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黒い家
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黒い家の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全344件 201~220 11/18ページ
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| 生命保険を扱った作品で20年以上も前の作品に関わらず、情景などは変わりません。私は舞台となった地域に良く出かけます。路線や駅名、地名、建物などが活字を通して思い出されます。その感じが更に親近感を増幅させ、短に起きた事件として感覚に訴えかける感じでしょうか。京都市内が舞台なので近隣にお住まいの方で怖いもの知らずの方には是非読んでください。物語としては、展開が後半は読めてしまうので星は一つマイナスです。その辺りは大どんでん返しを期待している方や他のミステリーやサスペンス物のような感じではありません。活字から人の心理、恐怖を連想させるあたりや文章の作りは流石です。悪の教典が前後半で違う作者かと思った程なので、そのあたりは無く一本筋が通った感じです。 | ||||
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| 引き込まれるようにして、一気に読んでしまった。 だけど、怖すぎて、夜帰宅した時にドアを開けるのをためらってしまう。 | ||||
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| とりあえず 描写が痛々しいんです。 とりあえず 作風の流れは個人的に完璧。 クラシック音楽を聴いてるみたいで 貴志さん特有の起承転結(止まったり流れたり)。 和也くんの 首吊り現場の描写は カビ臭く ヤバかった。 あと オヤジが 軍手を 噛んで 血を滲ませる描写は 吐き気がした(ある意味乱歩の鏡地獄)この件にかんして僕は切断を体験してるのでシンクロが過敏に反応。あとは 最後の方で 蝉を 自転車で 踏み潰す 無慈悲さ 冷酷 つまり 生きると言うことだ。 | ||||
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| 最近映像化の著しい貴志作品だが、本作も映画化で非常に有名ですが、「模倣犯」でもお馴染みの原作破壊監督森田芳光だったので、映画と原作はほぼ別物。やはり本作は活字の形態で味わうのが最も恐怖感を堪能できる。 本書発表後に和歌山カレー事件が発生し、類似性が話題となったが、今となっては尼崎連続変死事件の方をより彷彿とさせるだろう。今読むと本書のオバサンは尼崎連続変死事件の主犯をいやがうえにも連想させてしまう。 本書の凄いところは最も恐ろしいのは幽霊でも怪物でもジェイソンのような殺人鬼でもなく、そこらにいるような中年女性であると発見してしまった点。とにかく描写が現実にありそうな恐怖感満載でリアル過ぎてとにかく怖い。途中で犯人夫婦の子供時代などを検証する過程もゾクゾクする。 角川ホラー文庫の中でもトップクラスの怖さを誇る作品。貴志氏の出生作だが、怖さという点では現在でも氏の全著作中、最高峰だろう。 | ||||
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| 確かに日々の殺人のニュースでも、「この人には人間の心がないのか?」と思うことがある。 人格障害の話など専門的な見解に対し、登場人物の人間にレッテルを貼り、決めつけてしまうことへの抵抗感もよく伝わってきた。 そして人をカテゴライズする人間に抵抗を示しながらも“人をカテゴライズする人たち”というものに苦手な人をカテゴライズしてしまっているという複雑な人間の心理というものも感じられた。 緊迫した状況、危険だと察知しはじめてから本当に危ない状況までの恐怖感がこちら側にも伝わってきて、途中怖すぎて本を閉じて一息入れるものの、すぐ続きが読みたくなってしまう本。 この本の内容は実際に起こりうることだからこそ、世の中にはいろんな人がいて驚かされることがたくさんあって、自分には理解できないことを普通にできる人がいるのだと奇なることも現実には起こるのだと考えさせられた。 | ||||
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| DVDはかなり前にみて、例の事件を契機に小説も今回読んでみました。 正直、DVDよりも数倍怖いです。最後の数ページ前までは。 というのも、最後の数ページで、残りすべての謎が理屈っぽく結論づけられてしまうからです。 そのため、この手の本を読んだ後の、不安感やら想像力やらが無理矢理解消されてしまい、恐怖感がいまいち後引きません。 おすすめの読み方としては、菰田幸子が死んだところで一旦読むのをやめて、一週間ばかり悶々としたあと、 内容を忘れる直前に、最後の「第13章」を読むと、すっきりして楽しめるんじゃないかなと思います。 | ||||
