六番目の小夜子

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六番目の小夜子の評価:

3.72/5点 レビュー 161件。 C ランク

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平均点3.72pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全466件 181〜200 10/24ページ
No.286
(2pt)

ストレスが

ホラーでもないし、SFでもないし、ミステリでもない、ジャンル分け不能な不思議な作品。しいていえば、ジュブナイルってことになるのだろうか。

サヨコなる、今でいえばチェーンメールっぽい伝統行事(?)の設定は、かなり面白いと思う。が、中盤までの盛り上がりは、終盤、腰砕けの展開に。この落差に驚いてしまった。あの思わせぶりな言動、行動はどうなったのかと、伏線らしきものの決着がつかないんで、ストレスが溜まってしまう。

せめて共感を感じられればよいんだろうが、本書を読むには年をとりすぎたということか ・・・ それにしても、登場人物の高校生達が幼すぎないかなぁ。
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
4101234116
No.285
(2pt)

ストレスが

ホラーでもないし、SFでもないし、ミステリでもない、ジャンル分け不能な不思議な作品。しいていえば、ジュブナイルってことになるのだろうか。

サヨコなる、今でいえばチェーンメールっぽい伝統行事(?)の設定は、かなり面白いと思う。が、中盤までの盛り上がりは、終盤、腰砕けの展開に。この落差に驚いてしまった。あの思わせぶりな言動、行動はどうなったのかと、伏線らしきものの決着がつかないんで、ストレスが溜まってしまう。

せめて共感を感じられればよいんだろうが、本書を読むには年をとりすぎたということか ・・・ それにしても、登場人物の高校生達が幼すぎないかなぁ。
六番目の小夜子 Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子より
4103971029
No.284
(2pt)

ストレスが

ホラーでもないし、SFでもないし、ミステリでもない、ジャンル分け不能な不思議な作品。しいていえば、ジュブナイルってことになるのだろうか。

サヨコなる、今でいえばチェーンメールっぽい伝統行事(?)の設定は、かなり面白いと思う。が、中盤までの盛り上がりは、終盤、腰砕けの展開に。この落差に驚いてしまった。あの思わせぶりな言動、行動はどうなったのかと、伏線らしきものの決着がつかないんで、ストレスが溜まってしまう。

せめて共感を感じられればよいんだろうが、本書を読むには年をとりすぎたということか ・・・ それにしても、登場人物の高校生達が幼すぎないかなぁ。
六番目の小夜子 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫)より
4101234132
No.283
(2pt)

ホラーなのか青春なのか・・・。

他の方もおっしゃっている通り、謎が謎のまま終わる作品です。結局、「サヨコ」とはなんなのか、疑問に残りました。作者さんは、「サヨコ」の無限のループを繰り返すために謎をそのままに終わらせたのかもしれませんが、最後まで読むと肩透かしの気分です。最後の唐突な締めにも違和感を感じました。そのためか、自分には「サヨコ」の魅力が掴めなかったです。また文体が読みにくいと思いました。ころころと視点が代わり、誰が主役なのかも分からないです。情景の描写からいきなり登場人物の心理描写に入ると、おもわず(?)になります。そこはカッコなり、改行するなりが欲しかったです。
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
4101234116
No.282
(2pt)

ホラーなのか青春なのか・・・。

他の方もおっしゃっている通り、謎が謎のまま終わる作品です。結局、「サヨコ」とはなんなのか、疑問に残りました。作者さんは、「サヨコ」の無限のループを繰り返すために謎をそのままに終わらせたのかもしれませんが、最後まで読むと肩透かしの気分です。最後の唐突な締めにも違和感を感じました。そのためか、自分には「サヨコ」の魅力が掴めなかったです。また文体が読みにくいと思いました。ころころと視点が代わり、誰が主役なのかも分からないです。情景の描写からいきなり登場人物の心理描写に入ると、おもわず(?)になります。そこはカッコなり、改行するなりが欲しかったです。
六番目の小夜子 Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子より
4103971029
No.281
(2pt)

