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黒い家
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黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全337件 241~260 13/17ページ
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読んでから2年以上経ちますが、相当精神的なショック(怖さの)が深かったのでしょう、今でも時々夢に出てきて追われます。 起きた時は全身がガチガチ。 私の悪夢の定番となってしまいました。 と、そのくらい怖いです。 オススメです♪ | ||||
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長く生きていると、「一体この人には心があるんだろうか」と思うような人に出くわすことがあります。 作者もどうやらそうだったようで、そのような人のことを書きたかったといったようなことを、どこかで書いていました。 『黒い家』は平成九年の第四回ホラー小説大賞受賞作とのこと。 いわゆる我々にちょっと理解不能な「この人、心、ある?」と感じてしまうような異常な人たちの呼び名が、最新のものとは少し違い、ああ、この時代はこんな風に呼ばれていたんだなと、勉強になりました。 異常な凶悪犯罪者には脳に微細な傷があるとは、本当に大昔からまことしやかに囁かれてはいましたよね。 ただ、現在になると、遺伝子情報がすっかり読み解かれたせいもあってか、そういったレッテル貼りに、あまり抵抗を感じないような風潮になっている気がします。 だからこそ、それは違う!と大声で言うような、そんな視点はとても新鮮に感じられました。 賞の選評者には、今は亡き景山民夫氏はじめ、面白い方が顔を並べています。 林真理子さんの選評は面白くありませんでしたが、ほかは結構面白かったです。 高橋克彦氏が『人の心が一番怖い』と評していた部分に関しては「まさに、その通り!」と机を叩きました。 | ||||
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評判が良かったので読んでみました。 情景描写・心理描写が上手なので、グイグイ物語の中へ惹き込まれます。 続きが気になるので一気に読んでしまいました。 ドキドキしたい方にオススメ♪ | ||||
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過去二回映画化(大竹しのぶ主演の駄作と韓国で最近リメイクされました)されていますが、到底原作を超えるに至っていません。それほどこの作品は強烈です。こんな物語を創りあげた作者は凄いです、とただ感服します。 序盤はゆっくりとしたペースですが、幸子の本性が徐々に明らかにされる中盤以降のじわりじわりと迫り来る恐怖はやがて止められない狂気のジェットコースターのように加速していきます! 人間の怖さ、、と言うか、人間の心を持たない人間の皮を被っただけの人間(人間が多いっ!)の恐ろしさを強烈に感じる事のできる作品です。 傑作!! | ||||
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母の遺品の中の1冊。 たまたま眠れない夜に手にとって読んでみたら・・眠れなくなった(笑) どんどん引き込まれて、本でこんなにスリルを感じたのは初めてでした。 おススメです | ||||
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ホラーを読んでいて、この作品を上回る「恐怖」を感じたことは 近年無かったです。 ちょっと、本気で、怖かった。 確か審査員のコメントに「読みながら、おびえてしまった」というのが ありましたが、そのコメント、非常に良くわかりました。 | ||||
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"怖い" かつ ”楽しめる” 一見すると共できそうであるが、 具現化するのは非常に難しい課題。 しかしながら、作者は平然と 書き上げてしまうのだから、敬服する他はない。 保険会社での勤務経験を大いに生かし、 小難しい保険内容も、平易に伝える文章力、 次から次へと畳み掛ける展開力、 あらゆる面で本当に問題なし。 強いて言うなら、怖がりの方は読まないほうがいいかも。 | ||||
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職業経験をフルに生かした、この人にしか書けない作品だと思います。心理学の造詣も見事に生かされています。個人的には、この著者の「純文学」も読んでみたい気がしました。もし、ホラーの要素がなかったとしても、私には充分面白かったからです。 | ||||
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中盤以降のぐいぐい引き込まれる描写が良かったです。特に普通の小説なら一度あるはずの山場が二回あったのには驚きました。ただ難点をいうなら自閉症=自分の殻にこもった暗い人みたいな(下手すると差別を助長しかねない)表現があったことが1番気になりました。他にも説明がややくどかったり、繊細な神経の持ち主であるはずの彼女が地獄を味わいながらPTSDのような描写のないまま短期間で立ち直ったり、とってつけたような「実はある人がゲイだった」という事実がでたり(結局物語上何も意味がなく主人公が引いただけ)やや目につく箇所があったのが気になりました。 | ||||
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ホラー作品だがリアリティの感じられる怖さがある。著者の経歴からか、保険会社の部分は非常にリアリティがあるし、主人公が感じる恐怖感がよく伝わってくる。ただ途中から結末の筋書きが薄々予想できたので星4個とした。 | ||||
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「十三番目の人格―ISORA―」で見せたような心理学の知識が、この作品でも遺憾なく発揮され、単なるホラー小説の域を超えたものになっています。やはりこの作品でも、主に発達心理学でしょうか。 それと著者のいた生命保険業界の実情ですね。私も一応同じ世界にいるので、他人事ではないような気がします。さらに京都を舞台にしているということも、私にはリアリティがありました。 否応なく読者を、クライマックスに向かって引き込んでゆく語りとなっています。したがって、映画化向きでもあります。配役が今一つであり、原作ほどの迫力は感じませんでしたが。 | ||||
