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DZ(ディーズィー)
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DZ(ディーズィー)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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題材は面白いが人物の書込み不足という感は否めない。 それぞれの人物についてさまざまな描写が行われている割には、せっかくの材料を活かし切れていない感じ。 途中で出てくる小道具の行方についてもケリが付いていないし、メインとなる登場人物の能力や生い立ちについても間接的な説明にとどまったままになっている。 詰めの甘さが目立ち、最終的な謎解きにも不足を感じてしまうのだが。 | ||||
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稚拙な文章、一人称視点と三人称視点が混同し、一センテンスごとに時間軸もバラバラで説明もなし。 医師であることを強調したいのか、根っから好きなのか、障害者児童と殺害と解剖の描写だけはやたらリアルで偏執狂的なまでに詳細。 物語の構成上は不要な死人が量産され、そのくせ犯人にとってもっとも都合の悪い相手は何故か殺さないで放置するなど、天才であるはずの犯人のあまりに不合理な行動が目立つ。 推理の要素もなく、小説としても半分どころか三分の一も読めば、犯人の意図はもちろん後半の流れも落ちもバレバレと、いいところの無い駄文。 ここまで酷い本は私の読書人生でも初めてでした。 二作目以降はさらに酷いとの話ですが、これよりダメな小説と聞くと、興味本位で読んでしまいそうで怖いくらいです。 | ||||
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さまざまなストーリーが結実してくる展開はなかなかです。 でもラストがねえ。どうしてそうなっちゃうのでしょうか。 ちょっと残念。後味が悪いです。 | ||||
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序盤に細かな描写が多くて、なかなかストーリーの骨子が見えて来ない作品。肝心の登場人物の心情はすっとばしで話が進むので、味気ない。これじゃあブティックに服買いに来たのに、布地と型紙見せられて、あとは客が縫え、って言われるがごとし。感情の描写をきちんとやってほしかった。 困るのはヒロインの涼子に魅力が乏しいこと。基本的に冷淡なのに、特定の人物にはヒューマニズムを発揮する姿勢がうさんくさく、全く共感出来なかった。或る男になびくならなびくで仕方ないから、そのなびくだけの心の動きを描いてくれないと、どうも。なぜ彼に惹かれるのか、説得力が無い。最後の種明かしで理由をとってつけたって納得がいかないよ。 そして、たくさんの人間を殺しまわる〈彼〉は、なぜ自分の痕跡を執拗に消そうとしたのかよくわからない。無駄な殺しが多く、物語を派手にするために殺すかのようだ。殺しの理由というモノがあまり無い。 そして、物語の最大の欠点。〈彼〉の理論・計画では、〈彼〉の望みが果たされるはずが無い。それは医学者でなくったって経験則として人類が知っていることであり、だからこそタブーとなっているのであり、それを医者であるあの人物がわからぬワケが無い。おかしい。 わかっていて計画を邁進させたのならば、もはや彼は正常な思考力を失っていたとしか思えない。その辺の展開が乱暴に思える。 | ||||
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