識を移す中でどうしても不気味さが出てきます。 その不気味さの質がとても高いです、だからこそ、とっつきにくい単語の群や想像が必要となる描写もスッと入ってきますし、想像した物が矛盾なくそのストーリーを動かしてくれるんじゃないかなと思います。 稚拙すぎる文章で分からないニュアンスもありますが、興味の湧いた方は是非読んでみてはいかがでしょう。 読書が苦手な方は手始めにアニメを見てから全体的なイメージを付けて読むとかなり楽しめると思いますよ! | ||||
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この人の作品は、なんだかすごいです 私の稚拙な頭では理屈をこねて説明する事が困難であり、それが本当に残念でありません とてつもない重力を持った作品を生み出す物書きさんですね 読み終わった後の胸が締め付けられて苦しくてたまらない感じ、パッピーエンドでもバッドエンドでもない終わらせ方は彼にしか成せないのではないでしょうか… 『新世界より』の世界の中に飛び込みたい たとえそこに底のない絶望があると知っていようとも そんな気持ちにさせてくれます 傑作!! | ||||
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めっちゃ面白いです!止まりません!設定も素晴らしく、世界観に引き込まれます!ちなみに読むのは4回目ですが飽きません! | ||||
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未来SF。 ハリポタより面白いと思う。 ナウシカとハリポタを合わせた感じっていうところでしょうか…。 | ||||
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いくつかの事件と,それに関わる違和感を抱えつつ成人した主人公. そして超能力者たちの町は大きな破綻を迎える. 悪鬼,業魔という不吉な伝承,バケネズミとの関わりなど, いくつかの伏線が最後の結末に向かって収束するストーリーはなかなかダイナミックな盛り上がりがある.. これだけの独特の世界観を構築して,それを破綻させるからには, 説得力が必要だが,それもまずまずうまくいっている. 少々長すぎると感じさせる作品であるが,これだけ独特の世界観に読者をなじませるためには, これくらいイベントの積み重ねが必要なのかもしれない. ただ,「この時は思いもしなかった」的な記述が多いため,結末の意外性が減じられている. 単純な話,筆者の回想という形式であるため,どんなカタストロフィックな展開であろうと ちゃんと生き残ることが見えてしまうのである. もう少し真相を隠したほうがよいように思う. | ||||
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現代から1000年後の世界. 人類は超能力を持つ者だけが生き残り,文化も生態系も一変していた. 1000年後という触れ込みで始まる物語だが, なんだかノスタルジックな生活の描写で違和感を感じる. 思わせぶりな語り手の記述や登場人物の言動から, 我々の生きている現代とのつながりを隔絶させる何かをあったことを連想させる. その「何か」が少しずつ明かされるのが,この物語のテーマの一つである. 上巻では,超能力をベースとした教育体制の解説と, その中で起きたイベントから,この奇妙な世界に何か問題を抱えていることを察することができる. ストーリーを追うだけでない真相への関心が,読み進める駆動力となる. ただ,その隠し方と見せ方がちょっと洗練されていない印象. 気味の悪い生物の表現も少々画一的で,筆力は相変わらず物足りない. | ||||
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完璧な新品みたいで、帯とかもちゃんとはいてる、本当にとってもいい買い物でした | ||||
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正直いろんな意味で怖い興味深い小説の最高峰です。絶対ネタバレや書評などの知識を見ずに読了して欲しいですね。私の中では最高の衝撃的・夢中になる読書体験の一つとなりました。著者の作品でも最高の作品と言っても過言ではないでしょう。 | ||||
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どんな本でも大体はそうですが、読み始めは何だろこれ?という感じですが、読めば読むほど先の展開が気になりどんどん引き込まれていきます。 のんびりというか、空いた時間にでも読むつもりが一気に読んでしまいました。 クリムゾンの迷宮、黒い家、天使の囀り、 青の炎、この四作品が特に好きで、それぞれ読んでいてハラハラしたり、何とも言えない恐怖というか圧迫感というか…あと青の炎なんかだと悲しくなったり…昔シドニーシェルダンにハマったことがありましたが、貴志さんの作品は…ほんと個人的にですが…それ以上です。 新世界より…また読み直してみたくなってきました。 | ||||
