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黒い家
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黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全337件 181~200 10/17ページ
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流石に皆さんに評価されている作品なだけに引き込まれます。 残虐さとか匂いとかの描写も上手く細かくて実体験しているようでした。 初めは字の細かさとかから失敗したかもと思いましたが、 菰田夫妻に関わる辺りから、読むのを止められませんでした。 先天性のサイコパスの存在有る無しに、主人公の恋人恵の頑なな否定に「?」でした。 恵自身恐怖の体験をした後ですら否定し、菰田妻を憎まないなどと綺麗事を言い、その癖、 自分の親など自分の意に反する人を一括りにして否定しまうところに矛盾を感じました。 (私には先天性の悪があるかどうかは分からないけれど、恵のような考え方は出来ない。 目の前で人の腕を平然と切断する人を許せることは無いと思う。) あとがきで、恵の考え方が救いだと書かれていましたが、私は逆に綺麗事で塗り固める恵も異常だという気がしました。 主人公も直接的に攻撃がくるまで、お酒にこそ頼りましたが結構普通に生活していて「え?」でした。 私だったら無言電話30件とかの段階で恐怖です。 しかし、菰田妻怖すぎます。 ここまで残酷な人に生涯出会いませんようにと願います。 もし隣に住んでたらと思うと絶対無理です。 今までのホラー小説というかサスペンスの中で一番怖かったです。残酷です。 是非、読んでみてください。お勧めです! | ||||
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物語の前半は少々緩慢。全然怖くないじゃんと思いながら読み進めば、 後半で薙刀を振り回すが如くビュンビュン話が展開してゆき、 そして背筋が一気に凍る。今は、凍り過ぎて、背中が痛い…。 涼みたい方、一読あれ。 | ||||
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この小説は、心霊的現象のものではなく、現実にありそうな、読者をどんどん興味を持たせるような、そういう本でした。実際読んでみると、僕も読んでいくうちに、どんどん本の中へと吸い込まれていくようでした。本当にすごいです! みなさんも是非!!一度読んでみてはいかがでしょうか??? 面白いですよ。 | ||||
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思った通りの筋書きでしたが、読み終わっても背筋がゾクッとくるような、 ホラー好きにはたまらない作品です。 | ||||
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貴志さんの小説は二冊目になりますが、職業的な事が深く調べており、それが物語にリアリティーを与えています。とても読みやすく、本作も一気に読み上げてしまいました。また次の本を探さなきゃ。お薦めです! | ||||
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貴志祐介さんファンにおすすめされて購入。 恐いのは大の苦手!ですが、一気に読んでしまいました。 ぞっとするほどのリアリティがすごい! 細かな言い回しや表現に工夫があり、作者の天才っぷりに感動してしまいます。 | ||||
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描写がリアルでその場面場面を想像しやすく保険屋さんも大変な仕事だなぁ…と痛感する内容です。マスコミでもよく目にする保険金詐欺が題材なので身近に感じるからなおさら怖いなぁと思いながら、鳥肌を立てながらもどんどん読み進んでしまいます。映画も観ましたが、小説の方が100倍は恐ろしいと思います。映画はキャストの影響もあって幾分かコミカルですが小説では笑える場面は皆無です。単純に怖く、単純にお薦めです。 | ||||
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最初からクライマックスまで最高の作品!! 後味の悪さも心地いい程キレイに決まった作品だとおもいます! 恐ろしいはずなのにもう1ページ、もう1ページと読む手が止まりませんでした... これはホラー好き、ミステリー好きは絶対読むべき作品だとおもいます! | ||||
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書籍で既読でしたがKindleで再読しました。 じわり忍び寄る恐怖の前半と、正体を明らかにし、直接的でスピード感がある後半の対比が上手いし引き込まれます。 心理学のウンチク、社会的な問題点を織り込ませていて、単なる化け物ホラーに終わってないところも美点です。 感情を揺さぶる「臭い」の描写がすごい。 | ||||
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個人的にホラーとしてとても楽しめました。 恐怖の対象は得体のしれない生物でも、霊的な存在でもない。 日常的に近隣に生活している人間が恐ろしいのだと思わせるこんなホラーが好みです。 人に恐怖を与える手法はいろいろあると思いますが、 読み手の身にもこの災いが降りかかるのではと思わせるストーリーに恐怖を感じました。 おとぎ話でも想像の世界でもない現実に起こりうる恐怖を描いたホラーです。 こんなホラーをもっと読みたいです。 | ||||
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なかなか面白かった。 少し難しい表現等、あるものの読書シロートには良かった。 | ||||
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怖すぎて最後を先に読んでしまいました。 よいです。一気読んでしまいました。 | ||||
