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人形館の殺人



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人形館の殺人の評価: 3.31/5点 レビュー 111件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21~34 2/2ページ
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No.14:
(3pt)

そんなんアリか!?

綾辻作品を読むのはこれが初めて。なんかこれより前の館シリーズを読んでるのが前提みたいなところがある印象を受けた。犯人はああいう人生を送って来たからこうなったってのは分かる気がするけどなぁ…それでもオチはそんなんアリか!?って感じだった。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.13:
(3pt)

綾辻、禁断の一作!

まず、最初に言えること、そして、言っておかねばならないこと。それは、この作品は読み手を選ぶ類いのものだということだ。月並みな形容をすれば「発想の逆転」なるものを、これ程鮮烈に見せつけられると、些か二の句が継げぬ感すらある。 京都の「人形館」に母と越してきた虚弱な画家。館は、発狂して自死した彫刻家の父からの遺産であり、父の手掛けた謎のマネキン人形が各所に配置されている。また、館は、母屋と現在はアパートに転用された洋館からなるのだが、アパートの住人達は皆、素性に疑義がある者ばかり。 そんな中、彼の身辺で発露する何者かの悪意!悪戯、殺人、そして、彼の「過去の罪」を糾弾する脅迫状!旧友の大学助手や島田潔に助けを求める彼は、過去の自らの禁忌すべき記憶の蘇生に苛まれながらも、真相の究明に奔走する。だが、そんな彼を待ち受けていたのは、仰天動地の「真犯人」であった…。 これは、「十角館」を遥かに凌駕したミスディレクションだと断言できるが、悪く言えば、トリック自体は反則だ。読後に怒りや虚脱感すら感じる読者もまた少なからず出ると思う。かくいう私自身も、当作は館シリーズ番外編として明確に位置付けた方がしっくりくるというのが、正直に吐露した感想なのだから。 故に、私は文頭で警告しておいたのだが、それを承知で読むという方は、挑戦してみればよい。だが、あなたが、綾辻行人の設計したこの客船で目的地に辿り着くには、かなりの難航を強いられることだろう。航海に出るという勇猛な方は、それだけは、ゆめゆめ、忘れぬことを…。
人形館の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.12:
(3pt)

度が過ぎた

『十角館の殺人』、『水車館の殺人』、『迷路館の殺人』に継ぐ館シリーズの四作目です。
この作品はかなり賛否両論ありまして異色作、力作、労作、駄作...云々。本格として読める
かどうかも際どいエキセントリックな内容になっております。
諸事情により京都にある人形館に移り住む事になった飛龍想一(主人公)の一人称で徹底して
進む本作の構成は実にパワフル!?なんですねハイ。簡単に並べると...
■度重なって身の回りに起きる不可解な出来事に何者かの敵意・悪意を感じておののく主人公
■がんじがらめの思考に陥ってく主人公
■過ぎ去った己の暗い記憶に振り回される主人公
■ぎりぎりの精神状態に追い込まれる主人公
■ただの狂人がそこにいた
...と、なんとも力技な一品に仕上がってます。とにかくヤッテやろう!と云う意志だけはとて
も強く感じるがそれが空回りしてしまって、著者独特の柔軟且つ豊潤な表現力が今一つ活きな
い内容になってしまったのが事実だ。
ただ、ありきたりのパターンと云うものに飽きてしまった方にとっては心地好いフックをかま
してくれるのもまた事実(それとて好みはわかれ、こんなの許せないと読了後に本を叩きつけ
たくなる気持ちになるかもしれない。でも何より求めていたものの熱さ故の反動には違いない
のだ。その精神性は否定せず買ってあげようじゃないか)。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.11:
(3pt)

度が過ぎた

『十角館の殺人』、『水車館の殺人』、『迷路館の殺人』に継ぐ館シリーズの四作目です。
この作品はかなり賛否両論ありまして異色作、力作、労作、駄作...云々。本格として読める
かどうかも際どいエキセントリックな内容になっております。

諸事情により京都にある人形館に移り住む事になった飛龍想一(主人公)の一人称で徹底して
進む本作の構成は実にパワフル!?なんですねハイ。簡単に並べると...

■度重なって身の回りに起きる不可解な出来事に何者かの敵意・悪意を感じておののく主人公
■がんじがらめの思考に陥ってく主人公
■過ぎ去った己の暗い記憶に振り回される主人公
■ぎりぎりの精神状態に追い込まれる主人公
■ただの狂人がそこにいた

...と、なんとも力技な一品に仕上がってます。とにかくヤッテやろう!と云う意志だけはとて
も強く感じるがそれが空回りしてしまって、著者独特の柔軟且つ豊潤な表現力が今一つ活きな
い内容になってしまったのが事実だ。
ただ、ありきたりのパターンと云うものに飽きてしまった方にとっては心地好いフックをかま
してくれるのもまた事実(それとて好みはわかれ、こんなの許せないと読了後に本を叩きつけ
たくなる気持ちになるかもしれない。でも何より求めていたものの熱さ故の反動には違いない
のだ。その精神性は否定せず買ってあげようじゃないか)。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.10:
(3pt)

まさに掟やぶり。これが新本格か?!

