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交番相談員 百目鬼巴
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交番相談員 百目鬼巴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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元刑事の交番相談員の推理で事件解決。 著者らしい推理ものであり、短編なのに謎へのアプローチは無駄なく解決へ展開され読みやすい。 さすがに設定がやや強引な面はあるが、刑事ものというより推理ものとして楽しめる。 | ||||
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オムニバスが返ってとても新鮮で、一話一話想像を盛り上げてくれます。私は、教場からのファンです。ファンには、たまりません。 | ||||
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好きな作家さんなので期待してましたが、犯行動機や方法に不自然さが有りリアリティにかけ、面白くありませんでした。 | ||||
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町の交番を舞台に、現場に赴くことなく 与えられた情報だけで真相を見抜いていく初老の女性というミスマープルのような交番相談員を主役とする掌編小説集。手練れの長岡弘樹の作だけに、どの話も きちんとまとまっていて それなりにおもしろい。しかし、なんか読後感が良くないんだよな。まず、安易に人を殺しすぎ。自殺する警官、殺される警官、警官に見殺しにされる人、事故死する警官、警官にひき逃げされて死亡する中学生、警官に殺される人、と交番を舞台にするにしては人が死にすぎ。そのほかにも自殺未遂の警官や、溺れて意識の戻らない警官も登場する。交番や駐在所を舞台にした警察小説はハートウォーミングなものが多いが、この本は陰惨な話ばかり。また、人を見殺しにしたり、ひき逃げしたり、殺人をしたり、薬物に手を出したり、パワハラをしたり、登場する警官もヤバいやつが多すぎる。 それから、第一話では パワハラの先輩警官を殺したことが正義のように扱われ、主人公も見なかったことにして終わるのがとても気持ち悪いし不快だ。パワハラは良くないことだろうが、殺すことが肯定されるのだろうか?その警官にだって親がいて、もしかすると小さな子供もいるかもしれない。パワハラはやめてくださいと口にすることもなく、同僚がイジメられるのを見て見ぬふりをしていたくせに、同僚が自殺したのはパワハラのせいだと殺してしまうのは とても正義とは思えない。見て見ぬふりをしていた自分も同罪でしょ。これを正義だと思って作品を書いた長岡氏の良識もうたがわざるをえない。 そんなこんなで、非常に読後感が悪い。 | ||||
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映像化されたらキャスティングは?などと考えながら楽しんだ。 どの短編も苦さを含んだ後味が印象的。 著者の新たな代表シリーズになりそうだ。 | ||||
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交番ないし駐在所勤務者の一人称で語られ、そこにふらっと交番相談員が登場して謎解きをする短編集。ヒントが甘すぎるのやら動機が短絡的すぎるのやら、シリーズ化を狙う意思が見えすぎているのやらで、あっというまに読了したものの、お値段に見合う満足感は得られませんでした。「教場」もそうだったけど、警察官が読んだら、さぞ頭にくるだろうなあ。 | ||||
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新聞の紹介が良かったもので購入してみましたが少し期待外れでした。推理状況が安易なように思えて、主人公の推理も後付けのような気がして、推理小説ならばもう少し複雑な方が面白いとかんじました。 | ||||
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意外に面白かったです。 | ||||
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刑事ものばかり読みますが、本作のように交番員に焦点を当てている作品は、あまり見ないので、新鮮でしたね。身近な感じがします。 | ||||
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久しぶりに小説を手にしたが、いやはや面白かった。まずはともかく文章が上手であり、次に取り上げた題材、登場人物や景色などの描写もいいし、話の展開も小気味よい。さらにミステリーではあるが、割合と明るく、あまり重たくなく、さらりと読めるのもいい。それとスピード感もあり、一気に読ませる力量も高いのでは。 | ||||
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面白くないのでもうあの書評は信じない | ||||
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面白いんだが、ヒロインの冴えより各章の人物の愚かさや卑しさの方が 印象として上に来てしまうのが何とも イヤミスとはまた違う後味悪さは癖にもなるが 個人的にはラスト2編の並び順逆にしてくれればなー。と | ||||
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作者わヒット作もあり、本を読んでいる方も多い筈ですが、今までに無い警察小説になっているので、ミステリーが好きなら観ていただきたいです。 | ||||
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まず、この小説は、よくある警察小説のようなどこかで凶悪な殺人事件等が起こり、経験豊かな刑事が総動員して解決にあたる、というタイプの内容ではありません。 むしろ、どこにでもあるような交番や駐在所(そういえば鉄道警察も出てきます)がメインの舞台であり、5話から成ります。 一般市民が普段目にする、例えば、交番にいたり、パトカーでパトロールしていたり、混雑する道路で交通整理しているような警察官たちが主人公となる各話で、警察OGで交番相談員として勤める60代の「百目鬼巴(どうめき ともえ)」が、どの回も目立たずして最後の一手を繰り出すという流れになっています。 とにかく、百目鬼さんは頭が良いし(冴えてるし)、何より穏やかに指摘する姿がカッコいい! 私にとって、長岡弘樹さんの小説は「教場」のイメージが強いので、タイトルに「交番相談員」とあるからにはきっと面白いに違いないと思って手にとりましたが、やはり予想通り面白かったです! しかも、普段「警察」小説が扱う事件からは想像もできないシチュエーションが多々あり、最後はゾッとするようなサスペンスの一面のありました。 個人的には、「瞬刻の魔」「曲がった残効」「冬の刻印」が特に印象に残りました。 今まで複雑な警察小説を専門に読んできた方にも、これはこれで、少々違う面から警察小説を見ることができてお勧めです。 とても楽しく読ませていただきました! | ||||
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