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灰夜 新宿鮫VII
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灰夜 新宿鮫VIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 21~40 2/2ページ
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シリーズキャラが出てこない分、鮫島の魅力がストレートに伝わってくる。 この新宿鮫は、シリーズ作品を読み進めて行くうちに、 鮫島の人間性が次々に出てくる。 まるで読者の鮫島像に肉付けしてくれるように、 毎回違った鮫島が発見できる。 今回は友情に厚い男。 あるいは、意気に感じる男。 この作品は、在日朝鮮韓国人というちょっと扱いにくいテーマを うまく料理している。 古山の最後の一言に、 大沢在昌の在日観が出ているようで 好感が持てる。 | ||||
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目が覚めたら檻の中にいた。 ぎゃはは、間抜けだね、鮫島クン。 新宿をねぐらにしている鮫島が、地方で事件に巻き込まれる。 今までの新宿鮫シリーズとはちょっと変わった展開。 作者のマンネリ対策でしょうか。 事件の内容は、暴力団、麻薬取締官、不良警察官、公安、 さらには北朝鮮まで出てきて、少し判りづらかったです。 地元のやくざが方言で話すのが妙に可笑しい。 ルビがふってあったから意味が判ったけど、実際に聞いたら 何言ってるのか良く判らないでしょうね。 前作で浮気をして以来、今回も鮫島の恋人「晶」は ほとんど出てきません。 ただ、晶を外した事で、物語に幅が出たのは事実だと思います。 やっぱり、ハードボイルドの主人公が、一人の女にしばられてちゃ いけないよね。 それにしても、宮本って人は迷惑な人ですよね。 死んでからも鮫島に迷惑をかけるなんて。 良いシリーズ物は、読み進めて行く内に、登場人物がまるで 長年の友人のように身近な存在として感じられていきます。 そこがシリーズ物の面白い所ですね。 | ||||
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目が覚めたら檻の中にいた。 ぎゃはは、間抜けだね、鮫島クン。 新宿をねぐらにしている鮫島が、地方で事件に巻き込まれる。 今までの新宿鮫シリーズとはちょっと変わった展開。 作者のマンネリ対策でしょうか。 事件の内容は、暴力団、麻薬取締官、不良警察官、公安、 さらには北朝鮮まで出てきて、少し判りづらかったです。 地元のやくざが方言で話すのが妙に可笑しい。 ルビがふってあったから意味が判ったけど、実際に聞いたら 何言ってるのか良く判らないでしょうね。 前作で浮気をして以来、今回も鮫島の恋人「晶」は ほとんど出てきません。 ただ、晶を外した事で、物語に幅が出たのは事実だと思います。 やっぱり、ハードボイルドの主人公が、一人の女にしばられてちゃ いけないよね。 それにしても、宮本って人は迷惑な人ですよね。 死んでからも鮫島に迷惑をかけるなんて。 良いシリーズ物は、読み進めて行く内に、登場人物がまるで 長年の友人のように身近な存在として感じられていきます。 そこがシリーズ物の面白い所ですね。 | ||||
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これまでとは一風変わった印象の作品である。 何が違うかといえば、桃井も晶も藪も登場せず、何より舞台が新宿ではなく九州南部(たぶん鹿児島)。 新宿鮫が新宿じゃないなんてと軽く先制パンチを食らった心持ちで読んでみたのだが、これが案外いけるのだ。 毎回これだと困るけれども、たまには良いんじゃないかという感じなのである。 お国を問わず都会の乾性と田舎の湿性は様々な事件の原因になりうる。 がっちりとスクラムを組んだ田舎の「秩序」にはからずも新宿鮫が点火したという展開。 鮫島さんもおちおち旅行もできないな〜と思いつつサクサクと読了。 読後感は、余計なものがないストレートな展開であり、喉ごしすっきりという感じ。 たまには良いね。 | ||||
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これまでとは一風変わった印象の作品である。 何が違うかといえば、桃井も晶も藪も登場せず、何より舞台が新宿ではなく九州南部(たぶん鹿児島)。 新宿鮫が新宿じゃないなんてと軽く先制パンチを食らった心持ちで読んでみたのだが、これが案外いけるのだ。 毎回これだと困るけれども、たまには良いんじゃないかという感じなのである。 お国を問わず都会の乾性と田舎の湿性は様々な事件の原因になりうる。 がっちりとスクラムを組んだ田舎の「秩序」にはからずも新宿鮫が点火したという展開。 鮫島さんもおちおち旅行もできないな〜と思いつつサクサクと読了。 読後感は、余計なものがないストレートな展開であり、喉ごしすっきりという感じ。 たまには良いね。 | ||||
