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新世界より
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【この小説が収録されている参考書籍】
新世界よりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全364件 181~200 10/19ページ
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物語の舞台となるのは1000年後の日本。 夕暮れになるとドボルザークの『家路』が流れるノスタルジックな町です。 冒頭で「かつてその町でその町で悲劇が起こったらしい」ことが明かされますが、物語はなかなか核心に触れず、じわじわと秘密が小出しされます。 綿密に構築された世界観と壮大なストーリーが魅力の近未来小説。 全部で1000ページを超える大作ですが、ストーリーの面白さに引き込まれ、長さは感じませんでした。 読後に言いようのない恐怖を残す作品でもありました。 | ||||
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残酷な出来事が淡々と描かれる。 それが不気味で恐ろしく、非現実的で愉しい。 感情移入することはあまりないが、物語に引き込まれるのは、テンポのよい展開による。 完結編、最後まで飽きずに読める。 読後の雰囲気もよい。 | ||||
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初めてファンタジー系のSFを読みましたが、とても楽しめました。 緻密に描かれた広い世界観にテンポの良い進行が読んでいてとても引き込まれます。 人間とは何か。生きるとは何か。正義とは何か。 上中下巻と分量は多いですが最後の最後まで一気に読破してしまうほどの没入感です。 前半の方が丁寧に描かれているように思いましたが、それでも満足のいく一冊でした。すばらしい。 | ||||
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アニメを見たうえでの、読破であったが、イメージに引っ張られ過ぎることなく、細かい部分までとても感動しました。 | ||||
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最初はちょっと入りにくいが、読み進めて行くうちにとまらなくなるのはさすがだと思う。 呪力といっても万能性が低いところは、物語を構成する上で非常に役立っている。 この辺りが展開次第でなんでもありな少年漫画と違うところ、じれったさは感じるが 世界観が統一されており、集中して物語の中に入って行くことができる。 但し、いつもながら最後のメッセージは真面目に捉えると暗くなる。 たまには純粋なハッピーエンドも見てみたい。 | ||||
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文章は苦手なのであまり参考にはならないかもです・・・ 自分は基本何日かかけて一冊の本を読むのですが、この一冊は一日で読破してしまいました。 とにかく先が気になる展開になっていると思います。 舞台は1000年後の日本。呪力という念動力のようなものを手に入れた人類のお話です。 話のメインとなるのは子供たち。 平穏な生活をおくっているが、どういう経緯を経て今の世界となったのか。 一見何気ない毎日を過ごしている子供たちが、実はどういう立場にたたされているのか。 この辺りの展開は衝撃だと思います。 また、それを踏まえた上で話を思い出してみたり読み返してみたりしても楽しいと思います。 何度でも読める作品です! | ||||
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上巻に続いてこちらもとにかく先が気になる展開です。 特に下巻に関しては、「怒涛の展開」という言葉がしっくりきます。 物語には都合のいい展開「ご都合主義」がよくありますが、この作品は容赦がありません。 「なんだかんだいい形に収まるだろう」と思えないぐらい容赦がなく、先が読めません。 自分が一気に読めたのには「この後どうなるか心配」という気持ちがあったと思います(笑) あとは上巻のものも含めて、各所に張り巡らされた伏線が回収されていく様は本当に読んでて楽しいです! 下巻は何を言ってもネタバレにしかならないと思うので、内容はあまり語りたくありません。 ただ最後まで読んだら、確実にもう一度読みたくなるはずです! | ||||
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独特の世界観。情景の描写、ストーリー、どれをとっても素晴らしい作品です。 | ||||
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ある意味人類史的な規模での大きな史的世界観を感じた。 ハダカデバネズミのDNA変異体であるバケネズミと、神としての超人類の関係性は人間の本性に潜む獣性が、基本的人権思想を産み出し残虐行為を正統化してきた革命史のようにも見える。 物語の設定として超能力を得た超人類と、超能力を獲得できなかった人類の相克が、世界の破滅に至るまでの相克を織りなした過去が1000年前のできごととされている点が、非常に独創的でありSF性を感じさせる大きな基礎のようにも思えた。 ボノボるという隠語がファンの間で浸透しているようだが、マニアックな視点でハることも可能なほどの、ディテール面でのごだわりというか末節設定のしっかりした部分と、スケールの大きさがベストマッチしている。 そして、邪鬼と業魔という克服課題となる超人類の弱点と、社会システムの冷酷さに奴隷化されたバケネズミが、神殺しを企てる戦略の揺籃があるなんて最後まで飽きさせないストーリーテリングの技術に圧倒され続けた。 初期の学園物語の中で、呪力の競技大会が出てくるがそこだけは、小生の拙い想像力ではついていけずに感得し得なかったのが残念。しかし、著者の「青い炎」「黒い家」「悪の教典」と読んできた読者の視点から言えば、畢生の大著といっても過言でないほどの出来栄えだと思う。 一つの文化・文明を創造し、文字通り世界を、ワールドを創造し得た業績だとたたえたい。 | ||||
