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黒い家
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黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全337件 201~220 11/17ページ
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クライマックスシーンの盛り上げ方は最高に上手い。 ここまで畳み掛けるように読者を巻き込む作品は余り見かけない。 残念なのは主人公や、その恋人たちに余り魅力が無いこと。 へんな言い方だが、体臭を感じないというか、現実味が無いというか、感情移入しにくい。 特に女性とのかかわりについて、この作家の作品はいつもそうなのだが、現実感が希薄だ。 淡白な人なのかなぁなどと想像する。 | ||||
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保険金殺人をテーマした作品です。 保険会社の総合職の人たちがどのような苦悩を抱えているかも わかりやすいですし、働きたいという意欲を読者から奪ってくれます。 対消費者の仕事が辛いのは当たり前ですが、保険金が絡むとさらに苦しいですね。 途中、犯罪者を対象とする心理学が述べられてますが、 不完全燃焼で終わってます。 考える機会を与えてくれているのだと思いますが、 曖昧すぎて、逆にもやもやした状態で読了しました… エンタメ性は非常に高く、菰田家の闇に対する興味が読み進めるにつれ 高まっていきました。 読み終わってしばらくたちますがあの残酷な描写は忘れることができません。 | ||||
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暑い季節が到来。暑い季節、夏といえば、納涼。納涼といえばホラーでしょ? というわけで、普段ホラーを読まない私が今年の夏はホラーにチャレンジしてみようと思い、まずは、これが怖いといわれている『黒い家』から読んでみました。 ちなみに、私は普段、ライトノベルやら携帯ゲームソフト関連についてのレビューをしているので、役に立たないかもしれませんが、がんばってレビューをしてみたいと思います。 まず、読み終わっての第一印象は、ホラー?というよりミステリー?と思ってしまいました。他の方のレビューでは「サスペンス」だと書かれている方もいるのですが、厳密にミステリーかサスペンスかなどはどうでもよくて、要は、ホラーよりはどちらかというと違うジャンルなんじゃないかなと思ったりします。それでも、主人公と殺人犯が対峙してるときは映画の「13日の金曜日」を見ている気分になれる(「お前、そこに逃げたらだめだろ」、「そこで、その行動はない」とかなどを思うことも含めて)ので、ホラーだとは思います。 しかし、前半からぶっ飛ばしていくようなものをイメージしてると、違うものじゃないかな?なんて思います。特に、ページの半分以上はホラーというよりは保険金関係のトラブルが主な話なので、はじめは本当に怖い話になるのか、これ?と思いながら読んでました。 ただ、ホラー要素が全体的に少ないと思っても、読み終わったあとに残るのは怖かったなと思いました。読んでるときはなんともなかったのですが、読み終わったあとに暗闇を見ると怖くて、窓や玄関まえに誰かいるんじゃないかと思うと…(ちなみに読み終わったのは深夜です)。 人間の闇というのか、人間の見えない部分が恐怖を駆り立てるというのはうまいなと思いました。よくよく考えれば、幽霊なんかも「見えない」という部分では同じですし、見えない、ありえないものがそこにあるといかに怖いと思えるのかを思い知らされました。 何よりも、テンポ良く読めるので、次へ次へと読み進めたくなります。こういう読者を引き込むところもうまいなと思いました。 ただし、今、読むときに注意が必要なのは、この作品自体は和歌山カレー事件の前に発刊されていること、舞台が堺で起きた集団食中毒事件と同じ年なので、今から約15〜16年くらい前に書かれているということです。 何が注意なのかというと、保険トラブルについては知らないので良くわからないですが、犯罪心理学関係の部分は間違いなく古い話になっているということです(当時でも新鮮ではなかったかもしれませんが)。 心理学は私の専門ではないですが、心理学の部分は大学時代に「犯罪心理学」の講義をとった時に聞いた話だったなぁと思い出した反面、ここで紹介されていることのほとんどは何らかの有力な批判がされていたり、古い話になっているので、「へぇ〜、そうなんだぁ〜」と鵜呑みにされるのも、説が説だけにいろいろとまずいとは思うので一応の注意として書いておきます。 その他、小ネタとして、商法670条というのが作中にあるのですが、商法の改正により、現在、商法のこの部分(保険)は削除されてます。 作品中の話とは一切関係ありませんが、この作品で仕入れたネタをうっかり他の人に話してしまうと恥ずかしいことになるかもしれないので注意として書かせていただきました。 ネタがかなり古くなっているので鵜呑みにできないところがあるものの、読み終わってみれば怖かったので、夏の納涼はじめの軽いジャブに読んでみてはいかがでしょうか。 | ||||
