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裏切りの日日
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裏切りの日日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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MOZUシリーズの一環と歌っていますので、読んでみましたが、なんじゃこれは!の感です。禿鷹シリーズの様な悪ぶった公安刑事が出てきますが、どうにも中途半端な描き方であるのに加え、そのコンピの善玉刑事とのやり取りがくどいです。加えて百舌シリーズに出るベテラン警視もかかわり方が中途半端で、ストーリー全体が持って回った感で、曖昧かつその場しのぎに終わってしまったと感じるのは自分だけでしょうか?はっきり言ってつまらない作品でした。解説もやたらと内外の他の作家や作品を引用して博識ぶっているのが嫌みです。 | ||||
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百舌シリーズの序章として読むと面白い。登場人物のキャラクターが百舌シリーズほど固められておらず、それがややもたついた展開につながっていますが、グイグイ最後に落とし込む巧さはさすがです。 | ||||
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よいです | ||||
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百舌シリーズの一番最後に読みました。 面白いトリックや場面もありましたが、「百舌の叫ぶ夜」には及ばないな、と思いました。ただ、30年以上も前の作品とは思えないです。服装の説明や台詞の言い回しなんかを除いて。 | ||||
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犯行の手口はなかなか凝っていいて,最後まで見破れなかった。しかし,殺し屋が犯人というのは全くいただけない。これでは犯行の重要な要素である動機がまったくないからだ。 | ||||
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他の百舌シリーズに比べると、少し読みにくい。とういのは、場面がコロコロ変わりその度に新しい登場人物が多くでてくるため、終盤までは割と前後関係や人間関係などごっちゃになり、理解しずらい。その為、全部読み終わってから最初の方だけまた読み直し、合点がいく。 おそらく、40年近く前に書かれたので、逢阪氏がまだ筆歴も浅かったのが原因なのではないかと思う。 物語自体は凄く面白く、悪い奴と言われている桂田警部を応援してしまう。百舌シリーズの序章と言われているが、私は全部読み終わってから今作を読んだが、充分間に合うと思う。 | ||||
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逢坂作品は初めてで百舌シリーズにの序章ということで読んだ。細かい点に矛盾あるように感じるものの一気に読ませる。 | ||||
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前からほしかった本なので満足しています。またほしいのがあったら購入したいです。 | ||||
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MOZUシリーズは本当に面白く大満足。逢坂先生の作品は大好きです。 | ||||
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百舌シリーズにつながる作品。 誰が善人で誰が悪人か?悪が魅力。 | ||||
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相変わらず津城さんの登場するタイミングが絶妙で笑ってしまう 軽い濡れ場の描写がやっぱりぬっとりし過ぎなくて好き 公安物だった | ||||
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百舌シリーズは大変面白く、シリーズ全部を一気に読んでしまいました。誉田哲也氏の姫川シリーズと同じくらい良かったです。 | ||||
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迅速、丁寧な対応を有り難うございました。また機会がありましたなら宜しくお願いいたします。 | ||||
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百舌シリーズの序章と言われる作品である。ミステリーと警察小説が見事に同居したハードな傑作。 悪徳公安刑事の桂田、桂田の部下の浅見が丸東商事ビル立て篭り事件に巻き込まれるが… 物語の中で重要な役割を果たす警視庁特別監察官・津城警視は百舌シリーズの本編でも活躍する。また、悪徳公安刑事の桂田が、その冷酷ぶりから『もず』と称されているのも面白い。 | ||||
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いわゆる百舌三部作を読んでからこちらへ。 三部作の重厚感、壮大さ、キャラクター、プロットの緻密さと比べると、どうしても見劣りしてしまいます。 倉木や大杉や明星がいないという、なんとも身勝手な喪失感を感じてしまったり。 でもあの肩幅広い人は出てきます。相変わらず超然とした存在感です(笑)。 三部作より先に読んでおけば良かったです。 | ||||
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最後の展開はドキドキしますね。面白かったです。さすが逢坂氏。 | ||||
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MOZUシリーズを読みましたが、解説にこの本が書かれており、購入しました。 | ||||
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逢坂剛の「百舌シリーズ」全6巻、 一般的には第一作とされる『百舌の叫ぶ夜』から読むのが普通だろう。 私もそうした。 しかし出来事の時系列に従えば、これより前がある。 この『裏切りの日日』である。 とはいえこれはいわば番外編、ないしは前日譚であって、 シリーズとしての話の流れからすると、必ずしも読む必要はないし、 まず『百舌の叫ぶ夜』を読むというのは正解だろう。 しかし私の場合、『百舌の叫ぶ夜』の後、 直接の続編である『幻の翼』以上に、まずこちらを読みたい気持ちが勝った。 『百舌の叫ぶ夜』結末部で主人公の倉木警視がもらした言葉が気になっていたからである。 それがたまたま何かの紹介を読んで、ここでの主人公桂木についてのことだったとわかると、 もうこちらを読むしかなかった。 事情はよくわからないとはいえ、 倉木の言葉には微妙に友情と苦さのようなものが漂っていて、 するとそれは、倉木自身の強烈な人間像の解く鍵にもなるように思えたからだ。 そして読んでみて驚いた。 紛れもない傑作である。 いかにもハードボイルドのこの作品は、 北方謙三の最高レベルのハードボイルドに匹敵するのではないか。 『百舌の叫ぶ夜』も面白くてそれを読んだ段階でも驚いたが、ここでまた感嘆することになった。 あまり人気の出るタイプの内容ではないかもしれないとは思う。 最後の処理も異論があるかもしれない。 細かいことを言うなら、いかにもインパクトのある『百舌の叫ぶ夜』に比べて、 このタイトルもパッとしない。 さらに細かく言うと、文庫はどうか知らないが、 私の読んだソフトカバー版は、手触りこそよかったものの、装丁は感心しない。 だがそれらを差し引いたところで、作品の質の高さは疑いようがないのだ。 読み終えてみれば、あらためて『百舌の叫ぶ夜』での倉木のセリフに、 桂木に対する共感めいたものがあることがわかる。 彼らには互いに似た獣の匂いがあるのだ。 それは言い換えると、毒の魅力のようなものかもしれない。 桂田には、挫折から生じた影と、さらにそこに湧きだしたような毒がある。 方向性は違っても、それは倉木にも言えることだ。 毒だけでも辛いが、そこへいかにも善人の同僚浅見がとてもいい味を出している。 『百舌の叫ぶ夜』もそうだが、謎解きの問題が提示されてそれに答えを出すというパタンがあり、 その問題と答えがいずれもすばらしく魅力的だ。 個人的には何よりそれが人間性の謎解きでもあるのがいいと思っているが、 ミステリーとしても一級品である。 この小説では、中頃には一見唐突に密室犯罪の要素まである。 そして最終的に、あたかもジグゾーパズルがパチパチ収まるように答えがわかる快感。 時代背景からすると、ロッキード事件が意識されているだろうか。 そのせいもあるのかないのか、善悪二元論では割り切れない人間像の奥行きがいい。 | ||||
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凄くぞくぞくしながら読みました。 物語の結末が最後まで読めず、本当に楽しく読みました。 | ||||
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百舌シリーズにこだわると、違和感はありますが、スピンオフと考えれば、いい出来だと思いますよ。 確かにもう少しふくらましてもらえればと思う部分もありますが、決して津城警視が前面に出てくる わけではなく、むしろ、犯人の見当は最初からついているので、彼の心の葛藤などが次々と明るみに 出てくるところは、作者の円熟味さえ感じます。個人的には一気に読み終えて、楽しめました。 | ||||
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