著者の作品の中ではやや異色かなぁと思いました。
最後の謎解きは、びっくりもし、逆にちょっとありえないだろーとも思いました。
でもやはり面白い。
最初から最後までだれることなく一気に読める!そんな感じです。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.9:
(3pt)

館シリーズフリークはスルーしてもOK

十角、水車、迷路、時計館、黒猫と読んだあとで、肩すかし的な人形館を読むと違った世界が見られます。ただ、この作品をパスして暗黒館に行っても違和感は全くありません。
館シリーズの副生成物、派生物と考えればいいのですが。変化球すぎてストライクゾーンを大きくはずした作品だとは思うますが。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.8:
(3pt)

ふむぅ

これは……嫌いでは無いですね。
ただ、シリーズありきな作品かな、と。単独の作品としては活きない。
早い話これはカバーでも言っている通り、習作のようなモノでしょう。
他にも沢山の名作を残している綾辻さん。コレくらいの冒険があってもいい。むしろあるべきだと、僕は思います。
まあ、えてして習作という物の評価は低いものなので、下で語られている評価も然るべきものかな、と。
ちょっと作者をかばった意見ですけどねw
人形館の殺人 (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.7:
(3pt)

犯人当て小説とはいえない

タイトルの通りです。というか多くの方はある程度序盤で犯人がわかってしまうのではないでしょうか?ですから犯人当て小説として読むならやめたほうがいいでしょう。
ただ個人的には十分楽しめました。今までの館シリーズの番外編のようなこの作品。物語の進行も異なっています。全体的には暗い雰囲気が漂っています。雰囲気的には「水車館の殺人」に似ているかもしれません。
いろいろ批判も多いですが、読んで損はないでしょう。ただ再読したいとは思いませんがね (笑
人形館の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.6:
(3pt)

館シリーズであるからこその面白さ。

この作品を読む為には館シリーズをいくつか読んでいることが条件となる。でなければ楽しめない。館シリーズがある意味「ワンパターン」化していた為の変化球だ。とはいえこの変化球を違和感と感じるほどに他の館シリーズを読む事に快感を感じているのも確かである。まぁオレのレビューなんか参考にする必要ないよ。きっと君は館シリーズ全部読むんだから。人形館も含めてね。できるだけ出版順に読む事をオススメするよ。十角、水車、迷路、人形の順に。そして次は時計だな。フフフ・・・。
人形館の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.5:
(3pt)

過去の館シリーズの展開を期待して読むと裏切られる

京都に引っ越してきた、線の細い、親の遺産で食ってる
画家の一人称形式で物語は進む。
出だしは興味を引かないし、はっきり言ってつまらない。
今までの館シリーズとは趣を異にする作品。
肝心の「犯人」は途中で判ってしまった。
だって、ミエミエのミスディレクションなんだもん。
島田潔の登場の仕方は意外だったけどね。
過去の館シリーズの展開を期待して読むと裏切られる。
人形館の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.4:
(3pt)

ちょっとなあ

アヤツジ氏の作品も館シリーズも好きなのだけれど。
コイツに関してはちょっとなあという感じ。
テーマ自体は重いテーマだし、他にも同じテーマを扱っている小説はあるけれど、きらいなテーマではない。
ただトリックが安易というか、唐突というか。
もう少し伏線はってくれないと。
それといつもより若干読みにくい。
(演出上仕方がないのだけれど)
及第点ではありますが
好みで星3つ。
人形館の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.3:
(3pt)

評価の分かれる作品

評価の難しい作品ではあります。出版社の内容紹介に書いてあるような驚愕や戦慄というよりも、推理小説とは違った静かな趣で始まっていきます。そういう意味で、他の館シリーズとは感じが違います。この、「感じの違う感覚」は、バンド(グループ)のアルバムとボーカリストのソロ・アルバムの違いのような感覚です。例えば、クイーンのアルバムとフレディのソロ・アルバム、サザンのアルバムと桑田のソロ、というような..。同じボーカルで歌が奏でられているのに、どこかいつものバンドのサウンドとは違う楽曲群。「人形館~」はそんな感じの作品です。館シリーズの醍醐味を味わうなら、他の作品を。でも、せっかくなら、「十角館~」から順を追って読破を。そして、この作品の異色さは、読んで実感してみてください。
人形館の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.2:
(3pt)

館シリーズ外伝風です

綾辻さんの「館シリーズ」4作目。本書は、今までとは少し異なります。館シリーズの外伝的存在です。はっきり言って、読み飛ばしても、その後の館シリーズに影響なしです。ミステリー度は、あんまりありません。それより、折原一さん風です。(読んだことある方は分かると思います)用は、ミステリーというより、作者に錯覚感を与えるのを中心にしてます。本格ではありません。
人形館の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.1:
(3pt)

戦慄はないが・・・

館ものの中では異色作というか館ものではないけどね氏のもう一つの方向性であるスリラーへの道筋をつけた作品ですがミステリーを期待すると手酷い目にあいます
人形館の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880

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