ホラーなのか青春なのか・・・。

他の方もおっしゃっている通り、謎が謎のまま終わる作品です。結局、「サヨコ」とはなんなのか、疑問に残りました。作者さんは、「サヨコ」の無限のループを繰り返すために謎をそのままに終わらせたのかもしれませんが、最後まで読むと肩透かしの気分です。最後の唐突な締めにも違和感を感じました。そのためか、自分には「サヨコ」の魅力が掴めなかったです。また文体が読みにくいと思いました。ころころと視点が代わり、誰が主役なのかも分からないです。情景の描写からいきなり登場人物の心理描写に入ると、おもわず(?)になります。そこはカッコなり、改行するなりが欲しかったです。
六番目の小夜子 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫)より
4101234132
No.280
(5pt)

最後まで目が離せない

この作品は、最後がいまいちはっきりとしないような感じがあるため、結局何が言いたい訳?というような人には少し不満があるのかもしれない。しかし私は、あやふやな感じで終わっていると自分で色々と想像ができて楽しい。この作品で最も印象強かったのが、学園祭の内容。全校生徒が暗闇の中に集まって皆で学校のひそかに伝わってきた歴代サヨコの再現。学校というものは、皆同じ話を教室で聞いてでも、考えてる事はばらばらで…同じ歳の子が一カ所にいるのにみんなてんでバラバラの事を考えている当たり前の事だけど、そう書かれちゃうと何だか面白いよね。昔の自分もそうだったかも、と懐かしく思ったりね。他にも嘘でしょ…と衝撃が走る場面も沢山。普通の高校生では有り得ない事ばかりで読んでて楽しかったかな。
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
4101234116
No.279
(5pt)

最後まで目が離せない

この作品は、最後がいまいちはっきりとしないような感じがあるため、結局何が言いたい訳?というような人には少し不満があるのかもしれない。しかし私は、あやふやな感じで終わっていると自分で色々と想像ができて楽しい。この作品で最も印象強かったのが、学園祭の内容。全校生徒が暗闇の中に集まって皆で学校のひそかに伝わってきた歴代サヨコの再現。学校というものは、皆同じ話を教室で聞いてでも、考えてる事はばらばらで…同じ歳の子が一カ所にいるのにみんなてんでバラバラの事を考えている当たり前の事だけど、そう書かれちゃうと何だか面白いよね。昔の自分もそうだったかも、と懐かしく思ったりね。他にも嘘でしょ…と衝撃が走る場面も沢山。普通の高校生では有り得ない事ばかりで読んでて楽しかったかな。
六番目の小夜子 Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子より
4103971029
No.278
(5pt)

最後まで目が離せない

この作品は、最後がいまいちはっきりとしないような感じがあるため、結局何が言いたい訳?というような人には少し不満があるのかもしれない。しかし私は、あやふやな感じで終わっていると自分で色々と想像ができて楽しい。この作品で最も印象強かったのが、学園祭の内容。全校生徒が暗闇の中に集まって皆で学校のひそかに伝わってきた歴代サヨコの再現。学校というものは、皆同じ話を教室で聞いてでも、考えてる事はばらばらで…同じ歳の子が一カ所にいるのにみんなてんでバラバラの事を考えている当たり前の事だけど、そう書かれちゃうと何だか面白いよね。昔の自分もそうだったかも、と懐かしく思ったりね。他にも嘘でしょ…と衝撃が走る場面も沢山。普通の高校生では有り得ない事ばかりで読んでて楽しかったかな。
六番目の小夜子 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫)より
4101234132
No.277
(3pt)

