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ナイチンゲールの沈黙
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【この小説が収録されている参考書籍】
ナイチンゲールの沈黙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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歌声が脳波に与える影響をミステリー化させた ところに無理がある。 これは小児科の子どもたちの物語としてまとめた方が 無難であったように思う。 医療ミステリーにこだわる必要もなかったのではないかと 感じます。特にこの物語に白鳥さんはいなくてもいいし。 オレンジ病棟物語として描いたほうが感動があってよかった かもしれない。無理なミステリーは面白くない。 | ||||
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「チーム・バチスタの栄光」がおもしろかったので、この本にも期待しましたが、 正直言ってちょっと残念です。 まず「バチスタ」のときと違って、客観的に話の内容を見ているようでした。 「バチスタ」では田口の『俺』が話を展開していたのに、今回は『田口』や『小夜』といった登場人物の名前によって展開されていたのが少しがっかりです。 親近感があまり持てないなと感じました。 それから、ストーリー自体にリアリティがないことにもがっかりしました。 他の方のレビューにもありましたが、これはSFに近いです。 ミステリが目的の方にはお勧めできません。 | ||||
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最初に、これはミステリでは無くSFです。自分もそうですが、「チームバチスタの栄光」を読んで、同様のジャンル・クオリティを期待して読むとがっかりすると思います。ネタばれにならないようにサラッと書きますが、何故あの2人がそういう心境に至ったのかが、直接的にも間接的にも全く描写されていない為、非常に薄っぺらに感じます。とりあえず読むかどうか迷っているかたは、本作はパスして次回作に期待するのが賢明だと思います。 | ||||
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医療現場のリアルな描写をカラフルな人物でコミカルかつ軽快に「バチスタ」にすっかり魅せられ、続編も迷わず手に取りましたが、今回は失敗に終わりました。 まずこれはSFです。(別に宇宙人は出てきませんが・・・)同じ病院で繰り広げられる医療ミステリ仕立てですが、謎はかなり後にならないと出てきません。(冒頭にさわりはありますが)そして、おおよその展開は途中で予想がついてしまいます。謎解きの部分はあまりに非現実的なので白けます。特にエンディングに向けての結び方は強引かつ不自然で違和感を感じます。 個性豊かなキャラの描写はしっかり健在ですが、登場人物が多すぎガチャガチャしています。そして今回のメインの女子キャラには感情移入できません。 文章はこなれてきているし、医療現場の描写は面白いので、次回作に期待して星2つ。 | ||||
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前作『バチスタ』がどんどん読み進めることが出来たのに対して本作品は読み終わるまで時間がかかりました(作品の長さは同じぐらいだと思いますが)。白鳥・田口の掛合いは前作同様面白く読ませていただきましたがそれ以外の登場人物輪郭がぼやけていたような気がします。後半に向けて現実ではなかなか実体を想像しづらい現象が多くなりややこじ付け的な展開になってしまったと思います。次回作に期待したいです。 | ||||
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チームバチスタの栄光は、ぞくぞくする展開で 物語に引き込まれた記憶があったので、 同じシリーズということで期待をもったのですが、 途中から、読むのが苦痛になって止めました。 チームバチスタの栄光の登場人物の記憶が薄れて いるというのも原因かもわかりませんが、 奥が浅く、話が、うわべだけの展開のように 感じました。 | ||||
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前作のチーム・バチスタと比べてしまう。。。 するとどうしても前の方が面白かったなと思ってしまう。 ちょっとドタバタしすぎているところと、医療ものなだけに現実感が欲しいのですが、それが足りないところが、その理由かなと思います。 | ||||
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裏切られた感が強烈!これは、田口・白鳥コンビにする必要があったのか…と思う。別の設定でメディカルファンタジーとすれば、とても面白いと思うのですが。表現が大袈裟だと感じていたのは、自分だけではなかったようですね。近衛兵だの殿前兵だの、なんだかすごいものみたい。医療現場ってこんな感じなんでしょうか?少し前のメディカルミステリーに「白く長い廊下」というやはりシリーズになってるのがありましたが、あちらの方が、現実的。納得できました。ファンタジーとして読むなら面白い。1日で一気に読んでしまいました。三作目のほうがましかな? | ||||
