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新世界より
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【この小説が収録されている参考書籍】
新世界よりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全364件 201~220 11/19ページ
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もうとにかく読み始めたら止まりません。 上中と来て、この下巻では一気にきます。 最後の最後、何気無い一行とも言えますが、何故か鳥肌が立つ一行。 ジャンルを超えて本読みが好きな人には自信をもってオススメできます。 | ||||
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私は貴志祐介さんの作品が好きで、これまで数多く読んできました。 ホラー小説はもちろんですが、「青の炎」のラストにも衝撃を受けたものです。 読み終わった後は、しばらく立ち上がることができませんでした。 その貴志祐介さんがSFものを書いた、と聞いた時は、正直、あまり興味はありませんでした。 1000年後?超能力? 何か違うような・・・ しかもアニメやコミックにもなり、かなり萌え化されてもいます。 だから最初はあまり期待していませんでした。 しかし、一度読みだしたらもう止まりません。 本当にページをめくる手が止まらないのです。 この「新世界」のせいで、何も手につかなくなってしまいました。 読み終わるまでは、何もできないのです。 結局徹夜して、一気に最後まで読んでしまいました。 こんなに小説に夢中になったのは久しぶりです。 私と同じように、読もうかどうか迷っている人は多いと思います。 でも、ぜひ読んでください。 絶対に後悔しませんから。 この作者はものすごい才能を持っている。 あらためて思い知らされました。 | ||||
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アニメから入った口だが、アニメを通り越して読了してしまった。原作の方が良いというよりは、共に素晴らしいできなので、あわせて楽しむのがオススメです。 | ||||
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世界観が掴めると一気に引き込まれます。そこに至るまではSFものを読んでいることを意識しないと集中がとぎれます。 | ||||
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人気の本がリーズナブルな値段で手に入ってとてもうれしいです。 | ||||
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「中」と同じく大変良かったです。 次もぜひ注文したいと思います | ||||
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貴志祐介『新世界より』は超能力が使える千年後の関東地方を舞台としたSFホラー小説である。アニメ化もされている。主人公は自然豊かな集落「神栖66町」に住む少女・渡辺早季である。 千年後の世界では機械文明は崩壊し、人々は牧歌的な生活を送っていた。人間社会は呪力と呼ばれる超能力で支えられていた。ユートピア的な世界であったが、実はディストピアであった。 超能力が使えたらいいと思う人は多いだろう。現在判明している物理法則だけを絶対視する人間は味気ない(林田力「科学信奉者への反感」PJニュース2010年11月13日)。『新世界より』は超能力が使えるようになった場合の問題点を明らかにする。超能力は人間の意識によって物理法則に影響を与える。超能力が使えるならば人間の深層意識が世界に影響を及ぼすことも考えられる。その怖さを『新世界より』は描いている。 世界観設定には舌を巻くが、感情移入しにくい点は主人公が体制側の人間になることである。社会の維持安定のために不安分子を排除することは管理統制社会そのものである。主人公の親友に大人達の欺瞞を明白に語らせている。この展開では主人公が体制を破壊する側に立つことが自然であるが、そうなっていない。 体制の中から体制を変えていくという試みを全否定するつもりはない。妄想的な革命家よりも余程真面目に社会を考えている。しかし、『新世界より』では主人公は指導的立場に立つことを期待された存在であり、大人が敷いたレールの上を走っているだけとも受け取れる。 最大の違和感は虐げられ、搾取されてきた生物への無理解である。それはイジメ自殺生徒の気持ちを理解しない加害生徒や教師、教育委員会、北本イジメ裁判の裁判官と同じである。虐げられ、搾取された生物が叛旗を翻すことは自然なこととして想像できる。それに共鳴してこそヒーローである。物語世界では奴隷が奴隷であることは当然の価値観であるとしても、そのドグマの異常性への反発が皆無ではないにしても非常に乏しい主人公には感情移入しにくい。 | ||||
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私にもこの物語を読み終えた後ものすごい空虚感に襲われた。上は皆さんが書かれているよう世界観、描写が多かった それこそ文字だけで想像するのは苦辛したが…。 中、下ときて私が一番印象に残ったシーンは 野狐丸…スクィーラとの会話、裁判だ。早季達は何故人間に対し「あんなこと」をしたのかと聞いた後の野狐丸はかすかに笑ったと お前達とは何も変わらない人間だ、呪力があるか無いかの違い それなのに奴隷まがい常に死と隣あわせな日々 そんな意味が込められてた気がする。 この本は人間の本当の醜さがバケネズミと人間を通して描かれている。あまりに大きな力を持ちすぎて力無き者を無惨な生き物に変え優位な立場を守ったりと。バケネズミにとって悪鬼は人間のような気がする。結局、早季今までと変わらず悪鬼を出さないための社会が作られていくのだろう。そしてらこの作品を通して伝えたいものは命があるもの皆同じ価値で平等であるということだ。 改めて命の重みと価値を教わった。 私達もこれからの未来、変わるものがあるのだろうか、あの通過儀礼の炎ように…。 | ||||
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この作者の小説は初めてであったが、『新世界より』は噂に違わぬSFホラーの傑作であるといえるでしょう。 緩急つけたスピード感や特異な世界観もさることながら、なにより人間の性悪説に徹してえがかれていることに好感がもてた。 書きすぎると、ネタバレに直結してしまうので控えたいのだが、最期のオチも含めバケネズミのスクィーラ、彼こそが本作の中で最も人間的な生き物のような気がした。 個人的には彼がこの物語のもう一人の主人公では・・・、 なんて思っているのですが、いかがでしょうか。 | ||||
