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十三番目の人格
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十三番目の人格の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全94件 21~40 2/5ページ
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半分まではワクワク楽しく読めましたが、後半は非現実的すぎて冷めました。 | ||||
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多重人格の少女の中に、恐ろしい人格が住み着くという設定は面白い。が、ストーリーが散漫で「結局何だったの?」感が残る。 | ||||
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途中までは面白かったが、結末が陳腐だった。後半から嫌な予感があり、なんだが、投げ出したかのような感じで終わってしまいました。 | ||||
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ストーリーは面白いんですが、メインの3人の女性キャラに妙にリアリティがあります。この世のどこにも居場所がない3人。由香里は風俗が天職だと言っていましたが、所詮は風俗。 メイン3人と同じで、職場にも家にも居場所がなく、逃げ場のない私は感情移入してしまい、鬱が進行しました。 ストーリー自体は面白いです。ただ、現在、悩みのある女性は読まない方がいいでしょう。 | ||||
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貴志祐介のデビュー作。角川ホラー大賞佳作ということだけど、ぶっちゃけ最近の受賞作より断然面白い。 なんなら大賞受賞作の『黒い家』の方が確かに怖いし面白いけど、好みの点でいえば『ISOLA』のほうが好き。 貴志祐介の書く現代SFの魅力が溢れている。 多重人格やエンパスといった手垢の付いた題材に、○○○○や○○を組み合わせるあたり、アイデア力の凄まじさを感じさせる。 前半と後半で話が変わってて一貫性がないのはわかるけど、それでもこのアイデアだけで賞賛できる。 またデビュー作なんだけど、貴志祐介らしさがすでに満載で楽しい。 心理学ネタ、生物学ネタ、濡れ場、殺人鬼、そして圧倒的なリーダビリティ。ないのはエロゲ要素くらいだろうか? | ||||
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多重人格を扱ったホラーということで読んでみたけれど、やや陳腐といった印象。同著者の黒い家などと比べるとできは格段に劣る。黒い家や青い炎など後の著者の活躍を考えると、どんな作家にも駆け出しだった頃があるということが実感させられる。著者のファンなら読んで損はないが、特にファンではないなら著者の他の作品を読んだ方が良さそう。 | ||||
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ダニエル・キイスが好きで、この本の題名に惹かれて読み始めました。 ひとりの人間の中に人格がいくつもあるだけでなく、ほかにもとても非日常的な要素が織り込まれていますが、それが核となってみごとにひとつの物語を織り成しているといった感じです。 私にとってはいい意味で予想を裏切られるラスト。 おもしろかったです。 | ||||
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磯良の正体がわかった時とかすっごいゾクッとさせられたし、エピローグもやたら怖かった。由香里の新たな物語も読みたい。 | ||||
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この作者は嫌いではないんだけど毎回人物の描写が薄いんだよね… でも今作ほど薄いのは流石にないかな 恋愛は美人がイケメンに、イケメンが美人に惚れたってだけで本人たちが認識してるような「愛」なんてありようもない そんな出逢ってすぐ愛なんて育みようがないでしょう、と まぁデビュー作みたいだから仕方ないけど 新世界では恋愛描写もはるかに良くなっているしね ストーリーは「えっ、そっち方向にいっちゃうの?」って感じ 多重人格があまり関係ないのでは… なんか色々期待はずれだった | ||||
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前半は最高!続きが気になって、一気に読んでしまいたくなる。多重人格者の心理分析のくだりがほんとに興味深い。バウムテストの分析など、とてもワクワクした。なぜ千尋がこんなにたくさん人格を生み出したのか気になったし、真相が明らかになるにつれ、緊張感、恐怖感も高まった、が、しかし… 幽体離脱云々のくだりで、私の高まった緊張感と恐怖感は一気に砕け散った。特に磯良…前半の得体のしれない異常な人格の恐怖が、彼女の台詞のせいで一気にコメディになってしまったと感じる。ほほほほって!特撮の悪役?RPGの悪い魔女?思わず爆笑した。全然怖くない!それに幽体離脱した魂で人を殺すって、なにこれ、SF?まだ、憑依した千尋を操って、殺してくれた方が恐怖感が増したのに。なんじゃ、そら。 弥生の怒りは最もである。真部は女を見た目でしか好きにならないクズ男…ある意味、由香里にも失礼。あんなに全身全霊尽くしてくれた女性を我が身可愛さに見捨てる…恨まれて当然かと。でも、弥生さんよ、ほほほほって! 素材がいいだけに、勿体無いという印象…弥生など出さずに千尋の中だけで、異常な人格を生み出してくれた方が、まだ、怖かった。ラストは大体、そうなるが、弥生の影響のせいでというところが、微妙。非常に微妙。 幽体離脱で人を殺すって、もう、超能力の世界。彼女を超える超能力者が現れて、対決する。そんなSF映画を思い描いてしまった。もはや、サイコホラー小説というより、SF小説というジャンルではないか、と思った。弥生と真部はいらないとすら、思ってしまう。 筆者のデビュー作とあって、人物描写の描き方もまだまだという印象。もう少し深く掘り下げてほしかった。感情移入ができず、真部が死んだのも自業自得としか思えず、心に残らない。 前半は本当に面白かったので、前半のみ星5つ!後半は星2!間をとって評価は3! | ||||
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黒い家 青の炎 天使の囀り クリムゾンの迷宮 硝子のハンマー 悪の教典 そしてISOLA読んだのですが、ラストの怖さで言えばこの作品ではないかなと思います。 ラストの怖さが尋常ではないなと思いました。黒い家もラストシーンは怖かったのですが、この作品ラストのラストで怖いです。ホラー系が好きな方にはおすすめです。 | ||||