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本書を読んで強く感じたことは二つある。 一つは、「人間は環境次第でもどんな色になることができる」ということ。 若槻が勤める昭和生命にいちゃもんをつけて保険金をせしめようとしている人物たちや、犯人、その関係者そしてその生い立ちを見ている時に少し感じた。 そして、その人物たちに対する金石などの、特に恵の言葉には強くそう思わされた。 それを聞いた時、「少なくとも自分に関わる人間はこのようにしてはいけない」と思わされた。 二つ目は、最終盤の384ページ12行目の「生計保険とはなんだろう」からはじまる、たぶん作者自身の意見。 これには考えさせられた。 たぶん、だれが読んでもそう感じるだろう。 「現実的」な怖さを描いているのでそういったものが好きな人にはお勧めしたい。 そういう人はきっと多くのことを感じることができるだろう。 | ||||
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先日、韓国版『黒い家』の動画を見たが、カルトムービー『悪魔のいけにえ』の劣化バージョンの様な内容に唖然。 自らの記憶を確かめるべく再読する。本来は正調英国怪談派であるがホラーも読む。 何の前情報も、たいした期待もなく読んだのに一気に引き込まれたジャパニーズホラーと言えば鈴木光司『リング』、坂東真砂子『死国』と本作。 いずれも初期作であり著者の最高傑作とは言えないものの、異様な吸引力を秘めている。 本作には超常現象の類は一切出て来ないが、それゆえに却って怖い。 好悪が分れる作品だが戸締り熱心になることだけは請け合い。 | ||||
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私が貴志祐介の作品で最初に読んだのがこの「黒い家」です 読めば読むほど引き込まれていくのが良い小説なのでしょうが それがまさにこれです これは人間の狂気を見事に書き出しています 幽霊系ではないので人間は金のためならこうなってしまうという人の怖さがよくわかります 読んだことない人はぜひ読んでほしいです | ||||
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かなり恐ろしい小説だった。 でも読むのを止められなかった。 ここまで人間の恐ろしい内面を描いた小説は読んだことがない。 | ||||
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この本を読んだのはもう大分昔ですが、こんなに心理的に恐ろしい内容を読んだことはありませんでした。 大袈裟ではなく、人間の深層心理とか醜い心、憎悪などが気持ち悪いくらい表現されています。 身内に対して、息子を保険金欲しさに殺す母親の異常さが怖いです。 まず全編に漂う不気味な表現、何か身体にねとーっと纏わりついてくる感じです。 私もこの本は知人から薦められて借りて読んだのですが、薦めてくれた知人に感謝します。 サイコサスペンス好きなら読んで損はしないと思います。 後味最高に悪いですが…。内容もしっかりしていて実に面白いです。 私は一気に読破しました。お薦めします。 | ||||
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「日本ホラー小説大賞」受賞作であるが、ホラーというジャンルに収まらない、サスペンス・ミステリーとしても第一級の傑作。 作者の体験に基づいた人間洞察、社会への警鐘がベースとなり、今、そこにある恐怖として描かれる。奇々怪々といったホラーのイメージとは異なるが、現実味があって本当に怖かった。 ストーリー構成も巧み。本筋に伏線・エピソードが効果的に絡み、読む者を暗黒の世界へ引きずり込んでいく。心理学に関する知識にも感嘆させられたが、サソリやムカデ、クモといった虫に関する挿話が非常に暗示的で、「捕食者」の恐ろしさを際立たせている。 一時期「心の闇」という言葉が社会に氾濫したが、「闇の心」=「心がない」方が、さらに恐ろしいと思わされた。 典型的な「サイコパス」、良心が欠如した真犯人像が浮かび上がる終盤。そこまではアイドリングからアクセル少し踏んで戻しての展開だったが、ここからブースト全開で主人公らに危険が迫り、狂気が目に見える形で暴走する。 読後、自分だったら主人公の恋人のように、立ち直ることが出来るだろうかと、ちょっと考えた。 「人権主義的」だと思われた彼女が、その実 シニカルな観察者であることが明かされるが… この人も、ある意味で怖い。彼女ら二人の今後を考えると、男の立場では怖いな、と感じた。 個人的には、東野圭吾『容疑者Xの献身』に勝るとも劣らない、傑作だと思う。 犯人が主人公を知るきっかけとなった電話が、犯罪の前歴を考えれば辻褄が合わないなど、重箱の隅を突けば矛盾がなくもないが、細かいことには目をつぶって評価したくなる、怪作であった。 この分野では、ノンフィクションだが『FBI心理分析官』が有名。小田晋の本も面白かった(という表現で良いのかどうか…)。毒を和らげるか、さらなる毒にあたってしまうかは、読み手次第… | ||||