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チームバチスタが面白かったので買ってみましたが、正直面白くありませんでした。ちょっと現実離れが過ぎるかと思う設定もあって読んでいてさめてきます。後半は惰性で読みました。 | ||||
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前作同様の面白さを期待して本書を読むと、きっと後悔することになるだろう。同じ作家が書いたとは思えないほど、両作品には雲泥の差がある。 小児病棟の子供たちやあの火喰い鳥までが、バッカスなる宇宙ヒーローもののオタクぶりを延々と競い合うクダリにウンザリさせられるは、超歌唱能力を持つメタシンガーが2人も登場するとなると、現役医師が書いたドキュメンタリックなメディカル小説と呼ぶには程遠い稚拙なファンタジックミステリーと評価するしかない。 前作同様、“ロジカル・モンスター”白鳥圭輔を途中登場させる演出をしているが、ハニカミ王子どころか宮里藍のドライバーにも劣るインパクトの弱さに肩透しをくった。何せ一番の見所である白鳥と田口の掛け合いがまったくマトもすぎて全く面白くないのだ。 やはり女子供を主人公にしたファジーな内容にしてしまうとこの作家の持ち味は生きてこない。研ぎ澄まされた電メスのごときハイパーソリッドな展開こそ海堂尊の魅力なのだから。 | ||||
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バチスタがおもしろかったのでつい購入・・・。 がっかり!の一言です。まず、無駄な登場人物が多すぎ!その人物説明や関係などにほとんどの項を割いていて途中から退屈してきます。ストーリー展開も強引だし、アリエネエよ!とつっこみどころ満載・・・。 何より残念なのは白鳥や田口のキャラが全然生きてこないところ・・・。 バチスタ面白かったのになぁ・・・。 まぁ、海堂先生はまだまだ新人ってことでかろうじて星2つ! | ||||
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悪評を聞いていたのでがっかりしすぎぬように覚悟して読んだが、まさかこれほどとは、、、。古館伊知郎のマラソン中継のような、受け狙いの修飾語で飾り立てた中身のない冗長な文章。非論理的で、非常識で、間延びして、あげくにトンデモなストーリー展開。実在感ゼロのヒロイン。無駄に増員された脇役達。 これがあの快作「バチスタ」と同じ作者によって書かれたとは私には信じられない。 また、医師(精神科)としての当方の視点では、本作は医療倫理面で非常識な描写が多すぎる。いくらフィクションといっても田口の守秘義務違反は度が過ぎている。さらに、心病む患者が唯一心を開ける場所となったカウンセリングルーム(愚痴外来)で、その患者の安心感を利用して司法取り調べを行うなどという背信行為は言語道断である。さらにさらに、肝硬変のアルコール依存症患者に、病棟で主治医が(!)酒を振舞うとは何事か。作者はそれを、型に囚われない人情医師田口ならではの英断として描いたつもりらしいが、とんでもない。よしんばアルコール依存症者の最期に酒を飲ませるのも人情のうちだとしても、そこで医者に許される行為は、「家族がこっそり最後に酒を一口飲ませるのを黙認する」だけである。倫理と浪漫の履き違えも甚だしい。「バチスタ」では、受容に徹した田口のカウンセリング理念についてなど精神科医療の分野においても適切に描かれていて、精神科医が読んでも勉強になるほどだったのに、本作ではどうしたことか、、。 今後は、急がずに、確かな良いものだけを書いていって欲しいと願う。 | ||||
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この作者は一貫して、白鳥を登場させるのが遅い。 というのは、個人的な意見。 白鳥大好き人間なものですから、登場するのを今か今かと待ちわびてしまったりします。 客観的な話をすると、現実離れしてる気がして、共感できる部分が少ない。 医療問題を扱ったバチスタは、確かに医療について全然知らない読者がほとんどであり、“本当なのかどうかはわからない”にしろ、何か、本当なんだろうな、と思わせてくれた。 しかし、歌声で、自分の映像を相手に伝えるという謎の解明。 そして、ロジカルモンスターの異名を持つ白鳥が、負けてないにしろ、中学生相手に、あそこまで追い詰められるというのも疑問符がつく。 世界は広い。ということを考えても、僕にはあれだけの中学生が、ましてや日本に居るとは思えない。 小説だから居ないのですが(笑) ただし、螺鈿、ジェネラル、ブラックペアンを読むつもりの人は、評判が良くないからといって読まないというのはオススメ出来ません。 ナイチンゲール、螺鈿を呼んでからのジェネラルは面白さが10倍ぐらいUPするといっても過言じゃないはずですから。 ブラックペアンも同様に。 | ||||
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医療ミステリを期待していたのに、どうも無駄に新本格風味で大失敗。 前作「チーム・バチスタの栄光」は、非日常に巻き込まれた病院に、これまた非日常的な人物が降臨することによって日常を取り戻すというミステリの王道だったのに、今回のように最初から非日常的設定ではどうにも収まりがつきません。さらに登場人物が多すぎて、キャラかぶりも引き起こしているのも残念。 ただし、猫田師長はたいへん魅力的。 一応、これと螺鈿迷宮がそこはかとなく次作以降につながっているので、仕方なくでも読んでおいた方がよろしいことはよろしいですが、あまり期待はなさらぬよう。 | ||||