もったいない作品

これだけ伏線を丹念に張りながら、なんか途中で飽きちゃったのか?と思うようなラスト。もったいないと思いました。どの伏線も魅力的だったが故、なんかもう「えええええええええ」と言いたくなる残念さ。欲張りすぎて綺麗におさめれなくなって放棄したような印象さえ受けた。一つ一つを輝かせたのに放置・・みたいな・・。使いきれない部分を削って、もっと深く書いてみて欲しかった。すっごい残念でした。
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
4101234116
No.276
(3pt)

もったいない作品

これだけ伏線を丹念に張りながら、なんか途中で飽きちゃったのか?と思うようなラスト。もったいないと思いました。どの伏線も魅力的だったが故、なんかもう「えええええええええ」と言いたくなる残念さ。欲張りすぎて綺麗におさめれなくなって放棄したような印象さえ受けた。一つ一つを輝かせたのに放置・・みたいな・・。使いきれない部分を削って、もっと深く書いてみて欲しかった。すっごい残念でした。
六番目の小夜子 Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子より
4103971029
No.275
(3pt)

もったいない作品

これだけ伏線を丹念に張りながら、なんか途中で飽きちゃったのか?と思うようなラスト。もったいないと思いました。どの伏線も魅力的だったが故、なんかもう「えええええええええ」と言いたくなる残念さ。欲張りすぎて綺麗におさめれなくなって放棄したような印象さえ受けた。一つ一つを輝かせたのに放置・・みたいな・・。使いきれない部分を削って、もっと深く書いてみて欲しかった。すっごい残念でした。
六番目の小夜子 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫)より
4101234132
No.274
(2pt)

小説に何を求めます?

良い評価も、悪い評価も、どちらの意見も納得できる作品です。要は、自分が小説に何を求めるか、の違いだと思います。私は、目から鱗が落ちるような「オチ」、全てが無駄なくつながっている「必然性」を求める欲張り派なので、どうしても評価が低くなってしまいます。私は、緊迫した場面でも「え〜?!これ、ナニ、最後はどうなっちゃうの?」と、最後に事態がどのように収束するかが気になりますし、結末のストンと見事に落とされる感じ、「ぐ〜、その手があったか。作者あったまいい〜」を味わいたくて小説を読んでいます。一方、先が気になってしょうがないという「リーダビリティ」や、心臓がバクバクする「高揚感(盛り上がり)」を主として小説に求める派は、十二分に楽しめるでしょう。「大風呂敷を、広げられるだけ広げて、結果、収拾がつかなくてなっても、まあいいや」という方なら、俄然、評価が高くなると思います。(あと、学園青春モノが好きな方も?)ところで、これまた他の方も書いているとおり、この作品で才能が見いだされたことによって、恩田陸さんは、作家となり、さらに一流の作家として磨かれていくことになったわけで……。『ドミノ』のファンとしては、この作品が果たした役割は感慨ひとしおであり、この作品に対する感謝の気持ちから、★を1つオマケしました。(今にして思うと『ドミノ』は、この作品の弱点と評される部分が、全て、真逆に優れて突出した傑作だと思います。)
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
4101234116
No.273
(2pt)

小説に何を求めます?

良い評価も、悪い評価も、どちらの意見も納得できる作品です。要は、自分が小説に何を求めるか、の違いだと思います。私は、目から鱗が落ちるような「オチ」、全てが無駄なくつながっている「必然性」を求める欲張り派なので、どうしても評価が低くなってしまいます。私は、緊迫した場面でも「え〜?!これ、ナニ、最後はどうなっちゃうの?」と、最後に事態がどのように収束するかが気になりますし、結末のストンと見事に落とされる感じ、「ぐ〜、その手があったか。作者あったまいい〜」を味わいたくて小説を読んでいます。一方、先が気になってしょうがないという「リーダビリティ」や、心臓がバクバクする「高揚感(盛り上がり)」を主として小説に求める派は、十二分に楽しめるでしょう。「大風呂敷を、広げられるだけ広げて、結果、収拾がつかなくてなっても、まあいいや」という方なら、俄然、評価が高くなると思います。(あと、学園青春モノが好きな方も?)ところで、これまた他の方も書いているとおり、この作品で才能が見いだされたことによって、恩田陸さんは、作家となり、さらに一流の作家として磨かれていくことになったわけで……。『ドミノ』のファンとしては、この作品が果たした役割は感慨ひとしおであり、この作品に対する感謝の気持ちから、★を1つオマケしました。(今にして思うと『ドミノ』は、この作品の弱点と評される部分が、全て、真逆に優れて突出した傑作だと思います。)
六番目の小夜子 Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子より
4103971029
No.272
(2pt)

