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(短編集)
マドンナ
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マドンナの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 1~20 1/5ページ
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どの話しもとても入り込める内容で面白かったです。10年後くらいに読み返すとまた違った面白さを発見できそうです。 | ||||
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どうも話が昭和だなと思ったら、2000年代に出版された、中年会社員の主人公の短編集でした。会社での女性の存在とか、今の若い人が読んでも違和感を感じるかも知れませんが、昭和生まれには懐かしい話です!「マドンナ」は、どの世代の中年会社員も共感すると思います! | ||||
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短編なので気軽に読めます。どの話しも最後はホッとするので、よかったネーで読み終えられました。 | ||||
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至極の社会人エンターテイメント。誰もが一度は経験したことのある、喜びや苦しみの場面を面白おかしく描写している。 私自身、30代半ばで営業部署の役職者をしていますが、いくつも感情移入出来る場面があり、大変楽しく拝読できました。 | ||||
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漫画ではよくあるのかもしれないが、サラリーマンのおじさん小説というのは意外に少ないのではないだろうか。それぞれが40代課長という設定が妙に新鮮だった。20年前に書かれたものなので、若干古い気がするところはあるものの、おじさん立ちの生活が垣間見れて面白かった。ダンナさんが会社でどんなことをしているのか、実はよく知らない奥様達にお勧めしたい本です。 | ||||
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久しぶりに購入しましたが、以前と比べて、アーモンドの配合比を少なくしたようです。アーモンドの粒々感がなくなり、アーモンドの香りもほとんどしなくなりました。恐らくアーモンドの輸入価格上昇に伴うコストダウンのためと思われますが、非常に残念です。以前の味に戻していただくよう切に願います。 | ||||
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奥田英朗さんの本はよく読みます。 同作者の「オリンピックの身代金」を読んだ直後に手に取ったせいか、とても穏やかな気持ちで読めて、振り幅のある奥田さんの才能にも改めて感服しました。 サラリーマンの事はよく分からない私にも、同情する部分や愛おしいと思う部分が多々あり、サラリーマンで養ってくれている旦那への温かい気持ちも芽生えました。文章も読みやすく、疲れている時にもすーっと内容が入ってきます。 | ||||
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奥田英朗の書く短編の、絶妙な夫婦の関係性が好きである。 しかし、この作品にはあまり感じなかった。どれもサラリーマンのちょっと滑稽な「変化」を綴っているのだけど、どこかしっくりこない。 私自身がOLであった1980年代であれば納得もするが、あまりにも全時代的な男どもが描かれている。 作品は、2000年から2002年(だったかな)のもの。 この時代の日本の会社って、まだこんなやつがいたのか?とか、まだデスクでタバコ吸ってたっけか?とか、そんな疑問が渦巻くばかり。 他の方もおっしゃっているが、最後の「パティオ」が、清々しくていい。 | ||||
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会社組織の中間管理職の課長らの仕事上の出来事を描いた作品。 表題の「マドンナ」と「ボス」は結構面白かった。 職場の女性と女性上司。 日本企業特有の考え方が今日通用しない恰好な例題だった。 一般文学通算2518作品目の感想。2021/04/12 20:30 | ||||
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どの話も読んでてイライラしてしまった。仕事と家庭のことをリンクするのだが、社会人としてあり得ない。表題のマドンナはコメディ? 筆者の他の短編作品も同じように感じたが、読後にこの話は何だったのと思う。 | ||||
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古本独特の鼻をつく悪臭に参りました。読むのは止めて勿体ないけど廃棄しました。 | ||||
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「ガール」より、年齢層がやや上でしょうか、「我が家の問題」の雰囲気を混ぜると、「マドンナ」になる感じです。 短編で読みやすいです。 | ||||
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中間管理職の喜怒哀楽、悲哀をユーモアたっぷりに描かれたているので、サラリーマンには自分を見返すには良いのでは。 | ||||
