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(短編集)
イン・ザ・プール
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イン・ザ・プールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全305件 121~140 7/16ページ
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神経科にかかっている人たちの物語。 伊良部という独特の雰囲気を持っている医者が患者の悩みを自然と解決していく内容。 現実の世界でも起こっていることが題材となっており、読んでいくと自分の悩みも解決される気持ちとなる。 ただし、気持ちが沈んでいるときに読むと更に気持ちが沈んでしまった。 ある程度心が落ち着いている時に読めば楽しめると思う。 | ||||
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決して、電車の中では読まないでください。笑いが止まらなくなります。 | ||||
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数編 すべて おもしろいが ラストのこれが わらいっぱなしだった 内容は たあいもないけど まあ そういうことかと!! 神経症にかかっている人が 読むのに 最適か^^ 続編の 空中ブランコ 町長選挙 も アマゾンの1円で 読むつもり どこまで 笑えるか?? この作者 文章が読み易い まあ このごろの小説は ほんとに 読み易い 本の中は 文章の他の 空き地が おおいから^^ | ||||
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名医なのか、ヤブ医者なのか。ある意味、天才だと思う、伊良部一郎は。こんな変人を前にすると、自分以外にも変人がいるんだという安心感を患者に与える上に、いや、こいつの方がずっとおかしい、こんな医者にかかって治るはずかない、という疑惑まで植え付けるくせに、いつしか患者は伊良部に会うことを楽しいとすら思うようになる・・・ とにかく、伊良部一郎の変人ぶりを楽しんでほしい作品です。全く計算ではないだろうが、計算し尽くされたかのような”治療”。そしていつしか患者は自分も理解できなかった症状から解放されていく。こんな精神科医、カウンセラーが今の日本には必要かもしれない。 私たちは「常識」にとらわれすぎている。それが自分自身を生き辛くしている、ということに気づく。伊良部のように、常識とは無縁の生き方を実践できるわけではないけれど、このくらい他人の目を気にせずに生きていけたらさぞかし楽しいだろうな。世間の目。何のために気にするのか。一度考えてみてもいいかもしれない。 | ||||
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笑えます。 この伊良部と言う医者は天然なのか、実は本当は緻密に計算された天然キャラを演じているのか。。。 はたまた。。。 と、まあ難しいことを考えても仕方ない。面白く楽しんで読もう!っていう本です。 | ||||
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会社の人間関係や出世争い、見栄の張り合いや友人関係など 様々なことに少し疲れている方がいらっしゃったら、 是非、手に取っていただきたい。 奥田さん独特の、肩の凝らない書きっぷりに加えて、 伊良部先生の抱腹絶倒、突拍子もない診察のおかげ(?)か いつの間にか症状が軽くなっている患者達。 患者を見つめる奥田さんの目線も温かくて、 患者と立場の近い私達の肩の荷や心も、いつの間にか軽くなっているのです。 伊良部先生みたいに生きていけたらいいのかもしれないけれど、 そこまでは難しいというのであれば、 せめてここに載っている解決方法の端っこをいただいて。 | ||||
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医学博士・伊良部先生、イイ 注射フェチのロリコンのマザコンの色白のデブで、大人気ないというか子供だけど 友達になりたいワ いい性格してるよね 絶対に心の病気になんてかかんないよね こんな人と友達だったらうつも治っちゃうかも? でも つきあうならとことん付き合わないと中途半端で逃げ出しちゃうと間違いなく悪化するだけ。 イン・ザ・プールは精神科医・伊良部先生シリーズ3部作の1作目です エンターテイメント短編集なのでサクッと読めちゃいます それぞれに悩みを持った患者が、伊良部総合病院の神経科を訪れます そこに待ち受けるは、伊良部先生とFカップで露出狂の看護士さん どの患者もわけがわからないうちにとりあえず注射され 伊良部と話始めると即帰りたくなるのですが 意外と的を得た解決策を提案してきたり 患者のプライベートにまで踏み込んできて 伊良部のとんでもない行動に振り回されていくうちに、あら不思議!治ってる?! どれもそんなストーリーです(笑) すんごいネタバレしたみたいなんだけど、この面白さは読まないとわからないですよ 一番良かったのはフレンズかな。 なんか、ラストがよかった。 今、2作目の空中ブランコを読んでるところですが パワーアップしてるし。 1作目より伊良部先生のイメージが、わたしの中でどんどん可愛い中年に思えてきて やっぱり友達になりたいと思ってしまうのデス | ||||
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心を空にしたい時に是非お勧めしたい本だと思います。 仕事や家庭で感じていない様で実は心の奥で感じてる自分のストレスを、さらけ出してくれた様な感覚に陥りました。 そして、本を読み終わった時に私自身治療していただいた様な、癒しを味わえました。 日頃は推理小説を好んで読む私ですが、いいぞ、これっ!と友達に勧めてしまってます。 | ||||
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最近活字離れしていて、読みやすい小説を探していてこの本に出会いました。小説でこんなにおもしろいと思ったのは初めてです。伊良部最高です。本能のまま生きるって素晴らしい。読み終わった後に、また読みたくなりました。それで早速続編の空中ブランコ買いました。 | ||||
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久々に楽しい本に会いました。めちゃくちゃな治しかただけど、あり、だなと思わせる名医ぶり。フレンズが一番印象的でした。 | ||||
