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(短編集)
臨場
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臨場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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1話目 赤い名刺 この物語は、倉石が、部下の一ノ瀬に、検視をさせる物語です。 レビューでは、他の方が、TVドラマの臨場は、つまらないと書いていたりしますが、私は、内野正陽さんの倉石が、大好きです。そして、あの[違う、俺とは、違うな~イチー]あの言葉が、耳に、やきついています。 脱線しましたが、一ノ瀬は、被害者が、自分が、以前半年程付き合った事が、あるのを倉石に、告げづ検視をおこない、縊死(首吊りの事)と結論します。そこで、先程の言葉を一ノ瀬に、向かって言い放つのです。その後、一ノ瀬は、倉石に、被害者と付き合った事が、ある事を告げ、倉石が、犯人に、あたりをつけ、原作は、終わりなのです。TVでは、一ノ瀬が、もっとしゅん巡していたと思うのですが、なんか消化不良感が、あるのです。 他には、倉石が、端役的な物語と一ノ瀬を捜査一課に、ひきあげるつもりでいる高嶋が倉石の検視能力をはかる物語など、8編の物語です。 倉石が、端役的な存在で、出ていようが、主役的な存在で、出ていようが、倉石なしでは、語る事が、出来ない物語なのだと思います。 | ||||
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横山氏の作品は、テレビでは何本も見たが小説は本書が初めて。 本書は、TVドラマでの内野聖陽氏の演技と人間ドラマに魅かれ、読んでみたくなった。 倉石のキャラクターや、検視を通し事件の裏まで見通す「透視力」は、文章からもうかがえるが、倉石がもっと前面に出てくるものと思っていたので、その点は意外だった。 本書も楽しめたが、返していえば、強烈な倉石のキャラクター・人間ドラマを創りあげたテレビドラマ制作陣のイマジネーションにも感心した。 「俺のとは違うな」、この倉石の一言がないと始まらない。 死臭は独特でかなりきつく染みつく。 小説やテレビでは臭いは伝わらないので作品を楽しむことはできるが、これを克服することが、現場警察官の第一歩らしい。慣れるにはかなり場数を踏まないと無理だろう。倉石は、死臭すら情報の一つと捉える。が、親しみたくない匂いだ。 検視官になるには、医学生どころか法医学者並みの解剖数を経験する、と読んだことがある。 死因を誤ることは、その後を大きく左右することは言うまでもない。が、充分な遺体の解剖が行われないのが、日本の現状。ほくそ笑む加害者がいるのかもしれない。その視点からの作品としては、社会的な意味があろう。 スカーペッタとは似て非なる短編集だが楽しめた。「十七年蝉」が倉石の本領とする作品だ。 しかし、文庫化に際し、加筆・修正をしたとあるものの、全体としてもう一つ物足りなさを感じるのが残念。 | ||||
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文庫本のほうが持ちやすいけどね。 | ||||
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特になしです。 | ||||
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臨場とは事件現場の臨み、初動捜査に当たることをいう。 終身検視官の異名を持つ倉石義男が、検視官としてその凄腕から現場を見て事件を解決していく話。 警察関係の小説を見たのは初めてです。ドラマは相棒とかでよく見ていたのですが。 声、餞は面白かったですが、鉢植えの女はちょっと無理やりな感じがしました。 私的には倉石さんが難事件を解決したもの以外が夢中で読めました。 警察モノのドラマは好きなので是非ドラマ臨場を見てみようと思います。 | ||||
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面白いことは面白いのですが、横山さんの 作品の中では、掘り下げが甘いような、、、。 犯人が簡単に分かってしまうものが多かった のが、ちょっと残念かな。 | ||||
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期待したほどには、おもしろくなかった。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 | ||||
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「半落ち」を読んだことがあり、それが良かったのでこの本を選びました。ストーリーを追いかけるだけで、心理面の深みがなかったです。それでも、引き込まれて読みましたので、星は3つにしました。 | ||||
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テレビで観てから読んだせいか、ネタがわかっててちょっとつまんなかった。え、これで終わり?ってカンジ | ||||
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色んな視点から描いた短編からなる長編。 迫力ある長編を期待していたので 少し期待はずれでした。 こちら側の問題ですね。 男くさくて基本的に好きです。 | ||||
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うっかりすると見逃してしまいそうな些細なことの中に、大きな真実が隠されていることがある。倉石の鋭い観察力は絶対にそれを見逃さない。人の心の奥底に潜むものさえも、時には見抜いてしまう。事件や事故を機械的に処理するのではない。そこには温かな心遣いが感じられる。そこが倉石の魅力となっている。倉石はこれから先もずっと検視官を続けていけるのだろうか?ラストの描写が気にかかる。 | ||||
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検視官などが事件現場へ初動として調査に赴くことを、「臨場」と言うようです。作品のフィーリングとしては「第三の時効」が一番近いですが、いつもより若干リアリティに欠ける気がします。検視の作法などは流石にリアリティがありますが、事件の状況がやや作り物めいていて、ファンとしては多少の違和感がありました。しかし、一口に警察小説といっても、管理部門から刑事部門、そして今回の検視官と、一人でこれだけの視点から警察を描ける才能はやはり並大抵ではありません。横山秀夫を読むときの安心感は、他の作家ではちょっと味わえない感覚です。本作の中では、「赤い名刺」が一番気に入りました。 | ||||
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警察や記者の世界を書いた作品が多い横山秀夫。どの作品を読んでも男臭いイメージがあったのですが、今回はどの章にも女が出てきます。あえてそうしているかのように次から次へと・・・横山作品とは思えないほど女が出てくる。意外に色っぽい話も多い作品でした。物語の軸となるのは「終身検視官」と呼ばれる腕のいい検視官・倉石。倉石が扱った事件を追っていく連作短編になっていますが、章ごとに倉石の周りにいる第3者が主人公となって倉石の事件を見つめる形になっています。このスタイルがいいのかあまり飽きることもありません。正直、ここ一年ほどで横山秀夫の硬派な世界にどっぷりハマってどんどん読んできたので、ここ何作かは「飽きたかな?」とも感じてたのですが、これはすらすら読めました。 | ||||
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