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魔法博士
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魔法博士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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少年探偵団シリーズが大好きで、親子で読書を楽しんでいます。 | ||||
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これを読む前に、「二十面相の呪い」に収録されている「黄金の虎」を先に読んでおくと良いです。 作中に悪人ではない方の魔法博士の記述がありますが、それが「黄金の虎」の方の魔法博士です。 「黄金の虎」は実際には「魔法博士」より先に発表されて、なおかつ野呂ちゃんと井上君が初登場する大事なエピソードなのですが、初出が読売新聞であるためか、ポプラ社ではかなり後ろの巻に追いやられてます。 ポプラ社はあの装丁はいいんだが、巻の順番がなんか初出の順になっていないので、おや?と思う時があります。 なんで「サーカスの怪人」をシリーズの6巻目にもってくるんだよ、とか。 実際このシリーズに手を出す前に、初出の順番通りになってるkindleの安い全集で予習しておくといいですね。 紙の本に手を出すのは、まぁただのコレクションですよ。 | ||||
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凄く状態が良く、大満足です。プレゼントしたのですが、喜んでおりました。 | ||||
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前半は,小林少年が二十面相の出す謎を解き明かしていき,後半は,明智小五郎が二十面相を翻弄し,最後には勝利を収める,という構成になっています。 今回も,トリック自体は他作品の使い回しや換骨奪胎ですが,それでも読者を魅了して止みません。 それは,冒頭から現れています。 夕方の「紙芝居」ならぬ「移動映画館」は,それを見る少年たちをわくわくどきどきさせずにはおきません。しかし,やがては物語に幕がおり,少年たちは残念な気分で家路につくのでしょう。幕引きをあきらめきれない少年は,思わず「自転車」ならぬ「自動車」のあとをふらふらとついて行ってしまうかもしれません。 そのような子どもの心理(「真理」か!)を,乱歩は見事に捉えています。このあたりは,流石と言わざるを得ません。 また,「地底のアジト」「胎内くぐり」といった場面設定も,秘密基地作りに夢中になった(かつての)少年たちには我がことのように感じられると思います。 このような「わくわく感」「秘密感」こそが,少年探偵団シリーズの真骨頂といえるでしょう。 本作もそのような気分を存分に感じさせてくれます。 マンネリと言われつつも,やはり引き込まれるように読んでしまうのです。 | ||||
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