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(短編集)



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【この小説が収録されている参考書籍】
顔 FACE
顔 FACE (徳間文庫)
顔 FACE 〈新装版〉 (徳間文庫)

の評価: 4.20/5点 レビュー 85件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

婦警に対するイメージが決定的に悪くなった。

こどもの頃に婦警のコスプレがしたいと思い立って、ついに婦警になった女性の話。
同じ登場人物と舞台背景による連作短編集である。一章ごとに異なる事件が取り扱われる。
運動は苦手、拳銃も苦手、
事件が起こるとしばしば感傷的になってぼんやりする主人公:平岡瑞穂の姿勢に愕然とした。
性格が公僕というよりポエマー(poetではなくてポエマー)なのだ。
これでは幾ら探偵眼が優れていようとも、アテにはならない。
小賢しい探偵ごっこの前にすべきことがあるのではないか?
正直、主人公は可愛い。だがその可愛らしさが完全に空回りしていて楽しくない。
ドジっ子が様になるのはメイドさんだけで充分だ。ドジっ子婦警は本当に洒落にならん。怖い。
半人前の婦警が成長していく話なら大いに結構なのだが、そういう成長録とも違うようである。
少なくとも私はこんな婦警の世話にはなりたくない。
婦警を含めた登場人物の多くが、形は違えど婦警を軽くみなしていて、
しかもその蔑視になんの救いも見られなかったのが非常に後味悪い。
フィクションとは言え、婦警のイメージが極端に悪くなった。
どうせ作り話なのだから"何かしら"善後策を講じてくれれば良かったのに。
顔 FACEAmazon書評・レビュー:顔 FACEより
4198615861

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