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近畿地方のある場所について
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近畿地方のある場所についての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 1~20 1/5ページ
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表紙のデザインや色調をガラッと変え、毒々しさ・禍々しさパワーアップ! あとは単行本の内容を補完する新しいエピソードをいくつか追加した位かな? など、舐めてた私が悪うございました。これはマストバイ間違い無しです。ネタバレ防止のため「どこ」が、或いは「何」が異なるのかは申し上げられませんが、映画版も加えた、それぞれの作品に対する簡単な感想です。 【単行本】斬新なアイディア、且つ確かな筆力が誘なう独特の沼。なかなかに陰惨で怖い話 【文庫版】同じテーマ、同じタイトルの作品なのに、あぁ、それなのに… 強いて言うなら哀切怪談 【映画版】これ、私の知ってる話と違うー、こんなに怖いなんて聞いてないー、と上映中、何度も思う良い作品で、2回も観に行ってしまいました。 映画オリジナルの内容、構成、俳優女優の演技力の高さ、クライマックスの【柿おじさん(笑)】の造形美、主人公の絶望が過ぎる最後のセリフ等々、色々と想定外、且つ怖すぎて、暫く悪夢ばかり続きました。 | ||||
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文庫版は内容が異なります。 | ||||
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自分もそうだったのですが、文庫版と単行本版、どちらから読むべきか、もしくはどちらか一方だけを読もうと思うならどちらを選択すべきか、迷われるかと思います 私は単行本→文庫版と読みましたが、どちらか一方だけを選ぶなら文庫版を選びます 両方読もうと思うなら単行本から先に読むほうが、読後感は良いかもしれません 単行本版と文庫版の違いは全体の三分の一程度で、それぞれで引用されているブログや雑誌記事等は同じです なにが大きく違うのかというと、それは読後感です 単行本版は短い資料の積み重ねで読者にとにかく気味が悪いと感じさせる手法がとられている一方、文庫版はしっかり物語としてまとめあげており、ホラーでありながらも物悲しささえ感じさせます そして一番驚いたのは巻末に袋とじでついている取材資料の違いです ネタバレにならない程度に触れると、単行本版は単に「取材資料」と題されているだけですが、文庫版には「瀬野が残した取材資料」と題されており、単行本版の資料を見るとひたすら気味の悪さを強調していますが、文庫版の取材資料を見ると更により一層の物悲しさが感じられます 単行本が文庫化される際に大きく手を入れる作家さんは背筋さんが初めてではなく、例えば伊坂幸太郎の『あるキング』や『モダンタイムス』などもそうでした(ちなみに『あるキング』は文庫版が好みですが『モダンタイムス』は手を入れる前の単行本版の方が好みです) というわけで、本書に関しては、私は文庫版の小説としての面白さを取りますが、読者を突き放すような気味の悪さを求めたい方は単行本版も楽しめると思います | ||||
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良かった | ||||
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コミックスも読んだが、小説の方が怖い。 | ||||
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近畿地方のある場所について』はカクヨムで追っていましたが、単行本は内容が異なると聞き購入しました。 主軸となる事件は同じながらも展開が変わり、一つの新しい物語として味わうことができ、感激しました。 ホラーというジャンルでありながら、視点を変えることで悲しさや愛に満ちた物語へと昇華されており、その美しさに心を打たれました | ||||
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文庫版…しっかり読まないと伏線回収が難しい だからこそ、納得の読みごたえです | ||||
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本編最後のページの意味を色々考えてしまう。 夜中一人で読んでると自分も巻き込まれてるのではと思う静かな不気味さがある。 ネット上での原作も読んでるけど書籍になると一味違う。 星5つじゃないのは「完璧」でないからで、事実上最高評価です。 おまけの(?袋とじは「もうひとつのMONSTER」(浦沢直樹作品のスピンオフ)みたいだと思いました。あれもインタヴューの積み重ねって形式だったし。 | ||||
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現実味があって怖いとの評判でしたが、そうは思えなかった。なので★3。 ただ、他は違うのかも知れないが、文庫版は普通に物語りとして楽しめた。佳境に入ったときは、ホラーにしては論理的に謎が解けすぎ、との評価もあるが、物語としてはこれが正解ではなかろうか。あちこちに散りばめられた(人間関係を含む)謎が一つになり、背後に隠されていた思いが明らかになる。思わず感情移入し、終わり方も、最後の画像集も、悪い気どころか切なく物悲しい美しさを感じ取れる。結局は呪いの肯定で終わるが、巻き込まれた多くの家族の姿も重なり、家族愛をテーマにしたただ悲しい話、良い物語だったと思えた。 映画もせっかくいい女優さんを使っているのだから、そのあたりを主軸にしたサスペンスに仕立てたら良かったのでは。 | ||||
