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(短編集)
臨場
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臨場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全104件 1~20 1/6ページ
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さすがの横山氏の作品でした。 楽しみました。 | ||||
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1話目 赤い名刺 この物語は、倉石が、部下の一ノ瀬に、検視をさせる物語です。 レビューでは、他の方が、TVドラマの臨場は、つまらないと書いていたりしますが、私は、内野正陽さんの倉石が、大好きです。そして、あの[違う、俺とは、違うな~イチー]あの言葉が、耳に、やきついています。 脱線しましたが、一ノ瀬は、被害者が、自分が、以前半年程付き合った事が、あるのを倉石に、告げづ検視をおこない、縊死(首吊りの事)と結論します。そこで、先程の言葉を一ノ瀬に、向かって言い放つのです。その後、一ノ瀬は、倉石に、被害者と付き合った事が、ある事を告げ、倉石が、犯人に、あたりをつけ、原作は、終わりなのです。TVでは、一ノ瀬が、もっとしゅん巡していたと思うのですが、なんか消化不良感が、あるのです。 他には、倉石が、端役的な物語と一ノ瀬を捜査一課に、ひきあげるつもりでいる高嶋が倉石の検視能力をはかる物語など、8編の物語です。 倉石が、端役的な存在で、出ていようが、主役的な存在で、出ていようが、倉石なしでは、語る事が、出来ない物語なのだと思います。 | ||||
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8つの短編からなっています。検視官の倉石は,誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」とくつがえしてきました。上司にも媚びへつらいすることなく,ため口で話します。倉石の見立ては,遺体の検分はもちろん現場の空間の臭いや室内にあるもののちょっとした不自然さに目を向けて結論を出しています。たとえば「この部屋には老人臭がしない。日頃から家族がていねいに世話をしている証拠だ。よって,家族が老人を疎ましく思い殺害するなどということは考えられない」う~ん。なるほどそうですよね。納得。読者もその一文ではっとさせられます。そういう見方は小説の中だけの話ではなく,わたしたちの普段の生活や仕事でも重要な示唆となります。「木を見て森を見ず」という諺もあります。常識にとらわれず,様々な視点から物事を考えたり,観察することの大切さを教えてくれます。そうすると人の気持ちも自ずと分かってくるでしょう。 | ||||
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もう他の小説は読めない、と思う程、感動した。それにしてもあのテレビドラマの方は酷い。あのドラマと原作では余りにも違う。脚本家の理解力を疑う。原作の素晴らしさを薄っぺらなはみ出しデカ物語にしてしまった。第三の時効は逆だった。ドラマが良くて思わず原作を読んだ。やはり原作の方が良かったけど臨場の様な酷い脚色は無かった。 | ||||
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横山氏の作品は、テレビでは何本も見たが小説は本書が初めて。 本書は、TVドラマでの内野聖陽氏の演技と人間ドラマに魅かれ、読んでみたくなった。 倉石のキャラクターや、検視を通し事件の裏まで見通す「透視力」は、文章からもうかがえるが、倉石がもっと前面に出てくるものと思っていたので、その点は意外だった。 本書も楽しめたが、返していえば、強烈な倉石のキャラクター・人間ドラマを創りあげたテレビドラマ制作陣のイマジネーションにも感心した。 「俺のとは違うな」、この倉石の一言がないと始まらない。 死臭は独特でかなりきつく染みつく。 小説やテレビでは臭いは伝わらないので作品を楽しむことはできるが、これを克服することが、現場警察官の第一歩らしい。慣れるにはかなり場数を踏まないと無理だろう。倉石は、死臭すら情報の一つと捉える。が、親しみたくない匂いだ。 検視官になるには、医学生どころか法医学者並みの解剖数を経験する、と読んだことがある。 死因を誤ることは、その後を大きく左右することは言うまでもない。が、充分な遺体の解剖が行われないのが、日本の現状。ほくそ笑む加害者がいるのかもしれない。その視点からの作品としては、社会的な意味があろう。 スカーペッタとは似て非なる短編集だが楽しめた。「十七年蝉」が倉石の本領とする作品だ。 しかし、文庫化に際し、加筆・修正をしたとあるものの、全体としてもう一つ物足りなさを感じるのが残念。 | ||||
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文庫本のほうが持ちやすいけどね。 | ||||
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とてもきれいに梱包されていた。勿論本自体もきれいだった | ||||
