■スポンサードリンク
カンナ 奥州の覇者
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
カンナ 奥州の覇者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本の歴史を大人になってマジメに考えるキッカケをいただきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は、カンナシリーズ第四弾です。 本作の舞台は岩手で、1〜3作を通じた謎を少しだけ解き明かす内容のため、 ミステリー色が濃くなっています。 また、作為的な偽書、坂上田村麻呂やアテルイなどに関する高田氏の仮説は、 今作も興味深い内容でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
QEDシリーズ程度のwho done it は載っているような『推理小説』かと思って購入しましたが、忍者(風)活劇冒険譚with忍者等についての話の羅列、でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
カンナ・シリーズは「臨兵闘者界陣列在前」の九字をタイトル末尾に持ち、QEDシリーズの各風土での一話完結とは違い、全体で、古代の王朝がどのように覇権を広げ、その裏で「まつろわぬ者」を蹂躙し、鬼や河童、蜘蛛、妖怪などとして歴史に記してきたか、史書の改竄ふくめ、その全貌を見ようという壮大な企図を持っています。 しかもシリーズ全体が続いており、修験道というか忍びの血筋をひく伊賀、甲賀、服部流の若者たちが、蘇我馬子に関する古文書を追って各地をめぐりながらその地の謎に触れてゆく、という筋立てで、この現代にも歴史の陰謀がいまだに波打ちつづけている、その波打ち際をみる生々しさもあります。 今回は奥州、坂上田村麻呂がアテルイを退治した史実の謎を追いながら、蝦夷の地を旅する甲斐と貴湖、忍者犬ほうろく。あとから追いかけようとする竜之介。いったん探しあてた諒司は実は波多野村雲流というこれまた修験道系の関係者だったこともわかり、敵味方ますます入り乱れるなか、地震も起きて、謎解きよりもアクション中心になっており、テンポも速く、映画のような一冊です。 甲斐と貴湖の接近してゆくエピソードも含め、感慨深い、シリーズ中盤といったところでしょうか。 「むかし達谷の悪路王」と宮沢賢治の詩にも歌われたアテルイは、勝ち戦が見込まれていたのに、なぜ田村麻呂について京都へいったのか。また田村麻呂の家系とは何だったのか。 闇に葬られた被征服民の物語が今回も哀切な思いを誘いますが、著者はそれを糾弾の手がかりにするのではなく、歴史とはそのようなものだ、という達観をこめて、この現代にまでそのパースペクティブを広げようとしているかに見えます。 シリーズ後半に向けて、じわじわと盛り上がりの助走が始まります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラストのエピローグ部分にQEDシリーズのあの二人が出てきますw チラッとだけなので、ストーリーが重なることはないと思いますが、少し驚きました。 内容はいつもの通り。ただ主人公甲斐にとっては転機となる事件が起きたので、それをこれからどう消化していくのかな、と期待しています。 まあ高田先生の小説の真価はは中身、ストーリー云々よりもいかに妖しげな知識を常識として語るのか、ですのでこれでいいのですw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラストのエピローグ部分にQEDシリーズのあの二人が出てきますw チラッとだけなので、ストーリーが重なることはないと思いますが、少し驚きました。 内容はいつもの通り。ただ主人公甲斐にとっては転機となる事件が起きたので、それをこれからどう消化していくのかな、と期待しています。 まあ高田先生の小説の真価はは中身、ストーリー云々よりもいかに妖しげな知識を常識として語るのか、ですのでこれでいいのですw | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!