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主人に頼まれて購入しました。 安く購入出来て喜んでいます。 状態がとてもきれいでした。 | ||||
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友人に勧められて読み始めた貴志祐介の作品「天使の囀り」からファンになり、書店で本書を見たときに迷わず購入しました。 本格的なSFに出会ったと素直に感じた。今まで私はハリーポッターこそがSFでNo.1であると思っていたが、根底から覆された。 本書は千年後の日本を描いているが、SFの代名詞と思われる最先端の科学技術をベースとした舞台ではなく、夕刻に「新世界より」の「家路」のメロディーが流れる神栖66町という集落を舞台としておりどことなくノスタルジックな雰囲気を漂わせる。本書の肝は、神栖66町の住人は神の力と呼ばれるサイコキネシスのパワーを使うことができることであろう。現実にはないサイコキネシスを著者の見事な描写で「本当にあるかもしれない」と思ってくる。サイコキネシスのみならず神栖66町に生息するバケネズミやミノシロのような実在しない生物も著者の生々しいリアルを伴った描写で完璧な世界観を紡ぎ出している。ノスタルジックな日本の古風な雰囲気とサイコキネシスのSF的要素を見事に融合した作品であると感じた。 本書はハリーポッターのヴォルデモートのような絶対的な悪はなく、勧善懲悪のストーリでは決してない。人間ひとりひとりが悪を持っているという貴志祐介の視点で描かれた本書は、「人間」について考えさせられる一冊であった。 | ||||
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読後は単純に物語を読み終え、その他小説と比べても面白く、逆に言えば面白い小説の中の一つという感想だった。 だが、読み終えた後も本書の世界観が消えない。それが他の小説とは違う点だといえるだろう。 世界観が消えない理由としては二つある。 一つは読者が物語の中に強く引き込まれていたからだ。それを実感したのはミステリーでいうところのオチである。 よく考えれば気づきそうなものだが、それは物語の登場人物同様、私も気づくことができなかった。 そこまで巧妙なトリックというわけではないのになぜかと考えるとそれはやはり読み手も物語の登場人物の中の一人にすり替えられていて客観的にそれを捉えることが出来なかったと思われる。 もう一つは物語の本質が掴みにくい点だ。 それは登場人物一人一人が濃く描かれているし、一人に感情移入することが出来ないのでそれぞれの心情を考えると違った見方になってくる。 正義や悪、敵、味方が誰なのか、何が正しいのかがわからなくなる。そのため自分の中でも読後の解釈が非常に難しいと思っている。 人間対バケネズミの戦いを描いたのか、人間同士の戦いなのか。 そして瞬の存在意義もよくわからない。瞬は実はいらなかったのではないかとも思ってしまう。 瞬の存在感はものすごい強いが、争いの構図には入っていないと思うからだ。 マリアと守の敵は大人だろうし、戦争の元凶を生み出した大人たちが一番の悪なのか。 色々書いたが結論は面白くって、感動して、驚く、最高の本。 作者の才能に脱帽。 | ||||
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『黒い家』『天使の囀り』の貴志祐介先生の新作ということで期待値をかなり上げたまま、読みました。イメージの中で相当ハードルを上げたまま読んだのに、最後までの怒涛の展開に、結局一回も飽きずに上中下と1日で一気に読み上げました。最後は寝ないで読んだので翌日アルバイトに遅刻して行ったのを覚えています。内容はSF、ホラー、青春、サスペンスなんでもあり。すべての要素が大胆にかつ計算的に散りばめられています。ダークファンタジーと見出しではあり、ファンタジー物があまり好きではない私にとっては初めてのファンタジー(?)になりましたが全く苦にはなりませんでした。本書にも出てくる思想家ジョン・アクトン氏の箴言『権力は腐敗する、絶対的権力は徹底的に腐敗する』の力を持った人間の悲しいサガ、そして結局人間が一番恐ろしいという事に尽きる作品でした。これはギリギリネタバレではないですよね(笑)。 | ||||
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