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(短編集)
空中ブランコ
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空中ブランコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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ある男性との会話の中で著者を知り 読んでみました。 登場人物にら「まゆみちゃん」という看護師がいてて「まゆみちゃんと君がダブるんだよ」と言われて興味津々で「まゆみちゃんを知りたくて」読んだ本です。 が ‼️ 私 あんなんじゃない… それは置いといて … 奇抜な主人公伊良部先生に対する患者たちの反応は私も同じモノを感じて楽しく読める。 だけどしっかりとオチはあって「変人伊良部先生なのに?? 案外やるやん??」があるのが素晴らしい | ||||
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笑える話が満載です。シリーズ最新作(第四弾)の「コメンテーター」を先に読んだので、本作第二話に登場する先端恐怖症のヤクザは共通の登場人物として興味深かったです。なるほど、こういう経緯があったのかと。 第三話の「義父のヅラ」はもうおかしくて、おかしくて。義父のヅラを剥がしたくて、剥がしたくて、というプロットは、誰にも絶対思いつかないシュールなシチュエーションで、オリジナリティ満載です。 | ||||
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全て、ベテランならではの凝り固まった考えやプライドが原因でストレスを感じていたり、行き詰まったりしているお話。いっそのこと発散したり、投げ捨ててしまえば心が軽くなるかもねというメッセージ。 伊良部というキャラクターがユニークで、文体も読みやすいですが、直木賞受賞作品と言われると「?」って感じかなぁ。 | ||||
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何という事のない小説。暇つぶしになる程度。 | ||||
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伊良部先生には大人になれば当たり前に備わるであろう理性によるブレーキが全く存在していないのだ。 このストーリーではこのような伊良部先生による破天荒な行動が直接的あるいは間接的に精神を病んでしまった患者に良い影響を与えている。 読み始めは「なんだこいつは」と伊良部先生に苛立ちすら覚えたが、これは私自身が日頃から理性のブレーキで自分自身をつまらなくしていただけではなく、他人にもブレーキをかけることを当たり前に要求していたからであろう。 (学生の頃はつまらない大人にだけはなりたくないと思っていたので、これは悲しい気づきであった) ただし、読み進めるうちに私自身の心の緊張状態が緩くなってきたからか、伊良部先生の行動に心地よい感情さえ抱くようになった。 | ||||
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かなり多くの人が読んだように感じました。特に問題はありません。本体のキバミはしょうが無いでしょうか… | ||||
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気負いなく読めるしさくさく進むから、時々読み返したくなる。 患者は皆〇〇症候群に当てはまっても、症状や行動は独特でそれを治すんだから伊良部先生は凄いなあと。 3日も患者来なくて暇なら日常の愚痴とかでも聞いてくれないかなと思ってしまう。 最後に同じ看護師としてマユミのような人はいるから心がざわつく。 | ||||
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奥田英朗氏の伊良部シリーズというのでしょう。直木賞受賞につられて初めて読みました。まず、短篇であることに長編が好きな自分としてはがっかりでした。 東野圭吾の加賀シリーズがシリーズとしては一番好きなのですが、あの東野圭吾のガリレオシリーズでさえ名作である容疑者Xの献身(こちらも直木賞受賞作)や麒麟の翼とかを除くと他はほとんど短編ですよね。シリーズ化するには、設定の問題で長編作品は難しいのでしょうね。 奥田英朗氏はきっと、難しい心の問題を解決する精神科医を描きたかったのだと思います。昔からある精神病、例えば精神分裂病(いまでは統合失調症)とか躁鬱病(いまでは双極性障害)とか強迫神経症など、精神疾患は、癌とかと違ってなかなか治るものではありません。薬などよりも人と人との関わりが大事で、こんな型破りな精神科医がいれば、いつの間にか治ってしまうという話の短編集になっています。しかし、病気自体の造詣が浅いために知っている人から見ると納得できない部分が多く、見ていられません。 高校生ぐらいにはいいのかもしれませんが・・・ | ||||
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読んで不快ではないんだけど、言われてる笑いどころが見つからなくて同タイトルの別の本のレビューかと思った | ||||
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恐怖心から飛べなくなった空中ブランコのフライヤー、先端恐怖症のやくざなど、登場する患者はそれぞれ面白い設定なのですが、 主人公であるドクター伊良部のキャラに、いまひとつ魅力を感じません。彼のキャラクターがほどんどいっていいくらい描かれていないので、 判断のしようがないのです。 天才医師なのか?行き当たりばったりの偶然による治療で患者が感知するのか?どことなく伏線のようなものが張られているのは解るのでが・・・ どうにも釈然としないまま、一話ずつが完結していきます。 奥田さんの小説は大好きですが、この作品に関しては、☆3つとさせていただきました。 | ||||
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いつも立ち読みで済ませるのが奥田英朗と石田衣良です。 ※読ませる力がないと1時間以上立つのは辛いんですぞ。 | ||||