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ある事件に関する真相を、保険の担当官が暴くミステリー。 たしかにホラー要素は在るけど、さほど重要ではない。このくらいの描写は通常の小説でもよくある。ただ真相に迫るにつれてのどんでんがえし、犯人とのチェイスなど、ドキドキものです。保険業界の専門的な内容はあるけども、丁寧な描写で理解しやすい。一気に読める傑作です。 | ||||
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運の悪いことに私がこの本を手に取ったのは和歌山毒カレー事件の後でした。 そのため登場する人物の容姿に「あの二人」がチラついてしまって想像力をそれ以上膨らますことはできませんでしたが・・・・。 保険金殺人自体はこれまでに何度も起きていますし、小説の題材としては珍しくもなかろうと思いますが、実際の事件を(容疑者の人格まで)予言してしまったという点でこの作品はちょっと普通ではないですね。 これってホラーなの?と疑問を呈する人もいるかと思いますが、ミステリー、サイコサスペンス等さまざまな要素をハイレベルで融合していて簡単に1ジャンルで括れなくなったからそう感じるわけで、中身のエグさは間違いなくホラーですね。 ラストの後味の悪ーいオチなんかしっかりホラーの王道行ってると思います。 | ||||
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保険会社について書かれているのだが、わかりやすく妙にリアルである本の表紙も内容に合っておりどこか冷たい不気味さを感じさせる最後まで恐怖が伝わってくるそしてラストの続く日常はドブエボリューションであるホラー小説としては良い終わり方だと思います イワワ軍曹・これは深夜に読むべきだ宇宙人のぶ・トイレに行けなくなったのは、バイオハザード以来だよ | ||||
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怖い本を読みたくて評価のいいこちらを購入してみました。 保険金について全くの無知の私でも、簡潔で丁寧な説明がされているので話についていけなくなることもなく どっぷりと本の中の世界に浸かることができました。 私は登場人物が多いとすぐ、どれがどの人か分からなくなってしまうんですが 筆者の書き方が上手いんでしょうね、人物が混乱してしまうことも無かったです。 怖いのを期待していたのですが、全ページの2/3程迄読んだ時点では 「本当に怖いのか、これ?」という感じでした。 ただ、犯人が分かってからの展開〜最後までは本当に怖かったです。。 最後の方で明かされる黒い家の秘密辺りでは、思わず眉をしかめてしまいました。 怖いところを読んでいるときの時間帯が朝ではあったけど、家族が全員仕事に出掛けていて自分一人だったので 部屋の外の小さな物音などに一々ビクビクしながら読み終わりました。笑 | ||||
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これを読んだのは数年前ですが、今だにこれを超える怖さの本に出会っていません。 マジで怖い! 最初の数十ページは正直面白くなく、ハズレかな、と思いながら読み進めていましたが、 そんな普通のサラリーマンの日常もただの前振り。後半はもう怒涛のようです。 怖いものっておばけでもなんでもなく、人間だ、というのを現した本です。 本読んでるだけなのに、殺人鬼に追いかけられる恐怖がありありと・・・。 家で一人で読んでいて、「ひ〜〜・・・」とか言いながら頭からふとんをかぶって 殺人鬼に追いかけられる気分が味わいたい方はぜひどうぞ。 | ||||
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「この人間には心がない!」 おぞましい保険金殺人を調査する保険会社社員に迫る恐怖の影。 作者の『新世界より』を読み感動したので、過去の作品も読み返してみました。本作、さすが名作といわれるだけのことはあります。発刊当時も「和歌山カレー事件」との関連でずいぶんと話題になったそうですが、今でも起きる不条理な家族殺しや無差別殺人を思い起こしたとき、この犯人に感じたような恐怖は薄まるどころか強まっている感じさえします。 息をもつかせぬ展開は、ディテールが非常によく描かれているから。保険業界の内情もよく取材されています。 欲をいえば、終盤の展開はちょっと大げさすぎて興ざめな部分がありました。あくまで犯人の心の闇に絞って、ホラー映画的な展開は少なめにしてほしかったです。 ただ、全体的には今でも十分恐ろしい、文句ないできの犯罪ホラー。未読の方は是非一読をお勧めします。 | ||||
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保険金をめぐる犯罪の話。保険業界の裏側や犯罪心理学について詳細に記述されており、興味深く読めました。また保険金犯罪を通して現代の日本人社会の風潮にも鋭く切り込んでいる点、登場人物の心理描写、心理分析が巧みな点でもなかなか面白い小説です。 ただ、確かに怖い本ではありますが夜寝られなくなるほどのではないので星4つ。 | ||||
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自分が主人公の立場だったらと考えると恐くて、夜も眠れなくなりそうな話だった。前半は生命保険に難癖をつける顧客とのやりとりが中心に描かれているが、後半は事態が一変し、急にホラー作品らしくなって読み応えがあった。怪物との戦いの場面も臨場感があってよかったが、もう少し恐くてもいいかなと思う。 | ||||
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フィクションであることは分かっているのだけれども、読んでいると何だか血なまぐさい臭いを感じて来ました。それだけの迫力があります。 同じ理由で、女房は最後まで読み進めることができず、知人に至っては家に置いておくのも怖いということで、古本屋に持って行ってしまったそうです。 | ||||
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