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内容設定いろんな人格あるのは面白い。 ただ後半長すぎる。それに見つかるでしょと言いたい。 最後はゾッとしました。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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まさか磯良がそういう事だなんて!すっかり騙されてしまいました。 ラストが1番怖かったです。ゾッとしました。 多重人格ものは数あれど、この作品はさらに一捻りも二捻りもある気がします。 多重人格障害は辛い目にあっている自分を守るために自分ではない別の人格を作り出す病と聞くけれど… 自分を守ってくれる人格だけならいいけれど、そうでなければあまりにも怖いです。 オリジナルの自分の意識が無くなってしまいそうな怖さもある。 主人公の女性の能力も、生きていくには辛すぎるんだろうなと思います。 こういう能力というのは本当に存在するのかは未知ですが、彼女の能力あってこそのこの作品。 ラストの主人公の恐怖は計り知れないだろうと思います。 読み応えがありました!! | ||||
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他人の心の動きを読み取るという、特殊能力を持つ由香里は、ある病院で1人の少女に出会う。その少女の会話をするうちに、彼女が多重人格、それも10個以上の人格の持ち主であることに気付く。そして、ある事がきっかけで、彼女の中に十三番目の人格が出現する・・・。 これが前半部のあらすじです。 多重人格の少女との面談や、過去に行った心理テストの分析など、彼女の精神構造に迫ります。 貴志さんの作品は、「黒い家」では犯人の書いた作文を心理学的に分析する場面などが秀逸で、心理学・精神医学を用いての謎への迫り方がとても楽しく読ませますね。 しかしストーリーの後半部に入ると、少し様相が変わりまして、ホラー・オカルト色が強くなってきます。 「黒い家」や「悪の経典」などのように、オカルトを扱わずに、心理学的な観点から、この十三番目の人格について説明を付けてほしかった私としては、ちょっと残念ではあるのですが、切ない気持ちにさせてくれる展開になっていますので、読んで損だとは思いませんでした。 純ミステリではありませんが、ホラー色の強い、準ミステリで、なおかつ恋愛気分も味わえる、エンタメ作品です。 | ||||
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内容的には悪くはないんですが、「ホラー小説」というジャンル分けに疑問点 ホラーを目当てに買うと少しがっかりかも、ミステリーとか言われたほうが、しっくりくるかな | ||||
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貴志祐介のデビュー作。 他の貴志祐介作品を既に読んだ身としては、少しインパクトが少なかった、と思う。 悪の教典や青の炎などで感じられるような、あの禍々しいほどの恐怖は感じられなかった。 けれど、面白い。 精緻な設定には舌を巻いた。 本格とまではいかないけれど、少しホラーやオカルトに興味がある…という人は是非。 | ||||
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してやられた感が、心地よかった(面白いと思った)。 大抵の読者は引っかかるんじゃないかなぁと思いますね。 「漢和辞典」や「雨月物語」などの「本」が重要な、キーワードになっているもの特徴的。 この「本」に主人公の由香里達も読んでるこっち側も振り回される!Σ(゚д゚lll) 自然災害がもたらした厄災と、人間がもたらした厄災が、複雑に絡み合って交錯した が故に起こった「悲劇の物語」としての面も持っているなぁと思った。 主人公の由香里を始め、千尋、真部、高野など沢山の人が理不尽な運命に 翻弄された人生を歩んでいるし・・・・。 ホラーだったらボスにあたる悪霊を倒すか、成仏させるなどで解決されられる 事もあるけれど、ある意味、ISOLAもまた理不尽な運命に翻弄された「被害者」。 せめて何か一つでも事が起こらなかったり、事が重ならなかったなら・・・・。 こればかりはどうにもならない、ISOLA自身も望んでいなかった「結果」。 だからISOLAの最後の「願い」は、(個人的に)自分は理解できる。 そして千尋もまた、彼女の未来が、決して穏やかなものではない ことは分かる。けれど「誰」が彼女を責められるのだろうか・・・・。('・ω・`) もう「人間」には彼女を裁けないでしょうな。(たとえ主人公の由香里でさえも) この世で、唯一裁けられる「人間」は「千尋自身」のみだと思う。 千尋はこれから沢山の「これまでの家族」と「新しい家族」と共に生きる・・・。 | ||||
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やはりというべきかなんというか、この作家の小説には外れがない。本作も十二分に面白かったです。 初期の作品ということで黒い家をはじめとする他の作品に比べるとややパワーダウンの感じはありますが、それはあくまで「貴志作品の中では」という意味で、数ある他のホラー小説と比較すれば充分トップを張れるレベルの完成度です。 エンパスという他者の感情を読み取る能力を持っている主人公と多重人格の少女が主軸となって物語は展開していくのですが、ホラー小説と銘打ちながらもストーリーの要所要所にミステリー要素もふんだんに盛り込まれており読み手を飽きさせません。 エンパスについての考察や言及がしっかりされているのも好印象。ただ便利な設定というだけで終わっていないので、他者の心が読み取れるというある意味「ずるい」能力なのにも関わらずご都合主義な感じはあまりしませんでした。 中盤から終盤にかけての疾走感はさすがです。一気読みでした。なにより一番怖いのは最後の最後、ラストでしょう。相変わらず上げて落とすのが上手い作家だなぁ久々に小説を読んで本気で背筋が寒くなりました。 本作はコミカライズされていますが小説と比べると漫画の方はかなりマイルドになっています。後味は悪いものの綺麗に終わった漫画にはない、最後の落とし穴を楽しみたい方は必見。 | ||||
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大学生くらいの時に読みましたが夢中になりました。夜中の3時くらいまで。 そして悲しい結末。夜は読まないで!! 後半の探すとこは間延びしたかな。 | ||||
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