■スポンサードリンク


百年文通



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
百年文通

百年文通の評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

時間SFファンにとっては、実に魅力的な一冊や思います。

以前、『ベストSF 2022』(竹書房文庫)で読んで魅了された「百年文通」。できればあと一、二作、著者の作品を付けてほしかったところだけど、まあ、しゃあない。
大正時代と令和時代の少女の、時を超えた文通を描いたこの短篇は、やはり、とても素敵な逸品やと思いました。
今回再読してみて、とりわけ、大正時代の少女・日向静(ひなた しず)が激怒して、笑顔のまま罵倒の文句を連ねるところが、非常に印象に残りました。

そして、本書を買って良かったなあ思ったのは、巻末の「あとがき」に記された【時間SFに関する覚え書】並びに、巻末付録の「時間SFガイド20 (2010~2025)」での、著者による時間SFガイドが読めたことです。
この手の時間SF、時間ミステリーは昔から好きなジャンルで、私も結構色々と読んできたつもりなんですが、伴名練(はんな れん)さんの読書量と、それを的確なコメントで紹介する水先案内文は本当に凄くて、圧倒されましたわ。この紹介文からまた、何冊も読んでみたい〝時間SF〟本が出てまいりまして、嬉しい悲鳴?をあげた次第であります。
百年文通Amazon書評・レビュー:百年文通より
4152104570

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!