小説に何を求めます?

良い評価も、悪い評価も、どちらの意見も納得できる作品です。要は、自分が小説に何を求めるか、の違いだと思います。私は、目から鱗が落ちるような「オチ」、全てが無駄なくつながっている「必然性」を求める欲張り派なので、どうしても評価が低くなってしまいます。私は、緊迫した場面でも「え〜?!これ、ナニ、最後はどうなっちゃうの?」と、最後に事態がどのように収束するかが気になりますし、結末のストンと見事に落とされる感じ、「ぐ〜、その手があったか。作者あったまいい〜」を味わいたくて小説を読んでいます。一方、先が気になってしょうがないという「リーダビリティ」や、心臓がバクバクする「高揚感(盛り上がり)」を主として小説に求める派は、十二分に楽しめるでしょう。「大風呂敷を、広げられるだけ広げて、結果、収拾がつかなくてなっても、まあいいや」という方なら、俄然、評価が高くなると思います。(あと、学園青春モノが好きな方も?)ところで、これまた他の方も書いているとおり、この作品で才能が見いだされたことによって、恩田陸さんは、作家となり、さらに一流の作家として磨かれていくことになったわけで……。『ドミノ』のファンとしては、この作品が果たした役割は感慨ひとしおであり、この作品に対する感謝の気持ちから、★を1つオマケしました。(今にして思うと『ドミノ』は、この作品の弱点と評される部分が、全て、真逆に優れて突出した傑作だと思います。)
六番目の小夜子 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫)より
4101234132
No.271
(3pt)

満点までは付けられない

読み始めてから中盤まで、物語に結構引き込まれた。まず印象的だったのが、登場人物たちの描写がとてもユニークで、高校生「らしさ」がたっぷりと出ていたことだ。登場人物一人ひとりに個性があり、ああやっぱり等身大の高校生だ、と思った。それに登場人物たちのちょっとした冗談やおっちょこちょいな行為は、少し笑える。明るさがある物語だな、と思った。 また「サヨコ」の行事に対する謎がとてつもなく深く、だから恐怖をじわりじわりと感じられる。学校の七不思議を聞いているときの、ぞくぞくとした感じだ。特に「六番目のサヨコ」が始まったときには恐怖はピークに達し、ページをめくる手が止められなくなった。 ただの明るい話ではなく、暗い話でもある。「明」の内に「暗」が潜む矛盾や対称にはらはらさせられる、斬新な物語だった。 だが、満点までは付けられないと思った。というのは、物語が不完全燃焼であったような気がしたからだ。 まず「六番目のサヨコ」の後からは、物語があまり引き立っていなかったように思う。確かにラストにさしかかると、それなりに引き立つような場面はある。だが「六番目のサヨコ」の恐怖があまりにも強すぎたためだろう。読んでもあまりはらはらすることができなかった。 またラストで明かされる沙世子の謎も、あっさりとしすぎており、今までのオカルトチックな彼女の描写は何だったのか首をかしげてしまった。   結論として、物語はストーリー性よりもキャラクター性を重点的に読む方であれば、楽しく読めると思う。  
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
4101234116
No.270
(3pt)