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秋の夜長のお供に最高の一冊。活字中毒の私を満足させる一冊です。 | ||||
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生命保険を扱った作品で20年以上も前の作品に関わらず、情景などは変わりません。私は舞台となった地域に良く出かけます。路線や駅名、地名、建物などが活字を通して思い出されます。その感じが更に親近感を増幅させ、短に起きた事件として感覚に訴えかける感じでしょうか。京都市内が舞台なので近隣にお住まいの方で怖いもの知らずの方には是非読んでください。物語としては、展開が後半は読めてしまうので星は一つマイナスです。その辺りは大どんでん返しを期待している方や他のミステリーやサスペンス物のような感じではありません。活字から人の心理、恐怖を連想させるあたりや文章の作りは流石です。悪の教典が前後半で違う作者かと思った程なので、そのあたりは無く一本筋が通った感じです。 | ||||
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引き込まれるようにして、一気に読んでしまった。 だけど、怖すぎて、夜帰宅した時にドアを開けるのをためらってしまう。 | ||||
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とりあえず 描写が痛々しいんです。 とりあえず 作風の流れは個人的に完璧。 クラシック音楽を聴いてるみたいで 貴志さん特有の起承転結(止まったり流れたり)。 和也くんの 首吊り現場の描写は カビ臭く ヤバかった。 あと オヤジが 軍手を 噛んで 血を滲ませる描写は 吐き気がした(ある意味乱歩の鏡地獄)この件にかんして僕は切断を体験してるのでシンクロが過敏に反応。あとは 最後の方で 蝉を 自転車で 踏み潰す 無慈悲さ 冷酷 つまり 生きると言うことだ。 | ||||
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最近映像化の著しい貴志作品だが、本作も映画化で非常に有名ですが、「模倣犯」でもお馴染みの原作破壊監督森田芳光だったので、映画と原作はほぼ別物。やはり本作は活字の形態で味わうのが最も恐怖感を堪能できる。 本書発表後に和歌山カレー事件が発生し、類似性が話題となったが、今となっては尼崎連続変死事件の方をより彷彿とさせるだろう。今読むと本書のオバサンは尼崎連続変死事件の主犯をいやがうえにも連想させてしまう。 本書の凄いところは最も恐ろしいのは幽霊でも怪物でもジェイソンのような殺人鬼でもなく、そこらにいるような中年女性であると発見してしまった点。とにかく描写が現実にありそうな恐怖感満載でリアル過ぎてとにかく怖い。途中で犯人夫婦の子供時代などを検証する過程もゾクゾクする。 角川ホラー文庫の中でもトップクラスの怖さを誇る作品。貴志氏の出生作だが、怖さという点では現在でも氏の全著作中、最高峰だろう。 | ||||
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確かに日々の殺人のニュースでも、「この人には人間の心がないのか?」と思うことがある。 人格障害の話など専門的な見解に対し、登場人物の人間にレッテルを貼り、決めつけてしまうことへの抵抗感もよく伝わってきた。 そして人をカテゴライズする人間に抵抗を示しながらも“人をカテゴライズする人たち”というものに苦手な人をカテゴライズしてしまっているという複雑な人間の心理というものも感じられた。 緊迫した状況、危険だと察知しはじめてから本当に危ない状況までの恐怖感がこちら側にも伝わってきて、途中怖すぎて本を閉じて一息入れるものの、すぐ続きが読みたくなってしまう本。 この本の内容は実際に起こりうることだからこそ、世の中にはいろんな人がいて驚かされることがたくさんあって、自分には理解できないことを普通にできる人がいるのだと奇なることも現実には起こるのだと考えさせられた。 | ||||
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DVDはかなり前にみて、例の事件を契機に小説も今回読んでみました。 正直、DVDよりも数倍怖いです。最後の数ページ前までは。 というのも、最後の数ページで、残りすべての謎が理屈っぽく結論づけられてしまうからです。 そのため、この手の本を読んだ後の、不安感やら想像力やらが無理矢理解消されてしまい、恐怖感がいまいち後引きません。 おすすめの読み方としては、菰田幸子が死んだところで一旦読むのをやめて、一週間ばかり悶々としたあと、 内容を忘れる直前に、最後の「第13章」を読むと、すっきりして楽しめるんじゃないかなと思います。 | ||||
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リアルな日常のどこにでも存在しそうなテーマだからこそ、怖さが際立っていました。 主人公も、イメージしやすい人物像だったし、犯人である人物も、地味であるがために底知れない恐ろしさが肌に伝わってくる感じ。 身の毛もよだつとはこういうことを言うのかも。 生命保険を土台として、犯罪心理・モラル・遺伝子・・・など、サブとなるテーマも細かく掘り下げて描写してあり、ただ怖いだけでなくかなりの読み応えがありました。 主人公より先に、読者に”こいつがクロだ!”と気付かせるような絶妙な書き方が本当に読み手をハラハラさせます。 読者が気付いてから、2テンポくらい遅れて主人公が気付き、動いていく様子がもうじれったくて、手に汗握ります。 ただ、ヒロインである恵のキャラクターはあまり共感が持てなかった。 理知的で芯が強いように描かれていたから、せっかくだったらクライマックスのシーンではもうちょっと強さを見せて欲しかった。 まぁ実際にあんな状況下に置かれたら、無理もないと思うけど、その後立ち直った時の主人公との会話がちょっと残念。。強がりで可愛げのない子みたい それ以外は、ハラハラドキドキです。 読み始めたら止まらなくなるのでご注意を! | ||||
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