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個人的趣味で言うのなら、貴志祐介の作品の中で一番のお気に入りは『ISOLA』なのだが、 気持ち悪さと恐ろしさでは、この『黒い家』に敵う作品はまずないだろう。 『ISOLA』『クリムゾンの迷宮』と貴志祐介の作品には名作が多いが、 恐ろしいけれどもどこか現実味に欠けるゆえに、純粋に物語にのめり込むことができたこれらと違って、 『黒い家』の恐ろしさで特筆すべきは、現実に起こり得そうなリアリティ。 ネタばれになるので、ここではあまり言及しないが、犯人の造形がこれまた不気味。 下手をしたら隣に住んでいてもおかしくない普遍性と、それとは真逆の常軌を逸した思考。 これを読んでから、深夜のオフィスで一人残業するのが恐ろしくなってしまった。 日常と隣り合わせの惨劇といい、金銭に絡む人間の醜さといい、 宮部みゆきの『火車』に相通ずる怖さがある。 社会派小説の金字塔として、この2冊を超えるものはなかなか出てこない。 | ||||
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ホラーと聞いて、一旦は購入を止めようと思いましたが、結局購入しました。 ホラーと呼ばれるものは初めてでしたが、この部分だけで言うと「この程度でホラーなのか」と言うのが正直な感想です。自分としてはホラーと言うよりサスペンスと感じました。 さて、肝心の内容に関してはさすが勝手知ったる生保業界といった感じで、具体的かつリアル感のある日常の客先応対などから始まるストーリー展開に没頭し、徐々にサスペンスの恐怖に導かれていく展開は圧巻です。 また、主人公以外の登場人物の設定も上手く、物語に厚みを増してます。特に元ヤクザの人なんて、「こんなの書いて生保業界からクレームが来ないかな?」と思っちゃう程リアルでした。実際そう言う『係り』がいるんでしょうね。 描写も的確なので、気が弱い人などはホラー小説として怖い思いをするかも知れません。しかしディテールも含め描写が上手い作者なので、別の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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久しぶりにホラー系を読みましたがやはり恐いですね。人間の心理がいかに複雑で、育つ環境によってどのような形にも成りうるものだと、色々と考えさせられました。人の嫌な部分が見え気分が悪くなったりもしましたが、後半は止まらず最後まで一気に読み切りました。 | ||||
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予想通り私が大好きな「暗い」作品でした。 雰囲気が暗い。ストーリーが暗い、個々の登場人物の設定が暗い、作中に起こる各イベントが暗い。とにかく全編暗い内容で大変満足しました。 内容は奇をてらったものではなく、どちらかというとモダンホラーの部類。目新しい設定はないけどそれだけに文章力勝負、最初から最後までノンストップで読める内容に仕上がってました。 人間の心の黒い部分を詳細に描写することでより恐怖心を煽られ、後半からドキドキしっぱなしです。 クライマックスはスターバックスでコーヒー飲みながら読んでたのですが、隣でぴーちくぱーちく喋る女子高生の声も聞こえないくらいのめり込みました。 評価:90点 | ||||
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いやぁーおもしろいです。結構人がポンポン はんぺいか竹輪のごとく切られるのは気色悪いけど作品自体は大作です。作者は切り株と言ってました! これの映画化作品は見れません!と思いました。ぞっとしますよ。 実は多かれ少なかれ現代人は黒い影(自分さえよければいい)というものを持ち過ぎてはいないか?ちょっとした警鐘を含んでいます。ある意味でのラストも何か背筋に氷を入れられたような冷たさがあります。 そしてまた私は、貴志作品を読むでしょう。 | ||||