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ある意味人類史的な規模での大きな史的世界観を感じた。 ハダカデバネズミのDNA変異体であるバケネズミと、神としての超人類の関係性は人間の本性に潜む獣性が、基本的人権思想を産み出し残虐行為を正統化してきた革命史のようにも見える。 物語の設定として超能力を得た超人類と、超能力を獲得できなかった人類の相克が、世界の破滅に至るまでの相克を織りなした過去が1000年前のできごととされている点が、非常に独創的でありSF性を感じさせる大きな基礎のようにも思えた。 ボノボるという隠語がファンの間で浸透しているようだが、マニアックな視点でハることも可能なほどの、ディテール面でのごだわりというか末節設定のしっかりした部分と、スケールの大きさがベストマッチしている。 そして、邪鬼と業魔という克服課題となる超人類の弱点と、社会システムの冷酷さに奴隷化されたバケネズミが、神殺しを企てる戦略の揺籃があるなんて最後まで飽きさせないストーリーテリングの技術に圧倒され続けた。 初期の学園物語の中で、呪力の競技大会が出てくるがそこだけは、小生の拙い想像力ではついていけずに感得し得なかったのが残念。しかし、著者の「青い炎」「黒い家」「悪の教典」と読んできた読者の視点から言えば、畢生の大著といっても過言でないほどの出来栄えだと思う。 一つの文化・文明を創造し、文字通り世界を、ワールドを創造し得た業績だとたたえたい。 | ||||
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ある意味人類史的な規模での大きな史的世界観を感じた。 ハダカデバネズミのDNA変異体であるバケネズミと、神としての超人類の関係性は人間の本性に潜む獣性が、基本的人権思想を産み出し残虐行為を正統化してきた革命史のようにも見える。 物語の設定として超能力を得た超人類と、超能力を獲得できなかった人類の相克が、世界の破滅に至るまでの相克を織りなした過去が1000年前のできごととされている点が、非常に独創的でありSF性を感じさせる大きな基礎のようにも思えた。 ボノボるという隠語がファンの間で浸透しているようだが、マニアックな視点でハることも可能なほどの、ディテール面でのごだわりというか末節設定のしっかりした部分と、スケールの大きさがベストマッチしている。 そして、邪鬼と業魔という克服課題となる超人類の弱点と、社会システムの冷酷さに奴隷化されたバケネズミが、神殺しを企てる戦略の揺籃があるなんて最後まで飽きさせないストーリーテリングの技術に圧倒され続けた。 初期の学園物語の中で、呪力の競技大会が出てくるがそこだけは、小生の拙い想像力ではついていけずに感得し得なかったのが残念。しかし、著者の「青い炎」「黒い家」「悪の教典」と読んできた読者の視点から言えば、畢生の大著といっても過言でないほどの出来栄えだと思う。 一つの文化・文明を創造し、文字通り世界を、ワールドを創造し得た業績だとたたえたい。 | ||||
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アニメから知り さっそく購入し読み始めました。面白くて一気読みです。気になって夜眠れない!最後の展開があまりにも辛く思わず涙しました。ここ数年の読んだ本の数々の中でぶっちぎりの面白さです。ぐんぐん引き込まれいきます | ||||
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繁栄の裏側は相当の犠牲を伴う。 そういう観点が語られる中身。 それにしても子どもに様々な決断と犠牲を強いるのは日本の作品の主流なのだろうか? 成長と悲しみの物語と考えるしか無いのだろうかと振り返ってしまう。 | ||||
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結末は見事というか、こう終わるんだなという感じです。 そこに至るまで引っ張る筆致もかなりなものですが、表現はいささか以上に厳しかった。 著者の作品を初めて読んだので、詳しくは分からない部分もありますが、こういう新世界はやりきれないなと感じました。 | ||||
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上、中巻と思い出話が続いており、どのような結末になるかわからなかったが、 のこ最終巻ですべてがわかるようになる。 | ||||
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アニメを見ていて続きが気になり購入しました。 勢いであっというまに読み切ってしまいました。 最後の最後までドキドキの展開です。 神秘的な世界も楽しめます! 買って後悔しないストーリーです!! | ||||
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人間はどんな世界においても私たちと変わらない矛盾とエゴを抱えそのことに無意識であるということが、独特の世界観で描くことでより際立ったと思います。 この矛盾は私だけが感じているものなのだろうか?と考えながら読み進めていましたが、最後の最後で思いっきり暴いてくださり、清々しく、終盤は何度も読み返してしまいました。 単なるエンターテイメントでなく、私たちの世界のこととして受け止めたいと私は思います。 | ||||
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おもしろい。新世界だけに、難しい言葉があって私にはイメージできない部分もあるが、どんな結末になるのか気になってどんどん読んでしまう。 | ||||
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本作品は、前半が世界観の描写、後半は冒険とアクションを中心に構成されます。そのため前半が退屈だと言う意見が目立ちますが、後半に劣らず前半も面白いと思います。主人公たちの子供時代から徐々に明かされる村の構造と未知の生態系、そして社会の闇。まさに「新世界」の輪郭が浮かび上がってくるようで引き込まれ、それでいてどこか懐かしい雰囲気もあります。現在の世界が成立するまでに人類がたどってきた歴史や奇怪な生物の描写は人によっては冗長だと思うかもしれませんが、舞台の世界に入り込むのに必要ですし、個人的にはそれ自体が非常に興味深く面白いものだと感じました。 後半も展開が早く楽しめるので、文句なしにお薦めです。 | ||||
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実によく出来ていると思う。 この作品で注目すべきはなんといってもバケネズミ。 バケネズミと神様の関係がなんともうまい。 本当に哀しい話だった。 | ||||
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