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人間椅子
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【この小説が収録されている参考書籍】
人間椅子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全93件 61~80 4/5ページ
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自分が椅子に座っているような感覚が伝わり震えあがると同時に、中に入っているような奇妙な感覚もありました。心に訴える作品はたくさんありますが、触覚を感じるものは数少ないと思います。さすがです。 | ||||
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もう、大きなソファには座れません。。 この物語はホラーです。コワイー | ||||
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Kindleで無料にて読ませていただきましたがサクッと読めて寝物語?にちょうど良い! | ||||
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無論、荒唐無稽な設定なのだが、そこは、読み物として、無邪気に楽しみたい。有り得ないと思いながらも、引き込まれる所があるのは、人の心の何処かに潜む願望を描いているからだろう。オチは、見事! | ||||
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怖いけどおもしろかったです!あまり本は読みませんが無料で読めるということで買ってみました。不気味さがあって良かったです。 | ||||
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推理小説が好きな人なら誰しも、まず江戸川乱歩の作品から入ったのではないだろうか。私ももれなくそうだ。小学校・中学校では読んだが、それ以降は触れることもなく、中年になった。が、ふと見つけたこのオーディオブックで、またハマってしまった。懐かしさから手に入れたが、内容は古い感じがせずとてもおもしろかった! 他の作品も聴いてみたい。 | ||||
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ただただ面白かった!短くて聞きやすいということもあるけれど、タンタンと進んでいくリズムの良いテンポで気が付いたら聞き終わっていました。 手紙を読み進めて行くうちに恐怖を感じて行く婦人の気味悪さと段々シンクロして行き、恐怖が最高潮に達した所で梯子を外されたような外し切れていないようなあの感じ。今となっては有りがちな手法なのかもしれませんが、面白かったです! | ||||
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人間椅子、この題名を聞いた瞬間からなんとなくどんな作品かということが想像できましたが、いざストーリーを聞き進めると、自分が想像していたよりもはるかにすごい作品となっていました。すごいというと曖昧な表現ですが、その生々しさや意外性、読者を圧倒させる表現やストーリーはさすが一流で、ただただすごいの一言です。 | ||||
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職人は自分の作っているものに命を懸けているのでそれをいつまでも作っていたかったり、手放したくなかったりするのは当然ですがそんな職人の思いをうまく彼の世界に引き込んでこの素晴らしい作品になっています。人間椅子なんて怖いタイトルですがその人間椅子のができたのは職人ならではの想いからというなんとも面白い作品でした。 | ||||
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凄く変態です! 椅子に入ってしまう発想で変態なのに、終わり方も変態だと思いました(笑) 凄く好きな小説です٩꒰๑╹ω╹๑ ꒱۶ | ||||
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江戸川乱歩のベストセレクションを何冊か購入して読みました。表題の「人間椅子」始め素敵な怪奇物がたくさんあります。同作者の「芋虫」などは背筋がぞわ〜っとする系統のホラー作品ですが、こちらはミステリー寄り。 「押絵と旅する男」などは情景がありありと浮かぶようです。大衆小説なので読みやすく、その世界にハマれます。江戸川乱歩に興味を持たれた方はこちらと「芋虫」を是非オススメしたいです。 | ||||
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江戸川乱歩の小説を、とりあえず購入したかったので短編集を購入しました。。(^-^; | ||||
