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苦い娘
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苦い娘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 大満足です。 | ||||
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この「苦い娘」は同著者の「ピリオド」を改題したものです。 別の出版社の打海文三作品がこのところ中央公論社から文庫になってでていますが、これもそのひとつです。 なぜ「ピリオド」として出たのか、について語られてはいませんが、解説の中で阿部 曜氏がその部分に少しふれています。 なにか大人の事情があったらしいのですが、別の作品「Rの家」での似たような顛末については「一九七二年のレイニー・ラウ」収録の「ここから遠く離れて」で書かれているので、そちらを読んでみると著者の気持ちがわかるでしょう。(もっとも私小説風に書かれているので、事実かどうかはわからない) さて、この作品は私が初めて読んだ打海作品として思い入れが深いのですが、著者が初期から書いているアーバンリサーチという探偵社のシリーズのひとつです。 シリーズになっているわりには他の作品より受けが悪いようですが、登場人物がしっかりと描かれている点では見劣りしません。 ぜひともこのシリーズを続けていって欲しいものです。 この作品の面白さはミステリーとかハードボイルド的な部分にあるのではなく、解説で言われた「中年男が若い女の子に口説かれる話」にあると私は思います。 なお、作者の打海文三さんは2007年10月9日に心筋梗塞でご逝去なされました。 ご冥福を祈ります。 | ||||
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