満点までは付けられない

読み始めてから中盤まで、物語に結構引き込まれた。まず印象的だったのが、登場人物たちの描写がとてもユニークで、高校生「らしさ」がたっぷりと出ていたことだ。登場人物一人ひとりに個性があり、ああやっぱり等身大の高校生だ、と思った。それに登場人物たちのちょっとした冗談やおっちょこちょいな行為は、少し笑える。明るさがある物語だな、と思った。 また「サヨコ」の行事に対する謎がとてつもなく深く、だから恐怖をじわりじわりと感じられる。学校の七不思議を聞いているときの、ぞくぞくとした感じだ。特に「六番目のサヨコ」が始まったときには恐怖はピークに達し、ページをめくる手が止められなくなった。 ただの明るい話ではなく、暗い話でもある。「明」の内に「暗」が潜む矛盾や対称にはらはらさせられる、斬新な物語だった。 だが、満点までは付けられないと思った。というのは、物語が不完全燃焼であったような気がしたからだ。 まず「六番目のサヨコ」の後からは、物語があまり引き立っていなかったように思う。確かにラストにさしかかると、それなりに引き立つような場面はある。だが「六番目のサヨコ」の恐怖があまりにも強すぎたためだろう。読んでもあまりはらはらすることができなかった。 またラストで明かされる沙世子の謎も、あっさりとしすぎており、今までのオカルトチックな彼女の描写は何だったのか首をかしげてしまった。   結論として、物語はストーリー性よりもキャラクター性を重点的に読む方であれば、楽しく読めると思う。  
六番目の小夜子 Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子より
4103971029
No.269
(3pt)

満点までは付けられない

読み始めてから中盤まで、物語に結構引き込まれた。まず印象的だったのが、登場人物たちの描写がとてもユニークで、高校生「らしさ」がたっぷりと出ていたことだ。登場人物一人ひとりに個性があり、ああやっぱり等身大の高校生だ、と思った。それに登場人物たちのちょっとした冗談やおっちょこちょいな行為は、少し笑える。明るさがある物語だな、と思った。 また「サヨコ」の行事に対する謎がとてつもなく深く、だから恐怖をじわりじわりと感じられる。学校の七不思議を聞いているときの、ぞくぞくとした感じだ。特に「六番目のサヨコ」が始まったときには恐怖はピークに達し、ページをめくる手が止められなくなった。 ただの明るい話ではなく、暗い話でもある。「明」の内に「暗」が潜む矛盾や対称にはらはらさせられる、斬新な物語だった。 だが、満点までは付けられないと思った。というのは、物語が不完全燃焼であったような気がしたからだ。 まず「六番目のサヨコ」の後からは、物語があまり引き立っていなかったように思う。確かにラストにさしかかると、それなりに引き立つような場面はある。だが「六番目のサヨコ」の恐怖があまりにも強すぎたためだろう。読んでもあまりはらはらすることができなかった。 またラストで明かされる沙世子の謎も、あっさりとしすぎており、今までのオカルトチックな彼女の描写は何だったのか首をかしげてしまった。   結論として、物語はストーリー性よりもキャラクター性を重点的に読む方であれば、楽しく読めると思う。  
六番目の小夜子 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫)より
4101234132
No.268
(4pt)

mmmm

青春物語のなかにどこか不気味さが漂う作品 不安定でどこか不器用な少年少女の描き方がとてもうまいと思った 加藤くんはちょっとかわいそうでしたが、もっと出番がほしかったところ 思春期のちょっと不気味な、わくわくする物語をぜひお試しあれ
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
4101234116
No.267
(4pt)

mmmm

 青春物語のなかにどこか不気味さが漂う作品
 不安定でどこか不器用な少年少女の描き方がとてもうまいと思った
 加藤くんはちょっとかわいそうでしたが、もっと出番がほしかったところ
 思春期のちょっと不気味な、わくわくする物語をぜひお試しあれ
六番目の小夜子 Amazon書評・レビュー: 六番目の小夜子より
4103971029