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実際にはこんな医師はいないし、どの病もこんな簡単な病ではありません。少し現実離れしすぎている感じがありますが、まあ、エンタメとしてウルトラマンみたいなものを読むという感覚で読むには面白いでしょうね。 第一話中途で大体話の展開が読めてきてしまいますが、予定調和でも安心して読めるものをと探している時にはいい作品だと思います。 | ||||
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伊良部先生サイコー。 こんなに気持ちのいい生き様見せつけられたら、 患者さん達も、貴方についていきますーって気持ちになるでしょうね。 作品に出て来る患者さん達は極端な人ばかりだけど、 実際にこういう人いそう! 携帯依存症とかガスの確認何度もしちゃう人なんて特に。 風刺なのかな? すっかり伊良部ワールドにはまってしまいました。 ほかの伊良部シリーズも読んでみたいです。 | ||||
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現代小説は基本的に、ほとんど買わないし読まない。 読みたいときは、図書館で借りて済ませることが多い。 また、映画においても邦画を観ることは、ほとんどない。 時間を作ってまで観るほどのものがないからだ。 しかし、ふとしたきっかけで偶然、映画の「イン・ザ・プール」を観た。 洋画の速い展開に慣れているため、いかにも邦画的なスローテンポの内容の映画だったが、なぜか退屈せずに観終えた。 意外に面白いと感じたため、原作を読んでみようと図書館へ足を運んで原作を読んだ。 そのうえで原作を購入した。 手元に置いて読み返したい作品だったからである。 基本的に、賞を受賞した作品であるかどうかは、本の購入において一切考慮しない。 特に日本の現代小説は、作家の妄想的なものが多く偏りを感じるため読む気も起きない。 しかし、この「イン・ザ・プール」は非常に現代的に感じた。 「匂い」をとことん排除した現代において、「現代的な匂い」のする現代小説だった。 可能であれば、新しい配役でのドラマ化なども期待したい。 | ||||
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(コメディタッチのせいか)するする読めました! 短編集なのでちょっと時間の空いたときにくすりと楽しめます。 普段あまり本を読まない方にも手に取っていただきたいです。 | ||||
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ホントかよーって思ったら負けなんでしょう、この本は。 そういうとこじゃない、現代に生きる人間に対しての背中押しのような本ですね。 効くも八卦効かないも八卦、呼んでいる人の心が投影される本だと思います。 そういう意味でサプリです。 効く人は効く、効かない人にはさっぱり。 私にはジワーと効きました。 他の2冊を買ったくらいですから。 文体もとても読みやすいです。 文字を追うことに全く苦痛を感じません、この方。 だから他の作品にも食指が動きやすい。 押しつけず、強制せず、それでも心に入ってくる、やられますね。 やっぱ、うまいんですね文章・構成。 さらっと書いてありますけど、力量は相当な方でしょう。 風呂敷をおっぴろげると、本来の宗教がやらなくてはいけなかったもの、期待されていたものを 偏狭な一個人がやっている、それをうまく表現してる、ってところでしょうか。 面白いですよ。 お勧めです。 | ||||
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読めば読むほど引き込まれていく。どこか安心できる伊良部一郎という人物。 伊良部総合病院精神科に来る患者はだれもかれも変わり者だが、対する伊良部も相当の変わり者。 しかし、どこか心のよりどころになるのが伊良部という男である。患者は皆、精神科に来ることで安心感を覚えている。 どうも無邪気でやることが荒唐無稽だが、どこか憎めない存在の典型的なパターンであろう。どの短編も面白い。 特に「フレンズ」のクライマックスは必見。世の中一筋縄ではいけないことを示唆している。 | ||||
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アニメから入ったんですがやっぱり原作読まねばと購読。 やっぱり面白い。 同年代の携帯依存症の話が特に好きです。 実際いないだろこんなヤツって思うのですが、作中では説得力があるんですよね。 理屈じゃないのですが。 あと現実の話ですが、高一の時に登校したら「直木賞受賞、奥田さんおめでとう」という垂れ幕がありました。 奥田さん、俺の高校の先輩だったんですか。 まだ作品に出会ってなくて「誰、コイツ」って言い放った自分をぶん殴りたいです。 | ||||
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依存症、強迫神経症、自意識過剰、逆ED……。医学博士の伊良部一郎は、それらの難題にユーモラスかつ的確に治療を行う。 伊良部一郎の、一見惚けていて、しかし鋭く病気の根源を見つけ出す様は「古畑任三郎」を彷彿させた。 リーダビリティが高く、どの短編も、現代人にありがちな病気ばかりで非常に興味深くて、且つ面白い。 一つ難点を言えば、どの短編も薄いこと。それがこの本の魅力でもあるが、メリハリを付けるために重い話を一つ入れても良かったのではと思う。 | ||||
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共感できます。 構成はとても奇抜です。え? こんな人ありえないと思っちゃう。 でも、どこかで「わかる、いるんだよね」って考えちゃう。 登場人物がみんなそんな人ばっか。 そして、その登場人物が、自分の中にも居そうな気がしちゃう。 そんな不思議な小説でした。 | ||||
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1章で伊良部のクスッと笑える独特の人間性を描いて読者を話に引き込ませ、 2章では電車で落ち着いて読んでられないほど笑いの渦を起こす。 3、4章は人間関係をテーマにした現代の問題点を皮肉った、とても考えさせる内容。でも1、2章があるからこそすんなり入っていける。そして5章は再び、「そりゃないだろ」と思わせながらも笑いの連続。テンポも素晴らしい。 滑稽な言い回し、言葉の選び方、この面白さは小説だからこそ味わえると思う。 工事中の懐中電灯つきヘルメットのくだりには爆笑してしまった。 | ||||
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