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今回は、上層部の恥部を書いて憤死した宮下の故郷が舞台か。しょっぱなに監禁されてる鮫というでだしでちょっと良かったけど、あとは、まあ普通に真相が明かされていく。シリーズキャラがまったくでてこないので、これは新宿鮫の番外編といったほうがいいかも。ヒロポン、公安、北、ヤクザ、幹部のデブの弟wなどの要素も豊富で、仏に楽しめました。しかし、これ九州のどっかの都市らしいが、ほんと方言ってのはやはり迫力に関わってくるね。組の幹部もそこの方言で脅したりしてるけど、パッとしないんです。ヤーさんが関西弁喋りたがる気持ちがよく分かりました。「われ 何いうとるんや!」「てみゃー なんばいうちょると!」全然違うものですねー | ||||
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今回は、上層部の恥部を書いて憤死した宮下の故郷が舞台か。しょっぱなに監禁されてる鮫というでだしでちょっと良かったけど、あとは、まあ普通に真相が明かされていく。シリーズキャラがまったくでてこないので、これは新宿鮫の番外編といったほうがいいかも。ヒロポン、公安、北、ヤクザ、幹部のデブの弟wなどの要素も豊富で、仏に楽しめました。しかし、これ九州のどっかの都市らしいが、ほんと方言ってのはやはり迫力に関わってくるね。組の幹部もそこの方言で脅したりしてるけど、パッとしないんです。ヤーさんが関西弁喋りたがる気持ちがよく分かりました。「われ 何いうとるんや!」「てみゃー なんばいうちょると!」全然違うものですねー | ||||
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面白いです!!! 新宿鮫シリーズ、途中で買わなくなった・・・という人(私だ、私)にも、お勧めですよ。 徐々に見えてくる、暴力団と警察と企業と北朝鮮の関係・・・。 展開もスピードがあり、いっき読みしました。 | ||||
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面白い!!! 新宿鮫シリーズ途中で買うのを止めた人にも(私だ、私)お勧めです。 展開がスピーディで、徐々にあきらかになる暴力団とその他諸々(笑。秘密です)の関係・・・。 毎日ちびちび読む派の私も、めずらしくいっき読みしました。 | ||||
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面白いです!!!新宿鮫シリーズ、途中で買わなくなった・・・という人(私だ、私)にも、お勧めですよ。徐々に見えてくる、暴力団と警察と企業と北朝鮮の関係・・・。展開もスピードがあり、いっき読みしました。 | ||||
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面白い!!!新宿鮫シリーズ途中で買うのを止めた人にも(私だ、私)お勧めです。展開がスピーディで、徐々にあきらかになる暴力団とその他諸々(笑。秘密です)の関係・・・。毎日ちびちび読む派の私も、めずらしくいっき読みしました。 | ||||
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久しぶりに睡眠不足になる本に出会った。新宿鮫シリーズははずれがない、良質なエンターテイメントです。本書でも鮫島の旦那は大活躍。イヤーすごくいいですよ。今年の猛暑、熱帯夜で眠れない夜にはうってつけです。中身については今回書きません。みなさん鮫島警部の活躍を自分の目で見てみよう。 | ||||
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久しぶりに睡眠不足になる本に出会った。新宿鮫シリーズははずれがない、良質なエンターテイメントです。本書でも鮫島の旦那は大活躍。イヤーすごくいいですよ。今年の猛暑、熱帯夜で眠れない夜にはうってつけです。中身については今回書きません。みなさん鮫島警部の活躍を自分の目で見てみよう。 | ||||
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その信念故、堕せず群れる事をしない、つよき男。 その誇りは舞台を変えても、決して折れる事はなかった。 自分を信じてくれた者達の力となる為、そのたたかいは始まった。単なる勧善懲悪ものとして、大上段に振りかざされるのではなく、いわば当たり前の正義感に根ざしている筈なのが、何故にカッコイイのか。主人公の現在の立場を決定づけた過去の因縁が明かされるにあたり、決して納得ずくでもたらされた経緯ではなかった事が分かります。この辺、物語の経過と共に故人への赦しみたいなものも滲んでいて、単純に語られるより「友情」に厚みがあって良かったと思います。これを根底として、初めて出逢い、たった一晩語り合った人間との関わりもいきるな~と読み進んでいただけに、その終末は哀しいものがありました。その他、登場人物群も魅力あるキャラクターでありながら、この作品の位置付け上、今後等あまり多くを期待する事は出来ないかも知れません。 力あるシリーズなので、また次作以降の展開が大いに楽しみです。 | ||||
