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ぼくが愛したゴウスト
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ぼくが愛したゴウストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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約束していた友だちが来ずひとりでコンサートに行った翔太は、帰りに駅で人身事故に遭遇する。 そのときから彼は、自分のいる環境に違和感を抱き始める。いったい自分のいる世界は、今まで 過ごしてきた世界と同じなのか?しだいに見えてきた現実を目の当たりにしたときに、彼の取った 行動は・・・。 同じようでどこか微妙に違う世界。そこに迷い込んだ11歳の少年。不安、恐れ、とまどい、悲しみ など、彼を襲うさまざまな感情がきめ細かく描かれていて、読み手にも翔太の心情がしっかりと 伝わってくる。読んでいてやりきれない思いや切なさを強く感じた。「パラレルワールド」を題材に しているが、独特の感性で描かれていて斬新だと思う。けれど、「彼はどうしてもうひとつの世界に 紛れ込んでしまったのか?」「彼はもとの世界に戻れるのか?」という読み始めからずっと抱いていた 疑問への答えは曖昧さを残し、個人的には納得できるものではなかった。読後満たされない思いが 残ったが、「自分がいる世界はいつもと同じ世界なのか?」「はたして自分は本当に存在している のか?」そう思いながら余韻に浸るのは楽しかった。 | ||||
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どちらかというと、児童書なのかな。 自分が読むというより、小さい子に読んでほしい本。 幻想が最後まで続くのがよかった。 | ||||
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この本のタイトルをみて購入をした人は恐らくハズレの作品となる.物語において愛されることになりそうなゴウストは,いつまでたっても登場しない. 終盤ある理論が提示された後に,駆け足で物語は終わることになるのだが,話は収束しきちんとした結末を迎えるわけではない.起承転結という意味では作品は破綻している.これを作者の責任の放棄ととるか,幻想的な終わり方ととるかで作品の価値も変わるのだろう.いろんな本を試したい人は読んでみても良いかもしれない. | ||||
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打海さんは色々なジャンルの作品を通して同じことを表現したいようです。 この本では量子論や自己認識などちょっとSF的な舞台仕立てですが、 やっていることは、ある意味毎度同じで打海さんのファンならそこそこ楽しめるのではないでしょうか。 ただ、面白さの底が他の本に比べて浅めで、最初に読む1冊としてはオススメできません。その分読みやすくはあるんだけどね。 しかしこの表紙デザインはないよね。 ロビンソンの家では表紙をやり直して、少しは周りの編集の理解が深まっているのかと思ったんですが… アートディレクターは、星新一とか昔の本のイメージを狙ったのでしょうか。 それにしても古いセンスで打海さんの本でなければ絶対に手を出さないデザインです。 本当にお気の毒ですね。 | ||||
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