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この著者の本を初めて読みましたが、なかなか楽しい本でした。 伊良部一郎という主人公は頭は良いのでしょうが、くせのある性癖に少し嫌になる部分もありましたが読んでいる途中は楽しい本手下。 | ||||
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だれもが一度はストレスとかで精神的にやばくなったことぐらいあるだろう。 肩の力を抜くと行ってもなかなか難しいよね。「気にするな」と言われればもっと気になるのが普通だし。 そんな患者を治療するのがこの先生と看護師のペア。稀代の天然さで患者を治すのは見事。この愛すべきキャラが最大の魅力だ。 心身症なんかは一歩間違えばかなりヘビーな話になるけど、それをカラッと笑えるようにしている。読んだ後、ストレスがかなり無くなっているのを実感できるだろう。TVドラマ化もされたけど、もっと弾けてもよかった。まあ面白かったけどね。 | ||||
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伊良部センセの第二弾。 直木賞って、こーゆーブッ飛んだ作品にも出されるのかぁ。センス良いですね。。。 「義父のヅラ」、狙っているのは前もってわかっているにもかかわらず、涙流して笑ってしまいました。 「天丼一丁目」の看板、私もいつか眺めてみたい。 | ||||
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ある総合病院地下の神経科には跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざ、など悩みを抱えた患者が訪れる。 担当医である主人公は、泣く子も黙るトンデモ精神科医なのであろうか、はたまた病める者が癒される名医なのだろうか…。 「人生、長いよ。今のうちに吐き出すものを吐き出しておかないと」 | ||||
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インザプール を期待されてる方には期待通りの内容です。 あいかわらず、伊良部先生と精神病患者とのやりとりがおかしい作品です。 気軽に読む作品として手にとってみてもいいと思いますよ。 ポイントはおさえてあって、楽しくテンポよく読めます。 | ||||
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なかなか良くできた短編作品。 様々な職の人達が、いかにも不安に思ったら面白そうだという題材を選び、 その悩みがリアルなために、読んでいてにやけてしまう。 そのネタが、コロンブスの卵的発想で上手い。 ただ、これが直木賞に相応しいかと思うと、少し疑問になる。 一部に、はたしてこんなことがあるかと思う場面も散見するし、 別のシリーズを読まないと、精神科医のビタミン注射に固執する面白さも半減する。 また、どうしようもない伊良部精神科医が、なんだかんだと最後はしっかり役に立ち、 患者の更生に繋がるというありきたりな展開は、 美味しんぼの山岡士郎を彷彿とさせるかもしれない。 お笑いだけでなく、もう一つ刺激があると全体が絞まると思った。 | ||||
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子供のような無邪気さを持った大人といえば聞こえはいいが、それが体重100キロを優に超える 巨漢の持ち主で、しかも思いついたことは何から何までやってみなけりゃ気が済まないという 性格で、さらにさらにその職業が人の病を治す精神科医だったとしたら・・・。そんな白衣を着た 悪魔、ハチャメチャなキャラクターの精神科医、伊良部一郎が紙面上で暴れまくるシリーズ第二弾。 今の時代、精神科医は薬を処方するのが一般的だが、この狂った医師(本人にすればしごく真っ 当な思考なのかもしれない)が患者に処方するのは、いわば「大騒動」という名の行動療法だ。 そんな彼に振り回される五人の患者たちはみな、心になんらかの抑圧を抱え込み、それが症状 に転化して苦しんでいるのだけど、不思議なことに、伊良部の荒療治によって彼らは、彼の意図 したとおりなのか単なる偶然なのか定かではないが、治癒されていく。 軽快でアニメ・マンガ的な想像力と文体は、ライトノベル的にも思える直木賞受賞作(僕が思 うに、娯楽小説とラノベの境界線は、限りなく意味をなさなくなりつつある)。 これは余談だが、治そうとしているか、悪化させようとしているのか、というか何を考えている のかすらわからない謎に包まれた彼のあり方は、「患者の何もかもを知っていると想定される主体」 という実際の精神分析家のあり方に奇妙にも相通ずるところがある。 彼の注射への執着も気になるところだ。訪れた患者に執拗に彼が打つぶっとい注射。僕が思う にこの行動には、彼自身の強迫的な何かが隠されていように見えるのだが、それについてはまだ 明かされていない。 | ||||
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僕は感じません。奥田先生の作品は好きな物も多いですが、このシリーズはあまり面白くありません。おそらく笑いのツボが違うのだと思います。もちろん読ませる力はあるし、暇つぶしに読む分には十分に役目を果たしてくれますが、再読はしないでしょう。 | ||||
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型にはまらずに色々なことにチャレンジする奥田英朗は好きな作家の一人であるが、この本を最初に読んでいたら随分違った印象をもったかもしれない。 思い悩む人は複雑な袋小路に迷い込んで自分の位置すらよくわからなくなるが、他人からみたらに単純なことで悩んでいることが多い。その単純な原因を無邪気に指摘されたら、意外に糸口がみつかるかもしれない。 ということを奥田英朗流のユーモアを交えて纏めているが、それ以上の何かがあるわけではなく患者が変る事で徐々にマンネリ感はつのっていく。迂闊にも、女流作家の下ネタで少し噴出してしまったが、全般的にもう一ひねり欲しかった。 | ||||
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