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こうも読者の興味や感動までも与えてくれるのだろうか。 一行一行に埋められた数々の一文字一文字。 時には当てはまる事が無いであろう私の過去をも引き出し記憶を呼び起こさせる巧みな表現。 感動しました。 | ||||
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一番面白いと思ったのは最初の「赤い名刺」でした。続く七編で倉石という人物が良くわかってくるが、このような桁外れな人物が本当にいるなら一度お会いしたいなあと思いました。 | ||||
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短編なのである程度サクサクしてるとは思ったが異次元の推理?を見せられげんなり。 | ||||
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読んでいてとても面白かった。次は長編が読みたくなりました。 おそらくどの作品も面白いのだろうと想像します。 | ||||
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何度も何度も読み返している作品です。特に最後のお話は毎回ラストで流されています。 | ||||
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特になしです。 | ||||
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横山作品はほとんど読んでいます。実は私はミステリーは、長編‼︎と思い込んでいました。でも、横山秀夫さんは、知っているけど、短編だしと、手を出さなかったのですが、この作品の臨場というタイトルと、検死官という職業に惹かれて、読みました。それからは、横山作品全部を読破しましたが、どの作品がおススメと尋ねられたら、私は迷わず、臨場をオススメします。確かに他の作品も、さすがと思いますが、これほど、主人公の人間性に惹かれた作品はありません。 | ||||
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臨場とは事件現場の臨み、初動捜査に当たることをいう。 終身検視官の異名を持つ倉石義男が、検視官としてその凄腕から現場を見て事件を解決していく話。 警察関係の小説を見たのは初めてです。ドラマは相棒とかでよく見ていたのですが。 声、餞は面白かったですが、鉢植えの女はちょっと無理やりな感じがしました。 私的には倉石さんが難事件を解決したもの以外が夢中で読めました。 警察モノのドラマは好きなので是非ドラマ臨場を見てみようと思います。 | ||||
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著者の警察モノは好きなのですが、これは一番。 あっと言う間に読んでしまいました。 ドラマとはイメージが違う(痩せたヤクザ顔)のですが、内野聖陽でも 合う様に思います。ドラマも観てみたくなりました。 | ||||
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面白いことは面白いのですが、横山さんの 作品の中では、掘り下げが甘いような、、、。 犯人が簡単に分かってしまうものが多かった のが、ちょっと残念かな。 | ||||
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短編小説は、おとしどころが難しい。少し 言葉が足りなくて、読み手に余韻を与えてくれるところが上手いと思う。そして、最後はかならず謎が解けて主人公に明日が見えるという書き方も好感がもてる。テレビドラマがきっかけで読んでみたが楽しく読めた。 | ||||
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映画を観た記憶はあるものの内容を全然、覚えていなかった為、原作を読みたくなりました。 思いもよらぬ展開でとてもたのしむ。また短編なので読み易かったです。 | ||||
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8話の短編集のためか、各話に出てくる登場人物は犯人、被害者、検視官含めて数名、舞台は事件の現場のみ、過去の因縁など複雑な要素は皆無、複雑なトリックなし、どんでん返しもなしという、いたってシンプルな話ばかり集めたライトノベルである。 倉石という天才的検視官が現場を見れば(臨場)なんでもわかるという、シャーロック・ホームズが依頼人の靴についた泥を見て「なに初歩ですよ、その泥が靴につくのはピカデリー広場しかありませんからね」と言うのと似たような超能力があるという設定のため、推理というより手品の種明かしのような解決ばかりになっている。まあ、一回読めば二度と読み返すことはない、という軽い小説である。通勤の暇つぶしにはよい。 | ||||
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