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遊廓島心中譚



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【この小説が収録されている参考書籍】
遊廓島心中譚

遊廓島心中譚の評価: 4.00/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

魅力的な舞台だがサスペンスに乏しい作品

幕末の横浜にある遊廓を舞台に、遊女、英国軍人、その妾である綿羊娘(らしゃめん)らが絡むという舞台設定は魅力的で、文章も上質、よく調べて書いてあると思います。ただ、だからといって面白いミステリーかというと、そうは思えません。父にかけられた強盗・殺人の嫌疑を娘が晴らそうとするのですが、その過程にサスペンスが感じられません。「次々とページをめくりたくなる」という、ミステリー小説を読む醍醐味が感じられず、読み終えるのに長期間を要してしまいました。終盤、主人公が真相について推論を述べるのですが、「何故この主人公に、こんなに全てが見えたのか」という疑問に加え、真犯人が明らかになっても「この程度の動機でここまでやるか?」という疑問が湧き、すっきりしません。「信実の愛」というキーワードが登場人物の行動の動機として頻繁に出てきますが、共感できず白けます。
選評によれば、この作品についての議論に大半の時間を費やした上に、手を入れて完成させることで授賞が決まったようです。その結果刊行されたのがこの本だとすると、失礼ながら「骨折り損」だったのではないでしょうか。なお、帯にある「密室」はミスリーディング。いわゆる密室殺人物ではありません。念のため。
本来なら星一つですが、よく調べて描かれた舞台設定に星一つを加えます。
遊廓島心中譚Amazon書評・レビュー:遊廓島心中譚より
4065368316
No.1:
(1pt)

駄作。買ってはいけない。

選評で、綾辻、有栖川、辻村、貫井といった面々が高い評価をしていたので買ってしまったが、大失敗であった。まさか東野の言う「期待外れ」「荒唐無稽」そのままであったとは。選考委員のうち私の趣味が一番合わないのが東野である。東野がそう評価するなら逆張りすればいいかと思ったのも購入動機の大きな部分を占める。東野先生ごめんなさい。これからはあなたの新刊も買います。
遊廓島心中譚Amazon書評・レビュー:遊廓島心中譚より
4065368316

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