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名前くらいは知ってたし、作品名から内容の想像もしていた江戸川乱歩だが、実際に読んだのは初めて。本屋で装丁に惹かれて買ったんだけど、大正解だった。 短編傑作集のようだけど、角川ホラー文庫だけに明智小五郎とか少年探偵団の話は一切なく、幻想小説が中心。タイトル作の「人間椅子」は、SM小説的な生身の人間を家具にしていたぶる話かと思っていたら、頑丈な椅子の中に入り込んで生活する男と言うアイディアだった。見えないけど、何も知らない人間が座ってくれる感触を楽しむと言うのは、十分にエロティックな想像力をかき立てられる。椅子の所有者は変わってゆき、最後に座る女性作家のもとに、この男から変態行為を告白する手紙が届き・・・と言うオチも見事に決まる好短編だと思った。素人作家の私が書いてる人間家具は、身動き取れず家具扱いされるM奴隷女性を性的に陵辱するゲスなアイディアだけど、そんなのを想像してたのは失礼だった。 短かめのミステリーっぽいものには消化不良も見られたが、幻想小説風のものは見事な出来ばかり。中でも世評高いらしい「押絵と旅する男」はすがに圧巻で、これを読むだけでも購入の価値があった。 共通して、子供っぽく変な性癖を持つ男と、そういう男を翻弄する世知辛く狡猾な女と言う図式が目立った。確かに椅子に入り込むとか、狭い場所が病的に好きなのはいかにも男らしく、母胎回帰願望を表しているように思う。実は私自身実家にいる頃は押し入れの中で寝るのが好きで、よく親に呆れられたものだ。 賢い女に翻弄されるバカな男、と言うのも我が家の構図。たぶん江戸川乱歩はちょっと屈折した変態性癖のある男性にこそ、真価が理解される作家なんじゃないだろうか? http://blog.livedoor.jp/nattolove-002/archives/12539033.html | ||||
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江戸川乱歩の短編集。 「人間椅子」「目羅博士の不思議な犯罪」「断崖」「妻に失恋した男」 「お勢登場」「二廃人」「鏡地獄」「押絵と旅する男」の8篇が収められている。 気持ち悪かったり、恐ろしかったり、悲しかったり、不思議だったりする 物語群だった。 時代なのか作者の趣味なのか、男が女に騙されたり 殺されたりする展開が多かった。 もっとSMっぽかったりエロティックだったりすのかと思ったら、その辺は 全然だった。 他の作品はもっと過激なのだろうか。村上龍の「トパーズ」と 「エクスタシー」くらいの濃度を期待したい。 | ||||
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解説に大槻ケンヂさん+「押絵と旅する男」収録で購入しました。 現代テンポとの相違、男性目線の物語に正直はまれない部分があります。 しかし他の本も読みつつ気長に ベストセレクション読破を目指していこうと思います。 きっと私が足りていないだけですので。 | ||||
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ヤンシュヴァンクマイエルさんが大好きなので、気に入りました。 | ||||
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暗く、ひねくれた話ばかりで、げんなりしました。 でも、面白かったです。 | ||||
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表題作の人間椅子の他に9編収録されています。 表題作を始め、どの作品も人間の心理的な部分を上手く表現していてあり得ないように思えて、 もしかしたらあるかもしれない・・と思わせる表現はさすがだと思います。 まさに奇才と言っても過言ではないでしょう。 今読んでも文句なしの傑作揃いです。 | ||||
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小学生の時に初めて出会い、実に約30年振りに読んだのだが、 奇妙で、不可解で、理不尽で、非現実的で、そして何より美しい。 古さよりも品を感じる文言、艶めかしく香る台詞、悲哀と喜劇。 絶えず新装版で刷り直されるだけの魅力を、改めて感じた。 (特に今回の装丁は、暗色が多い乱歩作品に珍しく薄い色彩で意表を突かれた) 世界名作全集の類しか読んでいなかった私に、乱歩作品は衝撃だった。 乱歩は「正義=善=美」と思っていた私に、新しい世界を見せた。 歪んでいるのに何故か美しい、滑稽なのに悲しい風景だ。 退廃的で仄暗い情欲の描写に、後ろめたささえ感じつつ、 幻想怪奇小説ばかりを読み漁った。 探偵物には行かなかった。 私のそれからの美的感覚には、乱歩世界が大きく影響した。 高校時代に大槻ケンヂ氏の詩に出会った時、ふと懐かしさを感じ、 彼が乱歩ファンだと知った時には、大いに納得したものだ。 どこか不健全な乱歩作品は、不完全を自覚する人間を虜にするのかも知れない。 耽溺という言葉が似合う世界観を持つ作者だと思う。 | ||||
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何度も読み、ラストが分かっているのに、人間椅子は、何度読んでも、面白い。 取り立てて、不気味だとか、ホラーチックとは思わないが、人間椅子の作中作者(もしくは、乱歩)の、トリックに、思惑に知らずにハマり、原稿を読み進める夫人と、読者は同じなのだなと思う。乱歩は短編の方が好きだし面白い。しかし、乱歩モノを視覚化(映画化)したものにろくなのがないのが不思議である。エログロだとか、おどろおどろしい、ばかりをいやに強調し、悪趣味な色彩や演出で最悪である。 ヘタな映像と言う押し付けよりも、活字は自由だ、原作を読むべし。 | ||||
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