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会社の面倒な人間関係や課長の窮屈な立ち位置を、ホントによく理解された上で書かれている作品だなぁと感心しながら読みました。表題作に限らず、全てがお勧めの短編集です。 | ||||
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オフィスを舞台にした短編小説です。 サラリーマンの日常を描いたもので、お仕事小説とも少し違います。 連作短編集ではなく、どのお話から読んでも楽しめます。 どのお話も40代くらいの課長さんクラスの人を主人公にしていて、この中に女性の課長さんがいたり、課長へと出世した旦那さんを見守る奥さんとかいても面白かったかもしれないなと思いました。 同じ著者の作品で働く女性を描いた短編集「ガール」もありますが、もう少し主人公が似たりよったりではなく、バラエティに富んでいたほうがより楽しめるのになと思ったので星4つ。 でも、「ガール」よりこちらの方が面白かったです。特に表題作の「マドンナ」「パティオ」が好きです。 仕事をするうえで(もちろん家庭の中でも)何事もバランスが大切なのかなとそんなことを考えさせられる1冊です。 | ||||
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短編集ですが表題の【マドンナ】はあまり好きではなくその他の話の方が面白かったです。 特に海外経験のある、中途採用の女性が自分の上司になる話【ボス】が面白かったです。 よそからやってきた自分と同じ年の隙のない女性が部長になる、興味深い話でした。 どの話も終わりがよく、重すぎずかと言って現実社会にいかにもありそうで流石、奥田英朗、と言ったところでしょうか? 四十代ぐらいの会社勤めの方にオススメかなー。 | ||||
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タイトルになっているマドンナは、男性の心境がよく語られています。上司の立場ってこんな感じなんだな~と、これまで自分の周りでも見てきたことと重ね合わせてしまいました。 | ||||
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「空中ブランコ」と「インザプール」、「家日和」は非常におもしろく、「真夜中のマーチ」もおもしろかったので、評判のよいコチラも購入。 中身が濃いのに、肩ひじ張らずに読める非常に優れた文体と内容にいつも感心します。 表題の「マドンナ」は、ありそうだな~といった良い意味で軽い内容に感じましたが、その他はさすがだなと。「マドンナ」も含めて読ませます。どの作品も読み終わると何故かホッとしました。 「解説」にもあるけれど、よくこれだけ多様な設定と切れのある作品を次々と書けるものだな~。しかもここまで読んでいて暗い気持ちにさせたり、不快にさせたりするような話がない。荒唐無稽ではないが、ある程度現実を忘れられる心地よいエンターテイメント性を私は物語に求めています。この作者の作品にはそれがある。次もハズレはないだろうと期待して別の作品も読みたいと思います。 | ||||
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奥田さんの短編にはまって購入しました。タイトルには反して、5編の作品にはキャラの強い男性が登場します。 部下にほのかな恋心を抱いてしまって夢想するうちに自分を見失う上司。 大学に行かずにダンサーを目指す息子と、我が道を行く同期入社の社員に翻弄される中間管理職。 第一線の営業から総務に移動になってしまい、正義感から出入り業者と闘う羽目になる出世コースに乗った男。 同期の女性が自分の上司になってしまった超保守派社員。 そして自分が管理しているビルのパティオに現れるお年寄りに惹かれる会社員。 とくに好きなのは同期が上司になってしまう「ボス」。女性管理職と保守派のカチンカチン男性の対決は、笑いながらもどこか女性上司の言動に スカッとします。そしてその完全無欠なその女性上司の秘かな楽しみとは…。 いずれも身近に居そうな人たちばかりで楽しめます。 自分は★5つは付けないのですが、4.8ぐらいです。 | ||||
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5編の物語が入っています。 どれもそれぞれ、心の底に眠っている何かをたたかれるような思いで読みました。 ・マドンナ →中年サラリーマンの素直な気持ちが上手く表現されていて、笑えます!面白いです! ・ボス →会社の無駄な習慣を変えていこうとする正論を述べる女性上司(会社員の頃こんな上司がいたらな~と思いました)と、古い体質から抜けきれない部下とのあれやこれやの闘い。こちらも登場人物の顔や心の中が見えるようで痛快でした! ・総務は女房 →知らなかった大企業の見たくない内部を垣間見ました。営業から移動してきた2年だけ我慢の総務部での理解できない実情に苦慮する主人公の闘いのお話です。この主人公、好きです!時々自慢話をしては敬遠されますが、なんとも憎めない、面白い、結局真面目で良い人でした。 パティオ →パティオで一人読書するのが好きな、おひょいさんこと老紳士。滅多に話さないおひょいさんが発した素直な打ち明け話に胸を撃たれました。また、父と重ねて、おひょいさんを気遣うことができる思いやりのある信久が良いです。奥田さんの物語は面白いだけでなく、生きているうちにおこる人間の悲しみ辛さを隠さず文章として表に引き出してくれるので励まされたり、心の底に眠る気持ちに気づかせてくれます。自分だけじゃないんだな~と胸をなでおろしたりします。 心が安らぐ本だと思いました。 | ||||
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