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| リアルな日常のどこにでも存在しそうなテーマだからこそ、怖さが際立っていました。 主人公も、イメージしやすい人物像だったし、犯人である人物も、地味であるがために底知れない恐ろしさが肌に伝わってくる感じ。 身の毛もよだつとはこういうことを言うのかも。 生命保険を土台として、犯罪心理・モラル・遺伝子・・・など、サブとなるテーマも細かく掘り下げて描写してあり、ただ怖いだけでなくかなりの読み応えがありました。 主人公より先に、読者に”こいつがクロだ!”と気付かせるような絶妙な書き方が本当に読み手をハラハラさせます。 読者が気付いてから、2テンポくらい遅れて主人公が気付き、動いていく様子がもうじれったくて、手に汗握ります。 ただ、ヒロインである恵のキャラクターはあまり共感が持てなかった。 理知的で芯が強いように描かれていたから、せっかくだったらクライマックスのシーンではもうちょっと強さを見せて欲しかった。 まぁ実際にあんな状況下に置かれたら、無理もないと思うけど、その後立ち直った時の主人公との会話がちょっと残念。。強がりで可愛げのない子みたい それ以外は、ハラハラドキドキです。 読み始めたら止まらなくなるのでご注意を! | ||||
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| クライマックスシーンの盛り上げ方は最高に上手い。 ここまで畳み掛けるように読者を巻き込む作品は余り見かけない。 残念なのは主人公や、その恋人たちに余り魅力が無いこと。 へんな言い方だが、体臭を感じないというか、現実味が無いというか、感情移入しにくい。 特に女性とのかかわりについて、この作家の作品はいつもそうなのだが、現実感が希薄だ。 淡白な人なのかなぁなどと想像する。 | ||||
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| 保険金殺人をテーマした作品です。 保険会社の総合職の人たちがどのような苦悩を抱えているかも わかりやすいですし、働きたいという意欲を読者から奪ってくれます。 対消費者の仕事が辛いのは当たり前ですが、保険金が絡むとさらに苦しいですね。 途中、犯罪者を対象とする心理学が述べられてますが、 不完全燃焼で終わってます。 考える機会を与えてくれているのだと思いますが、 曖昧すぎて、逆にもやもやした状態で読了しました… エンタメ性は非常に高く、菰田家の闇に対する興味が読み進めるにつれ 高まっていきました。 読み終わってしばらくたちますがあの残酷な描写は忘れることができません。 | ||||
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| 暑い季節が到来。暑い季節、夏といえば、納涼。納涼といえばホラーでしょ? というわけで、普段ホラーを読まない私が今年の夏はホラーにチャレンジしてみようと思い、まずは、これが怖いといわれている『黒い家』から読んでみました。 ちなみに、私は普段、ライトノベルやら携帯ゲームソフト関連についてのレビューをしているので、役に立たないかもしれませんが、がんばってレビューをしてみたいと思います。 まず、読み終わっての第一印象は、ホラー?というよりミステリー?と思ってしまいました。他の方のレビューでは「サスペンス」だと書かれている方もいるのですが、厳密にミステリーかサスペンスかなどはどうでもよくて、要は、ホラーよりはどちらかというと違うジャンルなんじゃないかなと思ったりします。それでも、主人公と殺人犯が対峙してるときは映画の「13日の金曜日」を見ている気分になれる(「お前、そこに逃げたらだめだろ」、「そこで、その行動はない」とかなどを思うことも含めて)ので、ホラーだとは思います。 しかし、前半からぶっ飛ばしていくようなものをイメージしてると、違うものじゃないかな?なんて思います。特に、ページの半分以上はホラーというよりは保険金関係のトラブルが主な話なので、はじめは本当に怖い話になるのか、これ?と思いながら読んでました。 ただ、ホラー要素が全体的に少ないと思っても、読み終わったあとに残るのは怖かったなと思いました。読んでるときはなんともなかったのですが、読み終わったあとに暗闇を見ると怖くて、窓や玄関まえに誰かいるんじゃないかと思うと…(ちなみに読み終わったのは深夜です)。 人間の闇というのか、人間の見えない部分が恐怖を駆り立てるというのはうまいなと思いました。よくよく考えれば、幽霊なんかも「見えない」という部分では同じですし、見えない、ありえないものがそこにあるといかに怖いと思えるのかを思い知らされました。 何よりも、テンポ良く読めるので、次へ次へと読み進めたくなります。こういう読者を引き込むところもうまいなと思いました。 ただし、今、読むときに注意が必要なのは、この作品自体は和歌山カレー事件の前に発刊されていること、舞台が堺で起きた集団食中毒事件と同じ年なので、今から約15〜16年くらい前に書かれているということです。 