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これは・・・。ミステリー?論理性も謎解きの過程(作中人物に依るものも、読者側の推察も)も魅力的でなく、正直荒唐無稽な設定がファンタジー?しかし、京極夏彦の「榎木津」や奥泉光の「我輩」など設定が空想的な登場人物が居ても納得する作品はいくらでもあるし、カテゴライズに拘泥するのは無粋としても・・・。地の文も前作と違い視点がブれてます。院外の事件プラス歌関連を詳かにする為に必要だったのでしょうが、そもそこの情報は必要か?田口視点で絡めても可能では?寧ろ歌関連は気障というか違和感が堆積して最後は不快。会話文も(特に女性)不自然。登場人物の一人は人格変わってます。最後の行動も突然過ぎて意味が分かりません。地文の視点の一つを担当してたのに、最後で豹変。感情移入し難いキャラクターだし、丹念に描写して貰わないとついていけません。二作目で挫ける新人は多いので覚悟はしてましたが。続編で出すなら、文章のスタイルは統一しようよ! 別スタイル挑戦してみよー、でも心配だからキャラは立ってた前作の人物出そう?姑息?プロになって、いい編集者に当たらなかったのか、「このミス」の客引きパンダと使い捨てにされる方針だったのか。バチスタの「栄光」が時折ほの見えるのが返って無惨です。 | ||||
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やはり前作ほどのデンターテイメント性は無い訳で。 しかも、同時期に「ジェネラル・ルージュの凱旋」を読んでしまった自分も悪いんでしょうけど、こっちの評価は低いですね。 「ジェネラル〜」と文章がタブっているのは訳があるとは思いますけど、まるで映画のスピンアウトみたいでいまいちでした。 今後もこのような形で書いていかれる可能性は高いのだと思いますが。 自分としてはもうこれ以上はないなという感じです。 | ||||
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最後まで読みすすめるのが、ホント、苦痛だった。 メディカル・エンターテインメント第2弾っていうから、ますます辛い。やっぱり、チーム・バチスタを読んでいれば、ある程度のものを期待する。前作も文章のタッチがやたらと回りくどくて読みにくかったけれど、それなりにページを捲らせるパワーがあった。それに、登場人物の深層も丁寧に描けていたと思う。 今回は、田口・白鳥ペアーの魅力も半減。メディカル・エンターテインメントというけれど、全体的にコメディのノリだ。現実離れしている。どこに焦点を合わせているのか、わからない。深刻なテーマを中途半端にいじっているだけ。 それにしても、あれだけの文字量が必要なのか?途中で、脚本のト書きを読まされているような気分になった。それに、感覚も古い。ただ、最後の1割ぐらいは、何とか楽しめた気もしたけれど、とても、帳尻の合うようなものではありません。 医療現場に携わる立場でなければ書けないものは多々あるだろうし、それなりの筆力もあるのだから、今後はその部分に期待したいのだけれど? | ||||
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『チーム・バチスタの栄光』が出来すぎだったのかもしれません。 期待して読んだ第二作目ですが、ちょっとがっかり、が感想です。 “メディカル・エンターテイメント”と銘打っているので、 楽しませようという意図は感じるのですが、てんこ盛りで消化不良? 例えば、登場人物も、田口&白鳥コンビだけで、充分面白かったのに、 ここに似たような新キャラをかぶせたりして、過剰演出です。 前作のようなシリアス&コメディの微妙なバランスが、今回は崩れてしまいました。 ただ、ここで見切るのは惜しい著者ですので、 次作での挽回を楽しみにしたいと思います。 | ||||
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お医者様なのに、人の死を簡単に扱いすぎる。論理も飛躍しすぎだし。この犯人、 大きな罪を犯しているのに、まるで被害者のような美しい扱い。最近こんなの多すぎ。 読ませる魅力はとってもあるのに、重みがないのは倫理観が不足しているからでは? 子供の理屈じゃん、と思っちゃうよ。 | ||||
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前作『チームバチスタの栄光』と同じく、個性豊かなキャラクターが丁寧に描かれているが、 肝心の事件と真相は微妙としか言いようが無い。 ある程度小説慣れしていれば、事件の描写と中盤を気をつければ先が読め、そこから導き出される真実も いくら創作と言えども(私個人の)許容範囲を大きく超えてしまっている。 エキセントリックなキャラクターとけっこう単純な真相(灯台下暗し)を理詰めとウンチクで攻める展開は、 京極夏彦シリーズを彷彿とさせるが、舞台が科学と現実の集合体である病院だからこそ、事件も動機も『歌』も、 納得度より違和感の方が上回ってしまった。ちょっと期待はずれ。 | ||||
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