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まず、WEB版、単行版とは内容が違いますのでそれを前提のレビューです オカルト、ホラー、モキュメンタリーをエンタメとして楽しむこの本を読もうとしてる層にこそ刺さる結末からの最後の記事でした 面白かった人、つまらなかった人、読んでみようか悩んでレビュー見てる人、全員にネット収集情報5(文庫版で追加)の最後の1行が劇薬です これをこの作者が書いてるという点でものすごいいろんな感情に揉みくちゃにされます カクヨムとも単行本とも映画とも違いますので、既読と思わずみなさん読んだほうがいい(断言) 最近だとテレ東の魔法少女山田にも共通する「怖い話をエンタメとして楽しむ消費者側」に対する釘刺しのような、はっと自身を振り替えさせられるような… ややもすると説教めいたメッセージなのに、お話全体を通して読んだときに思わず落涙しそうになる物凄い技術です ネット収集情報5は単行本で載せられても「ふーん、なんかいってら」だったと思います カクヨムでも単行本でも映画でも、この作品を楽しみ尽くした人にこそ染み込む展開でした 文庫版だけでももちろん楽しめますが、叶うなら注文して届くまでの間にカクヨムを読みましょう 可能なら単行本を読みましょう 余裕があったら映画を見ましょう 全部楽しんだ人は何も考えずに文庫版を注文して読みましょう | ||||
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とてもリアルで怖いですね。 読んでから映画を見るのもいいですよ。 | ||||
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映画予告を見て読んでみました。 どんどん話が絡んでいく感じが面白かったです! | ||||
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右ページはまさにスマホ画面 画期的です | ||||
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いくつかの短いエピソードがつながりあってある特定の場所とエピソードにつながっていくというイメージ。読了後は この本を最後まで読んだ読者もまたその世界に引き込まれて戻ることはできないことを予感させる作りになっている。 よくある話といえばそうだし、しっかりしたストーリー仕立てになっているわけでもないのでものすごく怖いという印象はなかった。(そういう意味では少し期待外れ?)直接的なビジュアルに訴えかけてくる分映画のほうが怖いかもしれない。新刊本、文庫本、映画と3拍子そろったプロモーションと(見ていないが)巻末の袋とじの写真などユニークは販促戦略は功を奏していると思う。話自体はどの地方でもありそうな話だがタイトルを敢えて近畿地方としているのもそこはかとないおどおどろしさを感じさせる。これが九州や北海道、関東地方だったらあまりピンとこない。いずれ場所が特定され聖地巡礼でホラーマニアが集結しそうだが(すでに始まっているのか??)映画を見る勇気があれば見くらべてみるのも面白いかもしれない。 | ||||
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おもしろいです | ||||
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ホラー苦手なんですが、人気だし気軽な気持ちで買いました。めっっっちゃ後悔。普通に怖いです。舐めてました。 オムニバス形式なのでスキマ時間に読みやすいし、文章も難しくないので文字苦手な方でも大丈夫です。ホラー苦手なら全然大丈夫じゃないです。 いいオチとかないです、怖いやつが怖いままで何も解決しないタイプのやつです。 調子に乗って文庫本も一緒に買ったんですけど開く勇気すら出ません、助けて下さい… | ||||
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二度読みました。1年前に読んだあと、映画を観て、もう一度読みました。 1回目では気付かなかったことに気付いたりして面白い。5と3にはなんの意味があるのだろう。まさるは本当に村の娘を殺した犯人だったのか。まさるの話を語った老人は何か隠しているような口振り。宮大工が作ったであろう祠を急ごしらえと言った矛盾。謎が残ります | ||||
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単行本を読んでから文庫本「映画化のため?(映画観てない)」、ならは、こういう設定の入れ替え、組み替えの発想は面白かった。 単行本を読んでいたからね。多分、作者には、どっちもコンセプトとしてあったんだろうなって感じ。 文庫本の方が、日本のドラマ、映画ぽいしなによりストーリー性やキャラクターを最後に出そうとしたかな。 単行本だと、考察要素が出て面白かっただけになるしね。 | ||||
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凄い。こういうアイディアどっから出てくるのか?本自体は、2日で読み終えた。断片的エピソードの章が、繰り返し出て来てクロスオーバーする。 紙書籍だったら、バラバラにして時系列で並び替えたい気分。最後のオチは唸った。ちなみに、本書が終わったを印す一文字にも鳥肌立った。 おすすめする。 | ||||
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今回の文庫版は資料パートはほぼそのままに、会話パートの設定を変更し新規に書き下ろすことでネット版および単行本版とは別の新たな物語となっている。 以前の2バージョンについて、個人的な評価としてはこのジャンルの作品として三津田信三に及ばずだったため、期待とは別の方向に伸びていった今回の文庫版が最も好みの作品となった。 「死者に思いを馳せ霊の存在を願う」という、最近のいくつかの梨作品にも見られたような価値観の描写が印象的。様々を諦め破滅に向かう二人が心の繋がりを求める様を描いているといった点では三秋縋にも通じるものがある。 これらの要素は主に終盤で描かれており、分量としては多くないがかなり好みで琴線に触れるものだった。改稿によって怖さは減ったが、物語としてよりまとまりがあり心に刺さるものになっているのではないかと思う。 | ||||
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