何が注意なのかというと、保険トラブルについては知らないので良くわからないですが、犯罪心理学関係の部分は間違いなく古い話になっているということです(当時でも新鮮ではなかったかもしれませんが)。 心理学は私の専門ではないですが、心理学の部分は大学時代に「犯罪心理学」の講義をとった時に聞いた話だったなぁと思い出した反面、ここで紹介されていることのほとんどは何らかの有力な批判がされていたり、古い話になっているので、「へぇ〜、そうなんだぁ〜」と鵜呑みにされるのも、説が説だけにいろいろとまずいとは思うので一応の注意として書いておきます。 その他、小ネタとして、商法670条というのが作中にあるのですが、商法の改正により、現在、商法のこの部分(保険)は削除されてます。 作品中の話とは一切関係ありませんが、この作品で仕入れたネタをうっかり他の人に話してしまうと恥ずかしいことになるかもしれないので注意として書かせていただきました。 ネタがかなり古くなっているので鵜呑みにできないところがあるものの、読み終わってみれば怖かったので、夏の納涼はじめの軽いジャブに読んでみてはいかがでしょうか。 | ||||
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| 本書を読んで強く感じたことは二つある。 一つは、「人間は環境次第でもどんな色になることができる」ということ。 若槻が勤める昭和生命にいちゃもんをつけて保険金をせしめようとしている人物たちや、犯人、その関係者そしてその生い立ちを見ている時に少し感じた。 そして、その人物たちに対する金石などの、特に恵の言葉には強くそう思わされた。 それを聞いた時、「少なくとも自分に関わる人間はこのようにしてはいけない」と思わされた。 二つ目は、最終盤の384ページ12行目の「生計保険とはなんだろう」からはじまる、たぶん作者自身の意見。 これには考えさせられた。 たぶん、だれが読んでもそう感じるだろう。 「現実的」な怖さを描いているのでそういったものが好きな人にはお勧めしたい。 そういう人はきっと多くのことを感じることができるだろう。 | ||||
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| 先日、韓国版『黒い家』の動画を見たが、カルトムービー『悪魔のいけにえ』の劣化バージョンの様な内容に唖然。 自らの記憶を確かめるべく再読する。本来は正調英国怪談派であるがホラーも読む。 何の前情報も、たいした期待もなく読んだのに一気に引き込まれたジャパニーズホラーと言えば鈴木光司『リング』、坂東真砂子『死国』と本作。 いずれも初期作であり著者の最高傑作とは言えないものの、異様な吸引力を秘めている。 本作には超常現象の類は一切出て来ないが、それゆえに却って怖い。 好悪が分れる作品だが戸締り熱心になることだけは請け合い。 | ||||
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| 私が貴志祐介の作品で最初に読んだのがこの「黒い家」です 読めば読むほど引き込まれていくのが良い小説なのでしょうが それがまさにこれです これは人間の狂気を見事に書き出しています 幽霊系ではないので人間は金のためならこうなってしまうという人の怖さがよくわかります 読んだことない人はぜひ読んでほしいです | ||||
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| かなり恐ろしい小説だった。 でも読むのを止められなかった。 ここまで人間の恐ろしい内面を描いた小説は読んだことがない。 | ||||
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| この本を読んだのはもう大分昔ですが、こんなに心理的に恐ろしい内容を読んだことはありませんでした。 大袈裟ではなく、人間の深層心理とか醜い心、憎悪などが気持ち悪いくらい表現されています。 身内に対して、息子を保険金欲しさに殺す母親の異常さが怖いです。 まず全編に漂う不気味な表現、何か身体にねとーっと纏わりついてくる感じです。 私もこの本は知人から薦められて借りて読んだのですが、薦めてくれた知人に感謝します。 サイコサスペンス好きなら読んで損はしないと思います。 後味最高に悪いですが…。内容もしっかりしていて実に面白いです。 私は一気に読破しました。お薦めします。 | ||||