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その信念故、堕せず群れる事をしない、つよき男。その誇りは舞台を変えても、決して折れる事はなかった。自分を信じてくれた者達の力となる為、そのたたかいは始まった。単なる勧善懲悪ものとして、大上段に振りかざされるのではなく、いわば当たり前の正義感に根ざしている筈なのが、何故にカッコイイのか。主人公の現在の立場を決定づけた過去の因縁が明かされるにあたり、決して納得ずくでもたらされた経緯ではなかった事が分かります。この辺、物語の経過と共に故人への赦しみたいなものも滲んでいて、単純に語られるより「友情」に厚みがあって良かったと思います。これを根底として、初めて出逢い、たった一晩語り合った人間との関わりもいきるな~と読み進んでいただけに、その終末は哀しいものがありました。その他、登場人物群も魅力あるキャラクターでありながら、この作品の位置付け上、今後等あまり多くを期待する事は出来ないかも知れません。力あるシリーズなので、また次作以降の展開が大いに楽しみです。 | ||||
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これほど面白いうえに、水準を保っている読み物も少ないであろう。現代エンターテイメント文学の頂点であろう。 | ||||
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鹿児島を舞台に犯罪に巻き込まれた新宿の刑事が駈ける。シリーズのメンバーが出てこないのはやはり寂しい。結末に近づくに従って筆が手を抜くような感触。導入は引き込まれるが、竜頭蛇尾。 | ||||
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新宿鮫の最新刊<灰谷> こいつは、いつもの新宿鮫シリーズとは一味違うぜ! 今回の話の舞台は<新宿>ではナイ!! 「何~っ!!」と、驚きつつ、さらに、恋人の昌はおろか課長の桃井・鑑識係の藪(←このオッサン結構好きなキャラなのに・・・) いつものレギュラー陣がまったく出てこない! では、「この本は<何鮫>やねん!」と言う低レベルなツッコミは、僕一人に任せておいて(皆さんは真似しないように!) さてさて、話を戻しますと、今回の舞台は自殺した元同僚・宮本の生まれ故郷にと舞台を移します。しか~し!! そこは、あの鮫島警部 場所は変われど、孤軍奮闘の大暴れにて事件を解決していきます! レギュラー陣にも負けないような個性の強い登場人物たち! 大沢先生の真骨頂!! 男達の友情! シリーズ通しての謎? 元同僚・宮本の人物像、鮫島に託した手紙の理由なども回想形式で書かれており、<鮫ファン>にとっては、嬉しくなるようなエピソードなども含まれており大変楽しめました。もちろん、<新宿鮫シリーズ>を通読されていない方でも十分に楽しめます! 流石は天才作家・大沢先生であります! 異色な<新宿鮫>ではありましたが、今後の展開が待ち遠しくなるような良い作品でした。 | ||||
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すべてがこうまで閉塞感のある世の中だと、主人公の健全さは黄門さまのようだ。それでも、水戸黄門に期待するおじいちゃん・おばあちゃんのように、いつしか自分がなっているのに気づかされる。ハードボイルドはかくして水戸黄門化への道を歩んでいるのか。わたしは黄門さまは嫌いだ。 でも、筆者の視点は確かにわたしの安心感を醸成させる。 | ||||
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ひさびさに面白い作品に出会った。「新宿鮫」シリーズ中の傑作「毒猿」にも匹敵する面白さ。ぜひともオススメ。今回は新宿から旧友 宮本の生まれ故郷である地方都市に舞台を移している。作者ははしがきで新宿以外を舞台にしたことに対して不安を抱いているようだが、全くの杞憂だ。鮫島以外なじみの登場人物がいないことがかえって作品に新鮮さを与えたのではないか?脇を固める登場人物達も個性溢れた魅力的な人々となっている。くどくどと描写されがちな晶との関係も、離れた場所にいることで非常に簡潔に表現されるのみ。スペンサーシリーズの悪い部分の二の舞にはならないようにとの作者の配慮か?またタイムリミットサスペンスの要素も盛り込まれ、一気に最後まで読ませるところは、同じ作者の作品「走らなアカン、夜明けまで」(こいつもヨイ!)の面白さに通じるモノであろう。映画化されると面白そうだ。とにもかくにも、新宿を離れても鮫はサメ。大いに暴れまくって読者を楽しませてくれます。 | ||||
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