風の音が聞こえませんか



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初公開日(参考)2007年09月
分類

長編小説

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風の音が聞こえませんか

2007年09月01日 風の音が聞こえませんか

川村美知は、保健福祉センターの障害保健福祉課で働く新人ケースワーカー。統合失調症を抱え、通院も服薬も途絶えたまま一人暮らしのアパートにひきこもっている杉浦晃の母親から相談を受けた彼女は、晃の訪問指導を引き受ける。何度も厚い壁に跳ね返される美知だったが、しだいに彼女のひたむきさが晃の心を開いていく。美知は、晃との間に些細な共通点を見つけては喜び、二人でいると素直な気持ちになれるのだった。だが、晃の回復に取り組む中、美知は、晃の主治医・佐伯にも惹かれていく…。優しさに溢れる筆致、美しいラストシーンが胸を打つ、かつて書かれたことのない恋愛小説。 (「BOOK」データベースより)




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風の音が聞こえませんかの総合評価:7.20/10点レビュー 15件。Cランク


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No.15:
(5pt)

重いテーマの中に未知の能力もしのばせた大作です

精神科の医師の方が書かれたものだから 統合失調症の方の症状や生きづらさが痛いほど伝わると同時に、支えるケースワーカーの方たちの日々を垣間見た気がする。身体の傷は見えるので治癒の程度も分かるけれど、精神疾患の苦しみは端からは分からない。でも彼らが「誰も自分のことを分からない」という真っ暗な孤独をずっと抱えて生きるのは辛すぎる。自暴自棄的な日々の中で彼は一人のケースワーカーと ほんの少しずつではあるが初めて心を通わせる経験をする。ささやかな共通の喜びが 彼も知らないうちに実はそのケースワーカーの心をも素直にさせ癒していた。
恋愛小説風に書いてはいるが一つの研究論文のようにも読める。
風の音が聞こえませんかAmazon書評・レビュー:風の音が聞こえませんかより
4048737902
No.14:
(3pt)

想像とはちょっと違いました。

前置きに、統合失調症に関する記述があったので、もう少しその分野に重きを置いた小説なのかと思い読みましたが、月9のドラマにありそうな恋愛ストーリーでした。話自体は面白く読みやすいので一気に読めましたが、著者は精神科の医師なのにもったいない気がします。
さらに、主人公の女性が、表向きは控えめで(ごめんなさいを多発)、学級委員的な良い子ちゃんながら、結果的には人の好意を無にしたり、相手を振り回しては自分に酔って泣くという、嫌いなタイプでした。
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4048737902
No.13:
(2pt)

ヒロインがビッチ

純愛小説と聞いていたが、ヒロインのパーソナリティが疑問だ。序盤ではひたむきで感じのいい健康的な女性という描き方になっているが、中盤以降に明かされる設定との矛盾がひどい。まったく共感できない。

また、統合失調症の青年の非現実性をむしろ美しく描いてくれるのかと期待していたが、そういうわけでもない。ただ競馬でよく当たるだけ。そういうことではなくて、もっと世界の悲しみを一身に引き受けて涙を流すような荘厳な場面が見たかった。

著者の精神疾患の解説書はどれも素晴らしいと思う。小説のほうも、いずれきっと名作のひとつくらい書いてくれると期待している。しかし本書ではなかった。
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4048737902
No.12:
(5pt)

涙がこぼれました

私には統合失調症かもしれないと診断された子どもがいます。この小説の主人公のすがたに子どもの姿を重ねていました。
主人公の青年の回復と社会復帰をはらはらしながら応援しつつ一気に読みました。私にとってはとても有意義な内容で心から感動した一冊です。
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4048737902
No.11:
(1pt)

ヒロインがどうにもウザい

作者の精神科領域の著書が面白かったので、読んでみましたが。
読者を引っ張っていく力は確かにあると思いますが、いかんせん
ヒロインの美知がビッチ。主治医の先生も利己的でイヤな男。
病気の時の晃は、人間離れしていて妙にカッコイイけど
後半、全く存在感無し。
その他脇を占める人々も魅力なく、無意味にいい人すぎたりして
誰にも共感できない。
競馬場の描写がダラダラ続くのにも、食傷。
一気に最後まで流し読みして、”ビッチ‼︎” とつぶやいてしまいました。
…後味悪い迷作?でした。
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