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(短編集)
空中ブランコ
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空中ブランコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全281件 1~20 1/15ページ
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伊良部総合病院の神経科を訪れる患者と、トンデモ精神科医・伊良部一郎とのてんやわんやの掛け合いが、すっごくおかしいです。そして、癒やされます。変態精神科医・伊良部の型破りでハチャメチャな、その分突き抜けてる言動が、そんな気持ちにさせてくれるのかなあ。とにかく、短篇読み終えたあとに、なんだか気持ちが楽になっているんですよ。 伊良部一郎が、どんだけとんでもねぇ精神科医なのか、それがうかがえる文章をひとつ、引いてみましょう。 《虚脱感に襲われる。てのひらで顔をこすった。伊良部は変人どころの騒ぎではない。常識の枠外で生きている人間なのだ。 いや、もしかすると、人間かどうかも怪しい。総合病院の地下室に棲(す)みついた子供の妖怪。迷い込んだ患者を相手に遊んでいる──。 顔を上げる。伊良部と目が合う。歯茎を出してにっと笑った。》文春文庫 p.214 「空中ブランコ」「ハリネズミ」「義父のヅラ」「ホットコーナー」「女流作家」の五篇を収録。 忘れがたい光景をカシャリとカメラに収めたみたいな、そんな、鮮やかに胸に残るラストシーンがいくつかありました。 「空中ブランコ」「ホットコーナー」のラストシーンも忘れがたいですが、一番気に入ったのは「女流作家」のラスト。極上大吉の素敵なラストシーンやないですか。私も心んなかで、「イエーイ」言うてガッツポーズしてましたわ。 | ||||
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気楽に読める本です。スキマ時間に読み進められる本だと思います。ぜひ読んでみてください。 | ||||
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最後の作家さんのお話、素晴らしかった! 今度、お経を読もうとすると咳き込んでしまうお坊さん、お願いします! 伊良部先生の、距離感、今の時代にとっても大事な気がします!!! | ||||
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奥田さんのようにプロではないのですが、自分も創作をして反応を貰うことがあるので"女流作家"のパートに物凄く、物凄く共感しました。 そして命をかけて作ったのに反応が薄かったりした時は、このパートをみて少し癒されたりもしています(笑) そして最後の主人公の結論に 「確かにそうだな」 と深く感動して、いつも心が洗われます。 ところで "恋愛小説(パターン小説)=伊良部シリーズ…?" なのかな、と勝手に考えてました。 もしそうなら、奥田さんでいう『明日』の本も読んでみたいな、と思いました。 | ||||
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いつもの感じです凄く笑えます。最後の女流作家さんの治り方が凄くいいです凄く | ||||
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何年かに一度、ものすごく読みたくなります。 ちょっとへこたれてる時、ちょっと沈んでいる時、伊良部先生が自分を元の位置まで引き上げてくれます。自分の悩みなど、ホコリほどちっぽけだと気づかせてくれます。どうでもいい!どうにでもなる!と開き直る力をくれます。そして全く色褪せません。 | ||||
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面白かったです。伊良部医師の向かうところ敵無しの振る舞いに圧倒され続けて 読了しました。 | ||||
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とても早く丁寧で満足してます。 繰り返しこちらで購入しています。 | ||||
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主人公の性格が癖になってしまったので違う作品も買ってしまいました。面白い。 | ||||
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破天荒?天真爛漫?注射フェチ?な精神科医伊良部が悩める人々を癒すシリーズ第二弾の短編集。 治療というより、己の欲求そのままに、患者を翻弄するという体は中年、頭の中は小五の主人公。憎めないキャラゆえに、渋々お付き合いしているうち、患者自らが自己解決してしまうというフォーマットの物語だ。ただ、伊良部の何が気づきを与えたたのかは、ぼんやりとしている。 飛べない空中ブランコ乗り、先端恐怖症のヤクザ、イケナことを発作的にやりたくなる精神科医、イップスになったプロ野球選手、書けないベストセラー作家らが登場する。同窓の精神科医が患者の「義父のヅラ」は、ちょっと共感…。 本作では、伊良部が空中ブランコを習得するという特異な才能を発揮する。 【直木賞】 | ||||
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シリーズ化したら相当読者が喜ぶ。一度でいいので読んで欲しい本です。思わず笑ってしまう。 | ||||
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読書家の人が勧めてくれました 心をほぐしてくれるストーリー これは確かにお勧め | ||||
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このシリーズ大好きです | ||||
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すらすら読めた | ||||
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伊良部先生の破天荒なキャラがクセになる作品。どの章の主人公もはじめは先生に懐疑的だが、時間とともにいつの間にかその魅力に惹かれ、自然と受け入れていく過程がおもしろい。それと、どの主人公の悩みも自分はまったく経験したことがないが、それでも何故か身近に感じることが出来る描きっぷりで、とてものめり込みやすい作品だった。 | ||||
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イン・ザ・プールの続編。ドクター伊良部のもとにヘンテコな悩み(病)を抱えた患者が訪れる。 相変わらず話は軽妙にすすみ、笑える。だが、前作に比べるとだいぶ患者の症状が「マトモ」なものが大半となったことがある意味残念。 義父のヅラはその点前作並みにぶっ飛んでいて良かった。 | ||||
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不思議な主人公を取り巻く人間模様。笑いあり涙ありあっという間に読み終わりました。 | ||||
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友人が読んでいたので、つられました。(今、TVドラマでドクター役の)小手伸也さんがドクター伊良部と重なり最後までその姿が、脳裏から消えないまま読み終えました。 | ||||
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こんな時期なので、面白い本をと思い購入。 笑った | ||||
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飛べないブランコ乗り、先端恐怖症のヤクザ、嘔吐に悩む女流作家、義父のズラを引っぺがしたくなる衝動と戦う精神科医。彼らはすべて実社会では地位も実力も威厳もあるのだが、薄暗い伊良部総合病院の地下室にある診察室に入ると、色白デブの迷精神科医伊良部の掌で踊らされ、不思議とリラックスし、問題と向き合い、解決していく。 その過程が面白く、わかりやすく、ストレスなく読める。短編4つで構成されているので、さっと読めるところもよい。惜しむらくは、Fカップ看護師マユミのエロシーンがもっと欲しかった。 | ||||
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