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親不孝通りディテクティブ
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親不孝通りディテクティブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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連作短編なので読みやすいです。大傑作というわけではありませんが、いずれもプロらしい水準作です。最後まで飽きずに読めました。もう一作も読んでみようと思います。 「夏のおでかけ」でパーキングエリアの壇ノ浦が出てきますが、正しくはめかりです。関門海峡のパーキングエリアは下りが壇ノ浦、上りがめかりです。初版1刷で。すでに訂正されているでしょうが。 | ||||
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ずいぶん前に「屋上物語」を読んで、同じ作者の作品をなんとなく続けて読む気がしませんでした。久しぶりに「親不孝通りラプソディー」を読んだところ、波長が合い続け様に買い求めている途中ですでにお亡くなりになったことを知りました。とても残念です。 | ||||
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博多を舞台にしたハードボイルド・ミステリー 北森氏はこんな男の世界も描けるんだと、彼の実力の高さを思い知った キュータとテッキの相反する個性(例えば博多弁と標準語)のキャラが活躍。 一区切りごとにキャラの主観を入れ替える凝った構成がおもしろかった。 「花の下にて春死なむ」でも、望郷の念を抱きつつも帰れない草魚というキャラが出てくる。 軽妙なタッチで描かれる本作だが、草魚と同じような想いを抱く羽目になるテッタ。 切ないラストだった。 | ||||
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博多ならではの料理シーンがあっても良かったかなという印象です。 ドとバタするわけではないのですか、全体の書き込みがもう少ししっかりしていた方が、解りやすい感じです。 シリアスなドラマではないだけに、その点が少し残念な印象です。 | ||||
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福岡のいろいろな場所で繰り広げられる事件の数々。地方都市にスポットをあてて、しかも九州以外の人にとってはかなりローカルな場所も出てきて新鮮な感じがした。キュータのこてこての博多弁がおもしろかった。福岡の友人もこんな感じなのでイメージしやすかった。コミカルにテンポよく読みやすい1冊です。 | ||||
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私はこの作者の、特に連作短編集の類が好きだ。それぞれが個性をもち適度な面白みを提供してくれる。 この作品は、博多の街を舞台としている。 この作品はハードボイルドの体裁を装っているが、厳密にハードボイルドとも言えず、かといって本格でも社会派でもない、ニュートラルな作品(実際そんなレッテル付けは無用なのだと思うが)であり、作中の会話の妙やテンポのよさからも比較的読みやすい作品だと思う。 ラストの一編は特に切なく、やりきれなささえ感じるのは、自然に登場人物に感情移入できるからなのだと思う。 この本を持って博多の街を訪れたとき、きっとあなたは長浜の片隅に「テッキ」の屋台を探し、お好みのカクテルを注文したくなるだろう。 | ||||
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物静かな男とうるさい男,そんな好対照ふたりの探偵短編集. まず,このふたりが別々に動くように描かれているのが印象的です. これが極端なふたりの性格のせいもあり全体にメリハリを効かせています. 博多弁の雰囲気や人情話が多めで,事件の割に重い感じがしないのも○. 凸凹コンビの関係や,双方のキャラクタがなんともありがちですが, それが却って安心感となり,むずかしく考えることなく読むことができます. ラストがちょっと悲しげで気になるので,願わくば続編を期待したいです. | ||||
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