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新世界より。下巻 ※ やっと読み終えました。長かったです(全3巻なので)作者が読者に伝えたい事の一番大きな点がおそらく描かれてあるだろう最終巻、そんな感じでした。(ユーチューブ動画で拝見した動画でも作者の先生が執筆前からラストは、決めていたと仰られていたこともあり) 個人としては上 中 下 の中では上巻が一番好きでしたが、展開の最後は確かに発想が推理小説にも似た面白さがありました。(もちろんお伝えできませんが) 人の上に人を作らず 人の下に人を作らず ※ですが、人が出来る事や能力差は埋めれない場合もあります。しかし、そのようなことが埋めれても埋められなくても、何かから与えられる幸せは、個人の気の持ちようで変わりますからね。) (たくさんの人が幸せに生きていければいいなと思っても、人類以外までの規模で考えれば絵空事に過ぎませんし。) 生命を得て 生命を存続させ 命を感じているから、またほかの命を大事に思う 正しいと思うことも、角度が変われば全てが変わる。その繰り返しであることに気が付いていても、一時の感情で人生を台無しにしたり、輝かせたり。 興味深いラストでした。 若者や、そのほかの方に作者はいろいろな角度で物事を、見て悩んだときは、 一度立ち止まり考えてから回答を出してほしいと心から伝えたかったのではないでしょうか? 最後に、私にとってはですが※ ※「その想い、有難うございました。確かに受け取りました」 ※ と、いう感じです。 レビューお役に立てれば幸いです。 | ||||
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長い長い物語の始まり。この作者の作品は、天使の囀りのみ読んでいました。この作品は、この作者の文章の巧みさに惹かれ購入しました。 今回の作品は、先ほど紹介した作品よりすーごく万人にお勧めしやすいエンターテイメントです。何となく昔、ゲームで感じた世界観に似ていたのですが (傷痕)という作品だった記憶がありますが、ゲームといえど本格ホラーミステリーでとても面白い作品でしたが※ 類似性を、指摘したかったのでは ないのですが、あくまで感想を、一言。 良い環境で子供を育てるという親や文化の願い 理想と現実 くじ引きのような生き物の生のあり方にどのように迫ればすべてではないにしろ、より多くの生き物が共存出来、納得出来るかを、作者は作者の頭で世界構築して、キャラクターを、動かして実験をしながら描いたように思われます。 音楽家の、ドボルザーク 新世界より 家路の詩の 回想の場面はとても印象的でした。 自身の幼いころ、この曲を、聴きながら家路についた記憶が蘇り、今思えば、沢山の人たちが、今日の技(わざ)※やるべきこと※をやり終えて思い思いの今日を過ごし家路についていたんだと、ふと思い郷愁とともに、町内から流れるスピーカーの放送を思い出しました。 最後に※ 上巻の始まりが個人的にとても好きですね。ポップさと、文芸な感じのマッチングの巧さが素晴らしい※ 続きは、中へレビュー 続く | ||||
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スクィーラの最後の叫び 早紀の真実を知った処刑されたスクィーラへの優しさ 胸が詰まる小説です。 | ||||
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悪の教典から入り、黒い家、新世界よりと読み進めています。悪の…は今ひとつでしたが、レビューで評判のいい作品は期待通りですね。 | ||||
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中編まで読了。次の展開がどうなっていくのか想像もつかず、ページをめくるのがホントに楽しいと思わせてくれる。 | ||||
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予備知識なかったのですが、最高のSFでした。Naked Mole Ratsをフィーチャーした初めての小説! | ||||
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貴志祐介『新世界より』は超能力が使える千年後の関東地方を舞台としたSFホラー小説である。アニメ化もされている。主人公は自然豊かな集落「神栖66町」に住む少女・渡辺早季である。 千年後の世界では機械文明は崩壊し、人々は牧歌的な生活を送っていた。人間社会は呪力と呼ばれる超能力で支えられていた。ユートピア的な世界であったが、実はディストピアであった。 超能力が使えたらいいと思う人は多いだろう。現在判明している物理法則だけを絶対視する人間は味気ない(林田力「科学信奉者への反感」PJニュース2010年11月13日)。『新世界より』は超能力が使えるようになった場合の問題点を明らかにする。超能力は人間の意識によって物理法則に影響を与える。超能力が使えるならば人間の深層意識が世界に影響を及ぼすことも考えられる。その怖さを『新世界より』は描いている。 | ||||
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アニメの先がみたくて買った。 原作とアニメは今のところほぼ忠実だった。 この先はどうなるかわからないけど。 | ||||
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あっという間だった。 この辺りまでが今のところちょうどアニメになっている。 | ||||
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衝撃的だった。 だけど、面白かった。 考えさせられるものがある。 | ||||
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サイバーパンクオカルトホラーサイエンスフィクションアクションアドベンチャー。ジャンル分けに困るほどに色々な要素を盛り込んだ一作。上巻の冒頭部分では読むのに手こずり時間を要したが、中、下巻に入ってからは流れるようなストーリー展開に引き込まれて時間が経つのを忘れるくらい。倫理や描写の残酷性が他のレビューにもある通り結構なものだが、気分が悪くなるというほどのものではないです。エヴァンゲリオン世代なら許容範囲内です。あと、この下巻に関して一番カッコ良くてキャラが立ってたのは「奇狼丸」です。間違いない! 一つだけ気に入らないというほどのものではないが、少し抵抗を覚えたのは結末の一部分。覚が妙法農場で「ある生き物」を飼育することになるのだが、大人の世界に啓蒙せざるを得なかったのか・・・という脱力感が少々ある。良く言えば、覚達が「清濁を併せて飲み干せる大人に成長した」ということでしょうか。 | ||||
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