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烈火の月
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烈火の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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東京湾アクアライン完成前後から急激に人口が膨れ上がった千葉県・愛高市―。人間の流入は東京湾の対岸から「毒」を呼び寄せ、スモッグにけぶるこの臨海工業地帯を、新しい権利に目の色を変える悪党どもの餌場に変えた。とりわけ若者が集まる倉庫街「愛高ソーホー」は麻薬密売の拠点となっていた。そんな犯罪多発地帯が必要とするもうひとつの「毒」が、愛高警察署・刑事課の我妻諒介。「笑いながら人を殴る」のが特技という破天荒な「厄ネタ」刑事が、欲望渦巻く街を食い物にする巨悪と、腐敗した権力に決死の闘いを挑む。 | ||||
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くすっと笑える場面なども挟みつつ軽快な感じでストーリーが進み、ハードな内容のわりには読みやすいです。ただ主人公・我妻と娘の関係が最後まで改善されないのが残念でした。小説なんだからたとえ楽観的であっても、そこがもう少し救いようのある決着がつけば全体として、我妻の人間性に厚みと説得力が出たかな、と思いました。 | ||||
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息をもつかせぬハードバイオレンス&スリラー。著者の文章の上手さがいかんなく発揮されている。しかしながら、全体のトーンが暗いのが大きな失点。ストーリー展開は無理なく絶妙だが、警察内部の腐敗やヤクの拡散などありふれた題材であるだけに、巨悪に立ち向かうガチンコ刑事という印象が残ったのは著書として個性的とは言えず誠に残念。第1章で描かれた主人公像そのままに最後まで描き切っていたらホント面白いデカ小説となったことであろうに。 | ||||
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