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| 「日本ホラー小説大賞」受賞作であるが、ホラーというジャンルに収まらない、サスペンス・ミステリーとしても第一級の傑作。 作者の体験に基づいた人間洞察、社会への警鐘がベースとなり、今、そこにある恐怖として描かれる。奇々怪々といったホラーのイメージとは異なるが、現実味があって本当に怖かった。 ストーリー構成も巧み。本筋に伏線・エピソードが効果的に絡み、読む者を暗黒の世界へ引きずり込んでいく。心理学に関する知識にも感嘆させられたが、サソリやムカデ、クモといった虫に関する挿話が非常に暗示的で、「捕食者」の恐ろしさを際立たせている。 一時期「心の闇」という言葉が社会に氾濫したが、「闇の心」=「心がない」方が、さらに恐ろしいと思わされた。 典型的な「サイコパス」、良心が欠如した真犯人像が浮かび上がる終盤。そこまではアイドリングからアクセル少し踏んで戻しての展開だったが、ここからブースト全開で主人公らに危険が迫り、狂気が目に見える形で暴走する。 読後、自分だったら主人公の恋人のように、立ち直ることが出来るだろうかと、ちょっと考えた。 「人権主義的」だと思われた彼女が、その実 シニカルな観察者であることが明かされるが… この人も、ある意味で怖い。彼女ら二人の今後を考えると、男の立場では怖いな、と感じた。 個人的には、東野圭吾『容疑者Xの献身』に勝るとも劣らない、傑作だと思う。 犯人が主人公を知るきっかけとなった電話が、犯罪の前歴を考えれば辻褄が合わないなど、重箱の隅を突けば矛盾がなくもないが、細かいことには目をつぶって評価したくなる、怪作であった。 この分野では、ノンフィクションだが『FBI心理分析官』が有名。小田晋の本も面白かった(という表現で良いのかどうか…)。毒を和らげるか、さらなる毒にあたってしまうかは、読み手次第… | ||||
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| 個人的趣味で言うのなら、貴志祐介の作品の中で一番のお気に入りは『ISOLA』なのだが、 気持ち悪さと恐ろしさでは、この『黒い家』に敵う作品はまずないだろう。 『ISOLA』『クリムゾンの迷宮』と貴志祐介の作品には名作が多いが、 恐ろしいけれどもどこか現実味に欠けるゆえに、純粋に物語にのめり込むことができたこれらと違って、 『黒い家』の恐ろしさで特筆すべきは、現実に起こり得そうなリアリティ。 ネタばれになるので、ここではあまり言及しないが、犯人の造形がこれまた不気味。 下手をしたら隣に住んでいてもおかしくない普遍性と、それとは真逆の常軌を逸した思考。 これを読んでから、深夜のオフィスで一人残業するのが恐ろしくなってしまった。 日常と隣り合わせの惨劇といい、金銭に絡む人間の醜さといい、 宮部みゆきの『火車』に相通ずる怖さがある。 社会派小説の金字塔として、この2冊を超えるものはなかなか出てこない。 | ||||
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| ホラーと聞いて、一旦は購入を止めようと思いましたが、結局購入しました。 ホラーと呼ばれるものは初めてでしたが、この部分だけで言うと「この程度でホラーなのか」と言うのが正直な感想です。自分としてはホラーと言うよりサスペンスと感じました。 さて、肝心の内容に関してはさすが勝手知ったる生保業界といった感じで、具体的かつリアル感のある日常の客先応対などから始まるストーリー展開に没頭し、徐々にサスペンスの恐怖に導かれていく展開は圧巻です。 また、主人公以外の登場人物の設定も上手く、物語に厚みを増してます。特に元ヤクザの人なんて、「こんなの書いて生保業界からクレームが来ないかな?」と思っちゃう程リアルでした。実際そう言う『係り』がいるんでしょうね。 描写も的確なので、気が弱い人などはホラー小説として怖い思いをするかも知れません。しかしディテールも含め描写が上手い作者なので、別の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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| 久しぶりにホラー系を読みましたがやはり恐いですね。人間の心理がいかに複雑で、育つ環境によってどのような形にも成りうるものだと、色々と考えさせられました。人の嫌な部分が見え気分が悪くなったりもしましたが、後半は止まらず最後まで一気に読み切りました。 | ||||
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| 予想通り私が大好きな「暗い」作品でした。 雰囲気が暗い。ストーリーが暗い、個々の登場人物の設定が暗い、作中に起こる各イベントが暗い。とにかく全編暗い内容で大変満足しました。 内容は奇をてらったものではなく、どちらかというとモダンホラーの部類。目新しい設定はないけどそれだけに文章力勝負、最初から最後までノンストップで読める内容に仕上がってました。 人間の心の黒い部分を詳細に描写することでより恐怖心を煽られ、後半からドキドキしっぱなしです。 クライマックスはスターバックスでコーヒー飲みながら読んでたのですが、隣でぴーちくぱーちく喋る女子高生の声も聞こえないくらいのめり込みました。 評価:90点 | ||||
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