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星の数が少ない他の人も指摘してるけど、なんていうか、理解できない行動で勝手に追い詰められてる 感じがするんだよね。そういう面で怖いってよりもありえないって感じで読んでいた。 主人公の恋人の考え方もイマイチ意味不明でした。サイコパスなどと人をカテゴライズする人を 忌み嫌う反面、そうやって人をカテゴライズをする人間を病んでいたと決め付けるという、なんとも 矛盾した人でした。 ただ展開や話に勢いがあるから面白いのは面白い。自分はリアリティよりも多少のおかしな点があっても 先を見たいって思えるモノの方がいいと思うので、星は4つ。 | ||||
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今までに経験したことのない、背筋がぞくぞくするような不気味さを体験できます。読み終わった後も、作品の世界から、なかなか現実に戻って来れないくらい独特の雰囲気に、引きずり込まれます。だからと言って、読まなければよかったなんていう感情より、そこまでの世界観を持った作品にめぐり合えた感動が残ります。ぜひ作者の別の作品も読みたいと思いました。 | ||||
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読んでいてエンタテイメント小説(ホラー)の手本ではないかと思いました。 異常な人物の描写も抜群ですし、人の良い主人公の心理的な動揺も非常によく 伝わってきます。文章もこなれていて読みやすく、丁寧に文字を組み立ててい るようです。逆に言えば律儀過ぎて文章的な愉しみは一切ありません。内容に 徹底しています。それと保険業界の逸話も非常に良かった。 ただ、大半の人が怖かった、と言うのに反し全然怖くなかった……。 ※ ここからネタバレ だってね。何はともあれ「おばさん」だもんねぇ。 おばさん相手で「夜寝られなくなる程怖い」って……。大げさだと思う。 知力・体力・筋力どれをとっても負ける気がしない。せいぜい執念だけ。まあ、 その執念が怖いんでしょうが、相手が殺人鬼なだけに、ちまちました嫌がらせ や脅迫を繰り返す人間より簡単に排除できる。一線を越え過ぎた相手なだけに こちらも腹括れる。 実際、物語中でも殺して決着するわけですし……。排除したくとも出来ず、中 途半端な手段しかとれない方が、何倍も辛いし、怖い。 | ||||
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ホラーというと霊的なものや超常現象的なものを想像してしまうが、この作品はサイコサスペンスと言ったほうが誤解がなかろう。ホラーというだけで敬遠する人も多いだろうからもったいない。「羊たちの沈黙」の系譜に属する正統サイコサスペンスである。 警察が「あり得ないほど」無能なところがホラーたる所以なのかもしれないが、それでも怖さは折り紙つき。夜中に一人で読むのが怖くなって、用もないのに近所のファミレスに駆け込んで読む破目になりました・・・。 | ||||
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なぜ、主人公は、ここまで追われるのか? なぜ、こいつは、サイコパスに至ったか? なぜ、主人は従うのか? なぜ、こういう殺し方までせねばならないのか? なぜ、彼女は、あんな目にあってまでそう考えるのか? 多くの「なぜ」に明確な答えはない。 「臭い」という表現に、活字以上の暗さを感じる。 論理的な裏付けができないからこそ面白く不気味。 理由づけを登場人物に語らせるところがムリヤリか? 人格障害に至った経緯を補填したらこの不気味さ がなくなるのか? ホラーというより、人間心理の深遠の闇が強烈に スパークする。 後半のたたみ掛けるゾクゾク感は秀逸なのだが、 ご都合主義的な展開だけが残念。 最後のプロットの偶然性がなければ、★5なんだが。 一般人が、いつの間にか人格障害者に翻弄される恐怖を 味わいつつ、果たして、劇中にも出てきたが、人格障害 は先天的か、後天的か、のテーマについては、そのうち 有識者に聞いてみて、再考したいな、と思った。 | ||||
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恒川さんの「夜市」が面白かったので、ホラー大賞の先輩作品であるこの本が気になり手にしてみました。 何気ない日常の中に、ふっと湧いたトラブル。そこから徐々に謎が現れては解けていく様は、ミステリーの手法を思わせます。ただ主人公は探偵さんではないので、新たな事実が湧いてくるたびにどんどん精神的に危うくなっていきます。相手の行動の異常さ・主人公の精神状態、この二つを読者は味わいながらページを捲ることになります。 読了後に「この世で一番怖いのは人間だ」という誰かの言葉を思い起こしました。話の通じない人ほど怖いものはないですね^^: | ||||
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