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(短編集)
顔
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顔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 61~70 4/4ページ
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横山秀夫は安心して読める作家です。本書もその安心を裏切りません。一気読みさせます。それにしてもすごい力量です。短編集でありチョット都合の良すぎるところは在りましたが、力技でねじ伏せてしまっております。彼の作品は私が読んだ中ではハズレはありませんので、未体験の方は手ごろな文庫本(本書含む)を手にとってみてはいかがでしょうか。 | ||||
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本書であるが、一言で言えば、警察社会の中で、元鑑識官である平野瑞穂の成長物語というところか。男社会である警察組織で奮闘する、という点では乃南アサの「音道貴子シリーズ」にも相通じる部分があるものの、音道刑事が男を見返そうと事件に猛進するのに対し、こちらはそういう組織の世界への迷い、葛藤が描かれる。私自身の問題として、横山作品は初読なので、他の作品と比較してどうこうと言う事は出来ない。が、ライトに思える作風の中でも重厚さの片鱗が垣間見られるし、十分に面白いと思う。 | ||||
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D県警の鑑識課婦警、平野瑞穂巡査を主人公とした連作短編シリーズ。警察内部、特に男社会のなかでの主人公の心の葛藤がよく表現されている。細部の情景描写、主人公の心理描写の羅列で読ませるストーリー展開、あまりに゛小説的すぎる゛ストーリーと、あいかわらずの横山節で、好き嫌いがわかれるところだが、個人的には好きである。あまり細かいことは気にせず、ストーリーをそのまま愉しめばよい。 | ||||
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婦人警官、平野瑞穂巡査一人を主人公に据えた連作短編集。最初はやや甘ちゃんなものの、葛藤しながらも成長する様子や、不安定な女性の気持ちなど、男の私にもうまく伝わってきます。そして、最終話「心の銃口」で平野巡査のヒューマンドラマは見事な結晶を産み落とします。この「心の銃口」は横山作品の中でも珠玉の出来。これを読むだけでも本作を手に取る価値があります。序盤は、いつものパターンに少々食傷気味な感がありますが、ぜひ最期まで読んで下さい。 | ||||
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婦警という男性警察官に比べ軽んじられる立場でありながら、正義を守るため悪に立ち向かう平野瑞穂の頑張り、苦悩、成長の様子がよく分かる。一人の人物にのみ着目するという点では、横山氏の作品の中では異色であるが、その分一人の人物像が他の作品に比べよく現れており、またその人物の成長の様子が見て取れるという意味では他の横山氏の作品よりも感情移入しやすいといえるであろう。 | ||||
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『陰の季節』の「黒い線」で失踪騒ぎを起こした平野瑞穂を主役とした作品である。失踪騒ぎによって鑑識を追われ、「だから女は使えない」という厳然たる男社会の警察で、失敗や口惜しい想いを重ねながら、再び鑑識に戻るまでの再生と成長の物語。決して飛び抜けた人間ではない普通の感覚を持つ女性が強固な男社会の中で、それでも普通に生きていこうとする姿が女性として応援したくなる。 | ||||
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本作は『陰の季節』の「黒い線」という短編で登場する平野瑞穂巡査が再登場するひとりの婦警の成長物語と言えそうです。警察という典型的な男社会の中で、所属部署の移動なども含めて葛藤して生きて行く姿を赤裸々に語ってます。ストーリー自体は1編1編面白いのですが、横山さん特有の力強い文体と女性が主人公というのが少しミスマッチな気がして、どうしても割引して読まなければ仕方ありませんでした。主人公が少し繊細な性格過ぎるのが余計にそう思える部分かもしれませんね(笑) | ||||
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陰の季節『黒い線』の似顔絵婦警平野を主人公にした連作、彼女は似顔絵を描き直しそのショックから半年間休職し現在広報室に席を置く特ダネを連発するJ新聞に情報を流した者を探す『魔女狩り』、連続放火の続く中怯える女性から電話相談を受ける『決別の春』、口論の末相手の頸動脈を切り裂き逃走した犯人、その顔を目撃した主婦の証言から平野の後輩三浦の描いた似顔絵は、あまりにも犯人に似ていた『疑惑のデッサン』、実際の銀行を使った銀行強盗の訓練中別の銀行が襲われた『共犯者』、婦警を襲い拳銃を奪った犯人を追いかける『心の銃口』人間味あふれる婦警が主人公という一見軟弱なストーリー展開になりがちな素材をぐいっと引き締める横山節、よくもこんなにどんでん返しのネタが続くものだと感心させられる一品でした | ||||
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女性似顔絵捜査官・平野瑞穂の活躍を描いた連作短編集。ところが、なぜか左遷されていて、広報課でクサッています。 本書は作者の短編集『陰の季節』に収録されている『黒い線』の後日談となっています。左遷の詳しい理由を知りたい方は、まずはこちらを読んでから。さすれば感動倍増です(いきなり読むと星4つかな?)「平野瑞穂。巡査を拝命して五年目の22歳。今風の小顔美人だが、淡い印象の娘である。だが芯は通っている。婦警に憧れ、人のために役立ちたいという思いに嘘も遊びもない」--『黒い線』で紹介されている平野巡査像です。 社会人になって会社のしがらみに嫌気がさした、なんてお嘆きのあなたにお勧め。 | ||||
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